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東京さんぽみち【第7回:上野〜前編〜】

みなさまどうもこんにちは。

相澤でございます。

今日は6月25日でして、エアコンの調子がいまいち上がらずに溶けるような暑さの中で、熱を発するパソコンの前でこの文章に取り掛かっているわけですが、若い頃は夏の暑さが好きで好きでたまらなかったはずなのに、寄る年波には勝てないというわけでしょうか、わたくしすっかり浜辺に打ち上げられしなび始めているミル貝の身のようにだるだるになっております。

最近過去のさんぽみちを見返していたんですが、この冒頭挨拶文、意外にあっさり終わらせてる回もあったりして、われながらその辺りは適当なんだなと改めて反省するわけですが、それをさらりと流してくださる編集フォックス氏にはこの場をお借りして感謝申し上げたい次第でございます。

さらには読者の方々、いつもお付き合いいただいて誠にありがとうございます。

さて今回の東京さんぽみち、第何回になるのかわかりませんが、今回は新潟県出身の瀬戸羽咲さんと上野に行ってまいりました。

使うカメラはオリンパスのPEN E-P7 です。

私アシスタント時代から地味にオリンパスが好きです。

オリンパスの方からすれば、どうせなら派手に好きでいてくれよと言いたいところだと思いますが、フィルムカメラのXAとμは未だに現役で動くものを数台所有しています。

現在デジタルカメラは持ってないので敢えて地味にとさせていただきますが、今回のこのオリンパスPEN E-P7 ボディ、出てくる画が個人的にとてもぬるっとナチュラルで好みでしたので、そんな辺りも含めてどうぞごゆっくりお楽しみください。

