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東京さんぽみち【第1回:駒場東大前〜中編〜】

みなさま。

新年明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

私は、晦日に実家に戻った際に、若い頃に読んだ書籍や当時観ていた映画のDVDなどを持ち帰ってきました。その中に1983年市川崑監督の映画「細雪」(谷崎潤一郎原作)があり、なんとなしにそれを再生しましたら、これがまたとても面白いんです。

「細雪」のDVDはまだ私がスタジオアシスタントの頃に制作会社の方から頂いた物でした。もう20年以上前のことですから当時の細かな記憶はほとんどありませんが、あの頃観た若い私にはいささか退屈だった「細雪」は、時の流れとそれに伴い稚拙ながらも重ねてきたこれまでの人生経験による視野の変容によって、まったく違う作品として私の前に現れてくれました。

こんなに美しい映画だったとは。

時間というものは観るものをこれだけ違うものに変えていくんだ、ということを改めて実感いたしました。谷崎潤一郎の原作を含めて、もっとこの件について語りたい気分になってしまいましたが、あんまり長くなってしまってもあれなので、その辺りは別の機会に。

さて、連載第二回ととなる今回は前回に引き続き石神澪さんと駒場東大前の散歩写真をお届けします。

それではどうぞ。

目次

駒場東大前のさんぽ写真

駒場公園の入り口の門扉ですね。石造りの重厚感すごい。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: LINE_ALBUM_211118_211119_63-1024x683.jpg

旧前田邸の庭だったであろう広場。

館内に飾ってある家族写真に、ここに設置された遊具や、飼われていた(?)馬などで遊んでいた前田侯爵の子供たちの姿がありました。こんな季節の移ろいを身近に感じる場所で遊べて、当時の華族や軍人が代わる代わる遊びにきたらそりゃ楽しいだろうなぁと思います。

はい、かわいい。

お決まりのブランコカットです。

おそらくですが、私が乗ったらいずれかのタイミングで落下し骨折します。

あ、このコラムに使ってるそれぞれの写真はですね、私がまとめてざっと送った写真群を、横着な私に変わってありがたいことに担当編集氏がセレクトして並べてくれてるんですよ。

なので彼はすっぽんのこの写真は使いたかったということですね。

はい中編はここまでです。次回お楽しみに。

今回のロケ地:駒場東大前

中編総括

駒場東大前のたいやきは美味い。

一緒に散歩した女の子:石神澪

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: LINE_ALBUM_211118_211119_53-1024x683.jpg

■Instagram:@leipooon

今回使用したカメラ・レンズ

FUJIFILM GFX 50R ボディ

このなかなかなサイズ※のカメラ。もちろん日常生活に即したカメラというよりは、しっかりと腰を据えて構えるカメラなんだろうと思います。なので使う前は三脚必須だろうと思っていました。これまでコンパクトデジカメでやってきたような散歩写真と同等のラフな撮り方をしたらブレ連発だろうなと覚悟して臨みました。ところが、やってみるとブレたカットがあまり見られません。もちろん室内の暗いシーンなどでは多少気を使ってシャッターを押しましたが、それ以外はかなり雑に撮っています。そうですね、1日使って欠点らしい欠点は重量、そしてAFスピードくらいでしょうか。ちょっと遅いけど、この大きな身体では無理もありません。タイミングに慣れればなんとでもなりそうです。あ、そうそう、バッテリーも700枚くらいは撮れました。

※幅×高さ×奥行き:160.7mm×96.5mm×66.4mm/質量:約775g(バッテリー、メモリーカードを含む)

フジノンレンズ GF50mmF3.5 R LM WR

35mm換算で40mmくらいでしたっけ。被写体との距離感がちょっとだけ遠くなり、少しだけお相手を祭り上げることができる気がします。以前はこの焦点距離は初めて顔を合わせる相手とかに意識して多用してたりしました。

FUJIFILM X100V [ブラック]

このカメラ、普段使ってるんで、今更使用感とか聞かれてもちょっと照れるんですが、なにしろファインダーの仕様が好きで使ってます。あとはダイアルなどで統一されたアナログ的な使用感でしょうか。これはフイルム世代にはとても使いやすい。でもシャッター音をなんとかして気持ちいい感じにして欲しいです。

あとがき

前回、カメラサイズのことを言いましたが、撮影の途中、約一時間ほど石神さんにこのカメラを首からかけて使ってもらったんですが、思いの外「そんなに重くないよ」って言ってました。重さが気にならないくらい使ってて楽しいっていうのは確実にありますね。

相澤義和さん連載コラム『東京さんぽみち』バックナンバー

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この記事を書いた人

1971年、東京都東久留米市生まれ。1996年、四谷スタジオ(現・スタジオD21)入社。2000年に相澤義和写真事務所を設立し、フリーランスとして独立。2019年に初写真集『愛情観察』を発行。2020年4月に2作目となる写真集『愛の輪郭』を、2022年4月には3作目となる写真集『愛情観察NEO』を発表している。

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