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東京さんぽみち【第9回:梅ヶ丘〜後編〜】

どうもこんにちは相澤です。

ようやく涼しくなって過ごしやすい日が続くようになってまいりました。

これから心地よい時間がしばらく続きそうです。

それにしましても、日々様々な出来事が起きて、ものすごい速度で世の中が変わっていっていることを実感せざるを得ない機会が多くなってまいりましたね。

一年があっという間に過ぎ、来年のこの季節にはこの世の中がどういった状態になっているのか皆目見当もつきません。

はい、というわけで、とうとう梅ヶ丘さんぽも最終回となってしまいました。

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百日紅がきれいです。

なんか百日紅ってメジャーになりきれない感じありますよね。

好きなんですけど。

こちら豪徳寺ですね。

もう空は結構暗いんですよ。

ここで内藤さん、せっかくなんで下北まで歩きましょうよと提案してきました。

私もう既に腰も心も足もボロボロですが、どうせなら行ってしまいましょう。

いらっしゃいました。遊歩道で佇むねこさま。

さぁ、前編ではまったくもってねこさまに相手にされなかった内藤さん。

今度ばかりはと、この企画の撮れ高も計算に入れつつ接触を試みます。

いや、いいですね、距離感を保ち、先ずそこに座る。

確かにこれ以上近づくのは無理でしょう。

いい感じの緊張感です。

内藤さん、甘い感じでなおなおと話しかけながら、ねこさまの肖像写真を撮ろうとしています。直訳すると「あなたのような美しいお方に触れてしまうなんて、とても恐れ多いことでございますわ、せめてあなたに会えぬ日々にあなたのお姿を想って過ごす為にも、どうかあなたのお写真を残させてくださいませんか」と、懇願します。

なんとなくねこさまの了解を得たような空気の元、「少し上からの構図にて失礼します」と言った瞬間やはりえらいもんで、ねこさま完全にあっち向きます。

これ、ほんとうによくありますね。野良じゃなくても、飼い猫でも、犬でも、うちで飼ってるカメでも同じような事があります。

人はシャッターを押す瞬間になにか妙なエネルギーを発するのかもしれません。

カメラを外すとまた内藤さんを見てくれてますね。

というわけで残念ながら結局写真撮れず、触らせてもらえずでしたが。

反省会を開く内藤さん。

あっちの方に百日紅が咲いています。

もう車もヘッドライト点けてますね。

もう完全に夜です。

そんなこんなで途中大人の事情により端折りますが、なんとか下北沢の駅に到着です。

この日なんと、11キロ歩いております。

しかし内藤さんケロっとしていますね。体力なかなかです。

当然私は私でかなりの勢いで死に近づいております。

はい、かわいい。

そんなこんなで、駅構内で撮るのもアレですから、東京さんぽみち梅ヶ丘後編、ここらでおしまいさせていただきたいと思います。

最後までお付き合いいただいてありがとうございました。

今回のロケ地:梅ヶ丘

今回は冒頭の羽根木公園ありきでここ梅ヶ丘を待ち合わせにしました。

梅ヶ丘に住む友人が「これといってなんもないよ」と言っておりまして、これと言って特徴がないという街だという事前情報を得ておりましたが、確かに静かな住宅街といった趣で、公園と住宅が目につき、生活のし易そうな印象があります。

羽根木公園は高低差があって非常に良い公園です。

中編で少し登場しますが、こどもの遊び場がすばらしいです。

ちょうどいい感じで自然と触れ合えるいいバランスの公園でした。

今回使用したカメラ・レンズ

PENTAX K-1 Mark II ボディ

PENTAX(ペンタックス) HD PENTAX-FA31mmF1.8 Limited [ブラック]

こちら、前回と同じボディで、レンズだけ替えて使用させていただきました。
前回の43mmがあまりに素敵なレンズで、わたくし惚れ込みすぎてしまいました。なので今回の31mmも使ってみたくなりまして、この度編集部にリクエストさせていただきました。
こちらのレンズもとてもよいと思います。
撮影の日は曇天で、晴天よりはそのものが持つ色が出にくいわけですが、このレンズはなんとなく私の好きなトーンで色を出してくれました。
ペンタックスの色っていいですよね。
シチュエーションによっては色収差がなかなかえぐいのですが、そういうのを気になる人が使ったらすこし気になるかもしれません。
絞り開放付近は若干締まらない絵になります。
しかしこの辺りの曖昧さが非常にいいんです。どう伝えていいのかわかりませんが、とても優しい描写をするレンズだと思います。
これは雨の夕方とかに撮ったらいい感じになるかもしれません。
ボケもとても美しいと思います。

今回、ペンタックスのフルサイズ機と43mm、31mmの二本のレンズをあまりに気に入ってしまったばかりにこの撮影意外にも持ち出していろいろなシチュエーションで撮ってみたのですが、個人的にはそれら二本の持つ絶妙な美しさが現れる状況が見えてきて、とても楽しかったです。
少なくとも前回使用した43mmレンズを使うためだけにもボディを買いたいと思っているのですが、K-1マークⅢはやく出ませんかね。

一緒に散歩した女の子:内藤すみれ

■Instagram:@naitosumire

あとがき

いや、そうそう、モデルさんに当日使用したカメラを持ってもらっている写真をここに掲載する段取りだったんですけど、さんぽみち第2回目からずっと撮り忘れてました。

相澤義和さん連載コラム『東京さんぽみち』バックナンバー

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この記事を書いた人

1971年、東京都東久留米市生まれ。1996年、四谷スタジオ(現・スタジオD21)入社。2000年に相澤義和写真事務所を設立し、フリーランスとして独立。2019年に初写真集『愛情観察』を発行。2020年4月に2作目となる写真集『愛の輪郭』を、2022年4月には3作目となる写真集『愛情観察NEO』を発表している。