皆様どうもこんにちは。相澤です。
皆様にはまったくもって興味ないこととは思いますが、先日約半年ぶりに体重計に乗ったところ、人生で最大の、なかなかに衝撃的な値を叩き出しました。
冬の間の運動不足と不摂生が祟り、見事に体重に反映されてしまったことを反省し、私の生家の程近い場所に流れている川をおよそ往復で約40kmくらいでしょうかね、自転車で荒川の方まで走っていったんです。
その日はすれ違う人に薄着の方も多く、とてもあたたかい心地の良い陽気でして、途中至る所で川の中に入って遊んでいる子供たちがいましてね。
飛び込んだりじゃれあったり、潜水対決みたいなこともしてて、楽しそうでした。
この川、私が生まれた1970年代にはそれこそ生活排水や、工業排水などでそれはそれはもう汚い川でして、暖かくなってくると近くを散歩するだけで嫌な臭いがするような日もあったりで、私が子供の頃にはザリガニなどが辛うじて生息し、水にはなんとか入れるにしても、投げ捨てられたガラス瓶の破片などで足を切ったりすると翌日には傷周辺が倍くらいに腫れ上がるような状況だったんです(私はそんなこと知らんがな精神でザリガニなどを捕まえて遊んでました)けど、それがいまではもうすっかり清流と呼べるまでに復活していて、子供も心置きなく遊べる川となっています。
私の幼少期などは、バイ菌なんて気にせず川に顔まで浸けて遊びたければ、母方の実家のある栃木県に帰郷した際にしかそんな経験できなかったのですが、今現在では、郊外とはいえ東京に思う存分遊べる川があるということが非常に羨ましいです。
やはり子供は自然の中で思う存分遊ぶのが情緒を養ういい経験になるんじゃないかと思います。
こういった、汚れた川をいつか子供達が遊べるくらいの美しい川に戻そうと、長期的な目で地道な仕事をやりきる方々には頭が上がりません。
いやそれにしても皆さん。
この文章、その川を散歩した時に書けよって思いますよね。私もそう思います。
さて、第4回東京さんぽみちですが、申し訳ありません、今回ちょっとあまりに寒かったので、モデル撮影を早めに切り上げました。
なので、今回この記事は中編ではなく、後編となります。
とてもそのかわりにはならないとは思いますが、細かく密度の濃い雨の中で静かに夜を迎える公園を写して参りました。
どうぞご覧ください。
小金井のさんぽ写真

とりあえずね、もう今日は切り上げる感じでね。

売店であたたかいコーヒーでも買って帰りましょう。

車を停めた駐車場の近くで咲いていた八重咲きの濃いピンクの桜。寒緋桜(かんひざくら)っていうのかな。

売店で甘酒を買っていました。
この寒さにあたたかい甘酒はいいチョイスでございますね。

というわけでtakazawaさんともここでお別れ。
ありがとうございました。

さて、圧倒的に足りない枚数の確保のため、私再び公園に戻って参りましたが、変わらずの冷たい雨。
でも、なんだかんだと雨の日に撮る写真、好きなんですよ。
好きなんですけど、実際雨が降るたびに外に撮りに出かけるわけではないです。
それは好きって言わないか。

車に積んであった上着を着込んだのでちょっと元気です。
精神が生き返りつつあります。

公園内にはいろいろなスポーツを楽しむ施設がありまして、ひとりの少年が黙々と雨の中シュート練習(?)してました。
学生時代を思い出しますね、私は陸上競技でしたが。


毎年満開のときにしっかりと雨が降りますね。
しかしこの厚い雲を通過した弱く柔らかい光が、細雨の雫で乱反射している中に薄い色彩で浮かび上がる濡れ桜、いいですね。

お墓かと思いましたが、水飲み場でした。


上2枚の桜は望遠側の70mm相当で撮りました。
勝手に映画『細雪(1983)』の冒頭部分の雨に濡れる桜のシーンを思い出しました。あのシーンはもっと長いレンズで撮っていると思いますが。

園内には本当に様々な樹木が植栽されております。
こちらは椿ですね。
椿っていつ見ても地面に散らばってるイメージある。

友人の娘さんが椿ちゃんっていうんです。
椿の花は早く落ちるから人名に用いるのは良くないと言われているとのことで、親族から猛反対されたと言っていましたが、私はとても素敵な名前だと思います。椿。
私は女の子が生まれたら弓と優と豊と香と蘭と菜と麻と悠と花と智と礼と月と清と文と美と秋と幸と代と子を入れたいです。
一切そんな予定ないですけど。

確かISO1600とかでしょうか。
いささかノイズが目立ちますが、そんなことは知ったこっちゃありません。
あーあ、それにしても犬の散歩してぇです。秋田犬飼いたい。いやねこかな。ヨウスコウワニもいいですし、ゾウガメも飼いたいです。

