モータースポーツ撮影におすすめのレンズ8選!選び方も解説

サーキットを疾走するマシンを写真に収めたいと思ったことはありませんか?
モータースポーツの撮影はスピード感や迫力を表現できる一方で、どのレンズを選べば良いのかわからないという悩みを抱える方も多いでしょう。
本記事では、モータースポーツにおすすめのレンズをご紹介します。自分に合ったレンズを見つけ、サーキットでの撮影を思い切り楽しんでみませんか。
撮影機材は購入する以外にも、まずはレンタルして試してみるという方法もあります。
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目次
モータースポーツの撮影におすすめなレンズ
モータースポーツの撮影を始める際、適切なレンズ選びは非常に重要です。
ここでは初心者にも扱いやすいレンズをいくつか紹介しますね。
TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022) [キヤノン用]

SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022) [キヤノン用]
流し撮り専用モード搭載!3種の手ブレ補正機構。
TAMRON(タムロン)から2016年9月に発売された、超望遠域をカバーするズームレンズ「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022)」。
3種類の手ブレ補正機構の中には、流し撮り専用モードが搭載されているので、これから「モータースポーツの流し撮りに挑戦したい!」という方にもおすすめの1本です。
本モデルは「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)」の後継種にあたり、さまざまな点で機能が向上しています。
中でも特筆すべき点は、AFの速度と精度。制御回路とAFアルゴリズムの改良により、高速かつ低照度下でも迷いの少ないピント合わせが期待できます。
合わせて、動体の被写体に対する追従性能も高まりました。
モータースポーツ撮影時も、被写体にピントを合わせたままフレーミングし続けるので、撮りたいと思った瞬間にシャッターを押すだけで理想の1枚が期待できます。
また、本レンズには「フレックスズームロック機構」と呼ばれる焦点距離のロック機能が搭載されました。
任意のズーム位置で固定できる機能で、被写体を見下ろしたり見上げたりする際に、レンズの自重でズームリングが動いてしまう事故を防ぎます。
細かな点まで配慮がゆき届いた、撮影に集中できる1本です。
| 製品名 | TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 |
|---|---|
| 発売日 | 2016年9月23日 |
| マウント | ニコンFマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 150〜600mm |
| 開放F値 | F5-6.3 |
| レンズ構成 | 13群21枚 |
| 最短撮影距離 | 2.2m |
| フィルター径 | 95mm |
| 全長 | 108.4×257.7mm |
| 重量 | 1,990g |
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary [キヤノン用]

150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary [キヤノン用]
変幻自在の画角を叶える、超望遠ズームレンズ。
「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary [キヤノン用]」は2015年にSIGMAより発売された超望遠ズームレンズです。
150~600mmの広い望遠域をカバーするレンズで、70~200mmの望遠ズームレンズでは不可能だった、幅広い構図を可能にします。
後続車の猛追シーンを収めたり、マシーン全体を写したり、ドライバーにクローズアップしたりすることが可能です。ブレやすい超望遠域をカバーするため、精度の高い手ブレ補正が搭載されているのもポイント。
モータースポーツに最適な流し撮りモードもあるので、より躍動感のある写真が撮影できるでしょう。
| 製品名 | 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary |
|---|---|
| マウント | キヤノンEFマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離(35mm判換算) | 150〜600mm |
| F値 | F5-6.3 |
| レンズ構成 | 14群20枚 |
| 最短撮影距離 | 280cm |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 105×260.1mm |
| 重量 | 1,930g (ラバー装着時:1,830g) |
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM [ニコン用]

