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【開催終了】写真評論家・飯沢耕太郎『完璧な小さな恋人』刊行記念展が開催中!アーティスト11名による写真・イラスト・立体作品を展示

写真評論家の飯沢耕太郎さんの26年ぶりに刊行された第二詩集『完璧な小さな恋人』。11名の様々なアーティストが手がける写真・イラスト・コラージュ作品とともに、『日本写真史』執筆中に溢れ出た飯沢さんの詩篇が収録されています。

この『完璧な小さな恋人』の刊行を記念した展示が、目黒のコミュニケーションギャラリーふげん社にて開催中です。飯沢さんと参加アーティストが創り出す世界観を、ぜひ直接ご覧ください。

『「芸術写真」とその時代』(筑摩書房、1986年)でのデビュー以来、飯沢耕太郎さんの持続的で、熱心な、「評論」を軸にした「写真」の世界への関与には、目をみはるものがあります。『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書、1996年)でサントリー学芸賞を受賞したその年に、一方で、飯沢さんは『茸日記』(三月兎社)という一冊の詩集を出版したのを知っていますか?

そこから四半世紀あまりの月日を経て、『日本写真史』という大作の執筆中に溢れ出た22の詩篇がいま、様々なアーティストの写真・絵・コラージュ作品とともに、詩集『完璧な小さな恋人』としてまとまります。

気鋭のグラフィックデザイナー、田中せりさんによる装幀も秀逸。詩集でありながら全ページカラー印刷の華やかさを存分に生かしたページデザインに加え、随所に散りばめられた別帖や観音開きなど「紙」であることの特性を利用した仕掛けが、読む・見る喜びを喚起し演出します。

コロナ時代の憂い、妹を思う永遠の哀しみ、無邪気、幻惑、好奇、引用、色褪せない表現への冒険心が、自由に、リズミカルに響きわたる一冊です。

ふげん社ホームページより引用
https://fugensha-shop.stores.jp/items/6370880eabc35c13d547665c

飯沢耕太郎『完璧な小さな恋人』刊行記念展

期間:1月6日(金)〜1月22日(日)
時間:火〜金曜 12:00〜19:00、土・日曜 12:00〜18:00
休日:月曜日
会場:コミュニケーションギャラリーふげん社
出品作家:飯沢耕太郎、野村仁衣那、ときたま、磯部昭子、下瀬信雄、村上賀子、サイトウマサミツ、小林小百合、川田喜久治、小平雅尋、尾仲浩二

『完璧な小さな恋人』(ふげん社)

オールカラー・116ページ
価格:3,300円(税込)

飯沢耕太郎 プロフィール

写真評論家でありきのこ文学研究家。1954年、宮城県出身。1977年に日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。

主な著書

『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996)
『デジグラフィ』(中央公論新社 2004)
『きのこ文学大全』(平凡社新書 2008)
『写真的思考』(河出ブックス 2009)
『深読み! 日本写真の超名作100』(パイインターナショナル 2012)
『きのこ文学ワンダーランド』(DU BOOKS 2013)

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この記事を書いた人

『MARSH(マーシュ=沼)』。2021年末にサイトローンチした写真とカメラのWebメディア。カメラ・写真沼の住人を満足させるべく、人気写真家による連載フォトコラム、第一線で活躍するフォトグラファーによる機材レビュー記事などを鋭意更新中。