やっぱりフラッシュがついているのはとてもとても大きな利点です。
暗いところでも気軽に撮りたいですしね。





つい調子に乗って光らせすぎてたらバッテリーが終わりに近づいて参りました。いや、でもウインウインと四六時中レンズをズームさせていた割には結構な枚数撮れる。

気がつくとかなり暗くなってきましたね。

昔、スタジオマンだった頃、こういったコントラストの低い空間で写真を撮るのがすごく好きでして、この日のように厚い雲で細かな雨が降るような条件のときは、スタジオから極太の最重量ジッツォとTOYOの4×5をかついで様々な場所に撮りに行ってました。機材は空いてれば貸してもらえるんです。
シュナイダーのジンマー180mmかなんかをめっちゃ絞ってね、30秒、1分とか露光して。
昔は4×5のフイルムも今ほど高額ではなかったので、時給680円の身分でもそれなりに枚数撮ることができましたね。
あとスタジオにくるカメラマンの師匠方が期限切れのフイルムとかをくれるんですよね。
なのでフイルムにはあまり困らなかったな。
月末に現像代の請求書が送られてくるのは怖かったですけど、時給680円でも、月によっては30万円近くになってたくらいのハードワーク(当時は不思議ではなかった)でしたからお金使うのって現像代くらいだったんですよね。

雨ってひと言で言っても色々あるでしょう。
霧雨、五月雨、小雨、時雨に氷雨などなど。
季節や時間、もっと言うとその時の気分でも見えて来る雨の表情は変わっていきますね。


うーん、濡れる花はやっぱりいいですね。
これなどは撮った時にはほぼ夜でしたが、それなりに写っています。

もう桜の木の下は真っ暗です。
今この公園内に居るのは私くらいではないかと思うくらいとても静か。
じっと立ってブレないようにしっかりとカメラを構えると、雨音しかしません。
それにしても雨音を「しとしと」と表現した人、素敵ですよね。

正面に見えるのが江戸東京たてもの園ですね。
施設内は今回のような商業目的ですと大人の許可が必要になりますので、お気をつけください。

という訳で、今回はここまでとしましょうか。
予告しちゃいますけど、次回は天気の良い日に今回と同じカメラ、ソニー・サイバーショット DSC-RX100M5Aを使用したさんぽみちをお届けします。
桜がちょっと季節外れになってしまうかもしれませんが、その辺りはご容赦ください。
次回もお楽しみに。
今回のロケ地 小金井(小金井公園)

こちらの小金井公園は、なんといっても昭和29年(1954)の開園なのですが、なるほどそれぞれの桜の樹形に歴史を感じます。
台風などの影響でしょうかね、結構折れてしまった枝なんかもあって、私などは毎回此処小金井公園に行ってはさまざまな樹木に歴史を感じつつしみじみ眺めています。
少し前までは人の手が入ってない野生を感じる樹木の歴史が好きだったんですが、ここ数年はここにあるような徹底的に人に管理された樹木の歴史も愛でれるようになってきました。加齢でしょうか。
天気の良い日は本当に人出が多く賑わっている公園なのですが、今回のような雨の日の佇まいもなかなか素敵でした。
駅からは若干距離があるのですが、バスも出ており、駐車場も多く、非常によく整備された居心地の良い公園で、私はかなり通っています。
出向いた際は是非園内やお近くのお店でお金を落としていってください。
あ、商用撮影は許可が必要ですけど、江戸東京たてもの園もありますよ!
一緒に散歩した女の子:momokotakazawa

■Instagram:@momokotakazawa
いやほんとめっちゃ寒い中、つきあってもらっちゃって申し訳ないですね。
そんな中でも常にかわいくいてくれてなによりありがとうございますほんとに。
今回使用したカメラ
サイバーショット DSC-RX100M5A

実は私、ソニーのカメラをしっかり使うのがこれが初めてなんですが、このカメラ、とてもいいんです。
1インチのセンサーなので(確か)もちろんある程度は限られてしまうんですが、その不自由さがちょうど記録写真にはちょうどいい描写なのかもしれないなと思います。
レンズのボケなどで過剰に写真を演出することを最初から捨てることが出来、撮影時に無駄な色気が出ないおかげで割り切って撮影に臨めるのは気分的にかなり楽でした。
作例を撮るにはいささか気の毒な天候だったので、後日晴天でも撮りたいと思いました(その際はこのレビュー記事に追記します)。
しかしそんなコントラストの極めて低い条件でも、しっとりとしたやさしい描写をしてくれたのではないかと思います。
電源入れてから撮影可能になるまでのかかる時間がなぜか毎回違うのがいささか不思議なんですが、これはなんでしょうかね。
今回、焦点距離はステップズームに設定し、24,28,35,50,70mmをそれぞれ使いましたが、普段多用する28,35mmが自然と増えてしまったんですが、ご容赦ください。
この東京さんぽみちではこれまで私がひとり勝手にズームレンズはつかわねぇよ縛りでやっていたんですが、連載4回目にして早速破りました。そんなしばりも無くしていこうと思います。
私の知らないだけで、実際は設定可能なのかもしれませんが、電源を入れた際に自分の好きな焦点距離からスタートできるようになったらいいなと思いました。
そして、特筆したいのですが、フラッシュがついてるのは高得点ですね。今使っているGR2の中古が市場からなくなったらこのカメラを使いたいと思いました。
その時は誰か私に買ってください。
あとがき

寒かったですが、雨降る夕刻の公園巡り、なかなか楽しかったです。
ではでは。
相澤義和さん連載コラム『東京さんぽみち』バックナンバー
















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