60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM [ニコン用]
レース場の全景も、ドライバーにフォーカスした一枚も。
2018年10月12日にSIGMA(シグマ)より発売された「60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports」。
特徴は、60~600mmという広いズーム域。
標準域から超望遠域までをカバーするので、モータースポーツの場合、レース場全体を写す俯瞰的な一枚から、走行中のドライバーをクローズアップした作品性の高い1枚まで、幅広い撮影を可能にします。
光学性能も申し分なく、FLDガラス3枚とSLDガラス1枚を採用したレンズ設計で、収差が出がちな望遠ズームレンズでありながら色収差を効果的に抑制。
もっとも解像感の高いワイド端はもちろん、テレ端においても画面全体でキレのある描写を実感できます。
あえて弱点を挙げるなら、本体の重さになるでしょう。汎用性があり撮影バリエーションも増やせる本レンズですが、重量は2.7kgと重量級です。
10倍ズームである点を考慮すると妥当な重さかもしれません。
長時間撮影する際は、可能であれば三脚や一脚の利用を検討するとよいでしょう。
| 製品名 | SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM [ニコン用] |
|---|---|
| 発売日 | 2018年10月12日 |
| マウント | ニコン F マウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 60〜600mm |
| 開放F値 | F4.5-6.3 |
| レンズ構成 | 19群25枚 |
| 最短撮影距離 | 60-260cm |
| フィルター径 | 105mm |
| 最大径×全長 | 120.4×268.9mm |
| 重量 | 2,700g |
SIGMA Sports 150-600mm F5-6.3 DG DN (ソニーE用/フルサイズ対応)

Sports 150-600mm F5-6.3 DG DN (ソニーE用/フルサイズ対応)
まるで単焦点!全ズーム域でクリアな描写力を実感。
150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sportsは、2021年8月にSIGMA(シグマ)が発売した超望遠ズームレンズです。
対動体性能に優れた『Sportsライン』初のミラーレス一眼用ズームレンズで、150~600mmの超望遠域をカバーします。
ミラーレス一眼カメラ用として一新された本レンズの重量は2,100g、直径×全長は109.4×265.6mm。
従来モデルと比較すると、約760g軽量化し、長さ26.6mmほど小型になりました。
超望遠レンズとしては小型軽量で、手ブレ補正機構が搭載されているため、手持ち撮影も可能です。
描写性能も抜群で、15群25枚のレンズ構成に特殊硝材を採用した最新の光学設計により、単焦点レンズにも引けを取らない解像感を発揮。望遠レンズで起きやすい色収差などの諸収差を抑制して周辺までクリアな1枚に仕上げます。
また、本レンズは描写性能だけでなく優れたAFも強みの1つです。
素早く正確なフォーカスとともに、高精度磁気センサーによる高い追従性能で被写体を見失いません。
レース場を高速で走行するモータースポーツ撮影でも、ピントを合わせたまま追従してくれます。
シャッターチャンスを逃したくない方におすすめの1本です。
| 製品名 | SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports (ソニーE用/フルサイズ対応) |
|---|---|
| 発売日 | 2021年8月27日 |
| マウント | ソニー E マウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 150-600mm |
| 開放F値 | F5-6.3 |
| レンズ構成 | 15群25枚 |
| 最短撮影距離 | 58-280cm |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 109.4×265.6mm |
| 重量 | 2,100g |
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G

FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G
作品性を高める、純正200-600mm。
SONYの望遠レンズ、FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G。
2019年に発売された当時、Eマウントで初めて600mm域をカバーするレンズとして注目されました。
ズーム時もレンズの長さが変わらないインナーズーム方式を採用しているため、全ズーム域で安定して撮影が可能です。
また、5枚のEDガラス、非球面レンズを適切に配置した光学設計で、超望遠でありながら収差を抑えて端正な写りを実感できます。
なかなか差別化しづらいモータースポーツの写真でも、ボケと描写力で作品性を高めてくれるでしょう。
1.4倍、2.0倍のテレコンバーター※にも対応しており、装着時は最長1,200mmまでのAF撮影が可能です。
※テレコンバーターは別途レンタルが必要です
| 製品名 | SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G |
|---|---|
| 発売日 | 2019年7月26日 |
| マウント | ソニーEマウント系 |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 200-600mm |
| F値 | F5.6-6.3 |
| レンズ構成 | 17群24枚 |
| 最短撮影距離 | 2.4m |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 111.5×318mm |
| 重量 | 2,115g |
Nikon NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
傑作レンズにインターナルズームを搭載!
2023年8月31日にNikon(ニコン)が発売した超望遠レンズ「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」。
一眼レフ用のFマウント対応レンズ・AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRをZマウント版と言える一本です。
基本スペックこそ前モデルを踏襲していますが、さまざまな面でアップグレードされました。
その筆頭が、インターナルズーム機構の採用です。
ズーミングをしても前面のレンズが移動しないため鏡筒の長さが変化せず、重心移動のない安定した撮影を実現します。
また、手ブレ補正には、スポーツや鉄道、動物などの動きの激しい動体の撮影に適した「SPORT」モードを搭載。
激しくフレーム内を動く被写体でも安定した像を結べるので、モータースポーツなど動体撮影をする人におすすめの1本です。
さらに、テレコンバーター「Z TELECONVERTER TC-1.4x」「Z TELECONVERTER TC-2.0x」を装着※すれば、焦点距離は1.4倍・2倍になります。
※テレコンバーターは別途レンタルが必要です
| 製品名 | NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR |
|---|---|
| 発売日 | 2023年8月31日 |
| マウント | ニコン Z マウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 180〜600mm |
| 開放F値 | F5.6-6.3 |
| レンズ構成 | 17群25枚 |
| 最短撮影距離 | 1.3m(WIDE)/2.4m(TELE) |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 110×315.5mm |
| 重量 | 2,140g |
Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
手持ち撮影できるコンパクトな超望遠ズームレンズ。
「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」は、2020年8月に発売されたRFマウントの超望遠ズームレンズです。
本レンズの発売以前、Canonの純正超望遠ズームレンズでは、EFマウントの「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」が高い評価を得てきました。しかし、本レンズは焦点距離の望遠端を100mm伸ばしながら、重量は1,370gと約200gの軽量化に成功。よりスリムに、よりズームできるようになりました。
また、レンズ単体には5.0段の手ブレ補正機構が搭載されおり、手持ちで超望遠域撮影を可能に。さらに、ボディー内手ブレ補正を搭載したEOS R5、EOS R6などとの組み合わせでは最大6.0段分の効果を得られます。
超音波モーター「ナノUSM」の採用により、なめらかで快適なAFも実現。モータースポーツなど被写体が激しく動き回る撮影で活躍すること間違いなしです。
| RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM | |
|---|---|
| 発売日 | 2020年8月27日 |
| マウント | RFマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 100〜500mm |
| 開放F値 | F4.5 |
| レンズ構成 | 14群20枚 |
| 最短撮影距離 | 0.9m |
| フィルター径 | 77mm |
| 最大径×全長 | 93.8×207.6mm |
| 重量 | 約1,370g |
Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USM

RF200-800mm F6.3-9 IS USM
世界初(※)800mmで迫力のディティール。
「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」は、2023年12月8日に発売されたRFマウントの超望遠ズームレンズです。フルサイズ対応のAF交換レンズにおいて、望遠端800mmを世界で初めて(※)実現しています。
広角端200mm、望遠端800mmのため、このレンズ1本で寄り・引きのどちらも撮影可能。さらに望遠機能を拡張するエクステンダーにも対応しており、焦点距離を1.4倍の1,120mm、2倍の1,600mmまで伸ばせます。
広角端200mmでは、背景を残しながら被写体を大きく撮影可能。一方、望遠端800mmでは、遠距離からでも迫力ある写真を撮影できます。
また、200mmから800mmまでズームリングをスムーズに回せることで、ストレスなく撮影できるでしょう。
観客席など遠方からマシーンやドライバーにクローズアップした一枚を撮影したい方におすすめの1本です。
※2023年11月1日現在発売済のフルサイズセンサー対応のミラーレスカメラ用AF交換レンズとして。(キヤノン調べ)
| RF200-800mm F6.3-9 IS USM | |
|---|---|
| 発売日 | 2023年12月8日 |
| マウント | RFマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 200〜800mm |
| 開放F値 | F6.3 |
| レンズ構成 | 11群17枚 |
| 最短撮影距離 | 0.8m(200mm時)、3.3m(800mm時) |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 約102.3mm×314.1mm |
| 重量 | 約2,050g |
モータースポーツ撮影におすすめなレンズの選び方3つのポイント
レンズ選びについて、撮影シーンに合ったレンズを選ぶために重要な要素を3つの観点から紹介します。
①モータースポーツ撮影に望遠レンズは必須