それでは行ってまいりましょう。

はい、可愛らしいですね。

一発目で私、今日の服は特攻服かなにかですかとオヤジネタを決め込みましたが、瀬戸さん大人の対応で「ははは」と非常に乾いた笑いでその場を凌ぎました。

今回のさんぽみち、どうぞよろしくお願いします。

なんか市場みたいなのやってたらしいんですが、終わってました。

特攻服いじりといい、イベント開催終了といい、今回のさんぽみち、いきなり暗雲立ち込めます。

しかし、だいたいこのさんぽみちはいつもこんな感じ。

そんなことは気にせずに先へ進みましょう。

なんせ目的なんてないのですから。

突然、割と早めに目的地に到達可能な小型ロケット的シルエットで静止する瀬戸さん。

まさか噴水を初めて見たとでもいうのでしょうか。

そんなわけではなさそうです。

ちょっと行くと野口英世博士の銅像がありました。

上野は銅像天国ですね。

有名な西郷にいさん像などもふくめてたくさんの銅像がみれます。

なにやら電源が入りそうなおかしな形の棒を持って仁王立ちする人にも見えますが、これは試験管でしょうね。なにせあの野口英世博士ですから。

ふと横を見ると、なぜかこの野口英世博士像には異様な熱意で何枚も何枚も写真を撮る瀬戸さん。私より多くの枚数撮ってました。

見てくださいどうですか。このカメラを見る真剣な表情。

私が忘れかけてた写真への情熱を思い返させてくれます。

こちらあの有名なロダンの「考える人」でしょうか。

「考える人」はオリジナルが21体あるんですってね。

この日は休館で入れなかったんですよ。

瀬戸さん、銅像が好きなんですかね。

娘「ママ!カメラ持った変なおじさんいるよ!」

母「しっ、見るんじゃありません」

カラスと対話するおとうさん。

カラスがぴょんぴょんとおとうさんの周りを飛び跳ねていて可愛かったです。

飼ってみたいよなぁ、カラス。

友人の知人の知人の知人のほぼ他人が飼ってるのを見たんですけど、もう飼い主に甘えてくる姿とかたまらんですよ。哺乳類とはちょっと違う委ね方をしてくるんですよね。

この個体は野生だと思いますが。

たまにこういった年配の方と仲が良さそうに戯れ合ってるカラスの姿を目にしますね。

よく見るとおとうさんもかわいい。

小松宮彰仁親王像。

めっちゃかっこいいですね。これもっとちゃんとアングル見つければよかった。後悔。

瀬戸さん、銅像の頭の上の『ふぅわさっ』とした何かについて言ってるんだと思います。

唐突ですがこちらの花園稲荷神社。

縁結びのご利益があるとかで、入る前に瀬戸さんから「相澤さん、神様に一緒に来たと思われて縁を結ばれては困るので、最低でも8m以上離れてください」と言われました。

嘘ですけど。

いいですね。

瀬戸さん、こういうことさらっとできるんですね。

記念写真をパチリ。

瀬戸さん、お芝居をやりたくて新潟から上京してきたらしいのですが、上野の街の雰囲気は最初に触れた東京の空気として記憶に残っているようです。

まだ懐かしむほど時間が経過しているわけでもないでしょうけど、しみじみしてます。

というわけで、前編はここまでにしておきましょう。

中編はおそらくアメ横に潜入します。

今回のロケ地:上野

上野ですね。

上野の街って改めて書けと言われると何を書けばいいのか分からなくなってしまうのですが、若い頃にはアメ横で買い物などしたりして結構遊びに来ておりました。

上野は結構アンダーグラウンドな遊びをする街なイメージがあるんですが、もちろんそんな事を詳細に書いたらおこられてしまいますので、ここは一応まっとうな社会人として大人な文章を書こうと思います。

上野はみんな大好きパンダさんのいる上野動物園もありますし、国立博物館や東京都美術館、上野の森美術館その他もう書き切れないくらいの施設がありますので、行って仕舞えばもうあとはなんとかなると言うことで、私若い頃はデートするのによく利用しておりました。不忍池などをずるずると散歩したりお金のなくてもなんとか楽しめるのが上野のいいところ。お金を使わない遊びを当時の恋人たちがどう思っていたのかは置いといて、なんでしょうね、街自体に独特なエネルギーがありますから、それを感じるだけでも結構楽しめていたというのが当時の感覚だったと思います。

今現在もコロナからすこしずつ活気も戻りつつあるようで、平日の昼間っから居酒屋も結構賑わっておりました。

ほんとここのところ縁遠くなっているので、新しい上野の街をご紹介することはできないのですが、ひとまずは王道の上野動物園から不忍池アメ横食べ歩きくらいで十分楽しめちゃうんじゃないでしょうかね。

今回使用したカメラ・レンズ

PEN E-P7 ボディ [シルバー]

OLYMPUS(オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 [ブラック]

以前、オリンパスのTG-4を少しだけ所有していたことがあったのですが、それ以来のオリンパス製品。

冒頭文にも書きましたが、オリンパスのフィルムカメラは結構持ってました。アシスタント時代にはXAから始まってμやハーフのPENを持ち歩いてスナップ撮ったりしてましたね。今でもXAとμは数台どこかに眠ってると思います。

オリンパスは医療機器のイメージもありますから、相応にしっかりしたカメラを作っているという印象ですが、このカメラもとても使いやすく、手に持つとしっかりと作られた製品という感触です。このフィーリングは結構大事ですよね。

普段はこの企画JPEGで撮っていますが、今回はなんとなく現像のプロセスを経てみたかったのでRAWで撮ってみました。いつもは基本的にこの企画のようなスナップ撮影する際には絞り優先オートのマイナス2/3に設定して撮りまくることにしており、今回も生データはそれで積み上げていったわけですが、あとで作業をする際に、これまでの自分の感覚と変わらずに調整することができて、とても合わせやすかったです。

普段使っていない初めて触るデジタルカメラは撮影途中で、この操作どうやるんだっけ?あの設定どこからいくんだ?ってことがままあるんですが、このオリンパスのPEN E-P7はなぜだかほとんどなかったですね。

最近のデジカメはそういう部分も成熟してきているんでしょうかね。

いずれにせよ、おそらく後編くらいに多用しますが、内臓フラッシュがついているのが本当に素晴らしいですね。私個人的にも夜に写真撮ることが多いので必須なんですよ。でも外付けほど仰々しいのはいらないっていうわがままを叶えてくれてます。こちらの内臓フラッシュ、ものすごく使いやすいのでとてもおすすめ。

とても欲しいです。

毎回言ってますが、誰か買ってください。

一緒に散歩した女の子:瀬戸羽咲

■Instagram:@u.usaki

あとがき

この瀬戸さんおもろい

ではでは。

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この記事を書いた人

1971年、東京都東久留米市生まれ。1996年、四谷スタジオ(現・スタジオD21)入社。2000年に相澤義和写真事務所を設立し、フリーランスとして独立。2019年に初写真集『愛情観察』を発行。2020年4月に2作目となる写真集『愛の輪郭』を、2022年4月には3作目となる写真集『愛情観察NEO』を発表している。