モータースポーツでは、撮影者と被写体との距離が遠い場合がほとんどなため、望遠レンズが必須です。
最低でも焦点距離が200mm以上のレンズであれば、サーキット内のコースを広くカバーでき、車両のディテールまでクリアに撮影できます。
②クローズアップしたいなら望遠端600mm〜のレンズを選ぶ

超望遠レンズを使用する際は、600mm~の焦点距離を備えたモデルがおすすめです。この範囲のレンズは、特に大規模なサーキットで活躍します。
クローズアップして細部まで描写することができるため、迫力ある写真を撮影できるでしょう。光学性能に優れたモデルを選ぶことが撮影を成功させるためのポイントです。
モータースポーツを撮影するときの注意点

モータースポーツの撮影は迫力ある写真を撮れる楽しさがありますが、サーキットでのルールやマナーを守ることが重要です。
ここでは、撮影時に気をつけるべき注意点を紹介します。
望遠レンズの使用が禁止なサーキットもある
サーキットによっては、安全上の理由から望遠レンズの使用が禁止されている場合があります。特に、観客席からの撮影では、周囲の観客に配慮する必要があるため、事前にルールを確認しておくことが大切です。
撮影前には必ずサーキットの公式サイトや案内板を確認し、カメラやレンズの持ち込みに関する規制がないかを確認しましょう。
また、レンズの制限がなかったとしても、特に流し撮りに挑戦する際など、周囲の人に当たることがないか、十分なスペースが確保できているか、しっかり確認した上で撮影を行なってください。
ルールやマナーを守って一脚・三脚を使用する
モータースポーツ撮影など重量のある超望遠レンズを用いる際は、一脚や三脚を使用することで、ブレにくく安定した写真が撮りやすくなります。
ただし、密集した観客席など周囲の迷惑になる場所で三脚を使用することはNGです。
また、大会やレース場によっては、そもそも三脚の使用を禁止されている場合があるので注意しましょう。
また、一脚は三脚に比べて周囲の邪魔になりにくいため、使用可能なサーキットやシチュエーションが多いようです。三脚同様事前にルールなどを確認して、安全とマナーを守った撮影環境を意識しましょう。
モータースポーツ撮影のレンズに関するよくある質問
最後に、モータースポーツ撮影のレンズに関するよくある疑問にお答えします。初心者が迷いがちなポイントについて詳しく解説します。
安いレンズでもモータースポーツの撮影はできますか?
超望遠レンズは比較的高価なアイテムですが、安価なレンズでも工夫次第でモータースポーツの撮影は可能です。
たとえば、望遠端が200mm程度のエントリーモデルを使い、構図やシャッタースピードを意識するだけでも十分に迫力ある写真を撮ることができます。
カメラの代わりにスマホでも撮影可能ですか?
結論から述べると、マシーンが高速走行するモータースポーツを、スマートフォンで撮影するのは至難の業です。
被写体が眼前を一瞬で通り過ぎるので、どうしても写真はブレてしまいます。
また、光学ズームが搭載されていないスマートフォンの場合(デジタルズームを使用した場合)、ズームすると写真の画質が劣化してしまうので、モータースポーツの撮影には不向きです。
ただし、マシーンの動きに合わせてスマートフォンを動かしながら撮影することで、理論上は一眼カメラと同様に流し撮りすることができます。
まとめ〜自分に合ったレンズでモータースポーツを撮影しよう〜
モータースポーツの撮影は、スピード感と迫力を写真に収める醍醐味があります。そのためには、カメラやレンズなど自分に合った撮影機材を選ぶことが重要です。
また、撮影モードや構図を工夫することで、初心者でも印象的な写真を撮ることができるでしょう。
この記事を参考にあなたに適したレンズを選び、モータースポーツ撮影を存分に楽しんでみてください。
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