ダンスを上手に撮影する方法

これまではテレビで見ることが多かったダンス映像ですが、現在はSNSの発達などにより一般に浸透してきています。
ネットで投稿されているようなダンサーの躍動感が伝わるような写真は、どのように撮影されているのでしょうか。
そこで、本記事ではダンス=ヒップホップダンス・ブレイクダンスと定義をして、「ダンスを上手に撮影する方法」をご紹介します。
撮影機材は購入する以外にも、まずはレンタルして試してみるという方法もあります。
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目次
ダンスの撮影にオススメな機材

カメラ
これからダンス撮影用のカメラを選ぶ場合は、基本的にミラーレス一眼カメラがオススメです。
ダンス撮影はダンサーの動きに合わせて基本的に手持ちで行なうため、小型・軽量ボディのミラーレス一眼カメラのほうが重いカメラに比べ長時間撮影できます。
狭い会場や混雑した会場でも移動しやすく、携行性が高いのも嬉しいポイントです。
また、一眼レフカメラも、撮影者によっては程よい重さで撮影が安定するのでオススメ。
近年の一眼レフカメラは、ライブビュー撮影に切り替えればミラーレス一眼カメラと同等の性能でオートフォーカスや高速連写が使えるため、機能面で劣ることはありません。
これら2つは、撮影者自身の好みに合ったものを選ぶとよいでしょう。
レンズ
レンズは、撮影場所からダンサーまでの距離によって焦点距離を選ぶようにしましょう。
ダンススタジオや友達同士で気軽に撮影する場合は、24-70mmなどの標準ズームレンズでも近い場所から気軽に撮影できます。
しかし、ダンスコンテストなど座席が決められている場合など離れた場所から撮影するとしたら、望遠端が200-300mmの望遠レンズでなくてはダンサーをクローズアップできません。
また絞り値は、できる限り明るいレンズを選んだほうが暗い場所に対応でき、ボケ表現も楽しめるためオススメです。
ダンスの撮影にオススメな設定(静止画)

ISO感度
ISO感度は、できる限り一番低い数値に設定します。
ほぼ全てのデジタルカメラの常用感度最低値はISO100。
それを基準として、シャッタースピードやF値、撮影環境の暗さによって、臨機応変に設定してください。
特にダンス撮影はハイスピードシャッターに設定するため、撮影環境が若干暗いだけでもISO感度を上げなくてはならない機会が多々あります。
カメラの高感度耐性にもよりますが、APS-Cセンサー以上のカメラならISO3200でもノイズが乗りにくいため、ISO3200までで調整するとよいでしょう。
シャッタースピード
シャッタースピードは、基本1/500秒以上の高速シャッターに設定します。
1/500秒以上にすることで、ダンス中にブレやすい手足がしっかりと止まり、シャープな写真が撮影できます。
ただし、ゆったりと踊るシーンでは遅めのシャッタースピードにしても問題ない場合があります。
一度試し撮りをして、被写体ブレをしない数値に調整しましょう。
F値
F値は、ISO感度とシャッタースピードとの兼ね合い、会場の状況などによって臨機応変に設定します。
広角では、F8-13に設定。クローズアップして背景をボカしたい場合は、F2.8-5.6辺りに設定するとよいでしょう。
オートフォーカス
オートフォーカスは、「コンティニュアスAF」や「サーボAF」、「トラッキングAF」などに設定します。
これらはシャッターボタンを半押ししている間、もしくは親指AFをしている間、被写体が動いてもピントを合わせ続けてくれるフォーカスモードです。
各メーカーによって名称が異なるため、確認してください。
また、ダンスの振り付けによっては後ろを向いてしまうことがあります。その際に、背面を向いてもダンサーを捕捉してくれる「人物認証」機能などがあると便利です。
ダンスの撮影にオススメな設定(動画)

フレームレート
フレームレートは、動画の滑らかさを決める数値です。
数値が多ければ多いほど、動画の秒間コマ数が増えるため、滑らかになります。
一般的なテレビやパソコン用ディスプレイでは、動画が更新されるコマ数を示すリフレッシュレートは60Hzが主流のため、フレームレートは60fpsがオススメ。
また、60fpsに設定しておけば、2倍スローモーションに編集した際にも滑らかな動画になります。
シャッタースピード
シャッタースピードは、フレームレートによって決めます。
目安としては、「1÷設定したフレームレートの数値(fps)×2秒」を設定してください。
ちょうど倍の数値がなければ、倍の数値に近いシャッタースピードを選びます。
たとえば、30fpsであれば1/60秒。
60fpsであれば1/125秒に設定してください。
また、照明があるところで撮影をするとフリッカーという色のちらつきが起きます。
シャッタースピードを調整することでフリッカーはなくなりますが、西日本と東日本の電源の周波数によって数値が変わるため、適宜変更するようにしましょう。
西日本なら1/60秒か1/125秒。東日本なら1/50秒か1/100秒に設定してください。
F値
F値は、撮影場所の明るさやボケ表現によって変更してください。
撮影場所が明るい場合や広角でボケさせたくない場合は、F8-13に設定。
撮影場所が暗い場合やクローズアップして背景をボカしたい場合は、F2.8-5.6辺りに設定するとよいでしょう。
ISO感度
ISO感度は、シャッタースピードとF値を決めたあとに調整します。
ただし、高感度になってしまうとノイズが乗った動画になってしまうため、できる限り低い数値に設定してください。
ダンスの撮影にオススメなレンズキット
SONY α7S III & TAMRON高倍率ズームレンズセットセット α7S III + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

高感度耐性に優れ、望遠端の暗い高倍率レンズをカバー。
α7S IIIは、フルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。
新開発された裏面照射型の35mmフルサイズCMOSセンサーは、一般的なミラーレス一眼カメラよりは少ない1210万画素ながら、画素の受光面が広く高感度耐性バツグン。
さらに、刷新された画像処理エンジン「BIONZ XR」との相乗効果で、従来機より2倍にもなる画像読み出し速度と常用感度最大ISO102400を実現しています。
それにより、新たに「ファストハイブリッドAF」と「非圧縮RAWフォーマット」での1000コマ以上の高速連写に対応。動いているダンサーに的確に追従し、高速連写でシャッターチャンスを逃しません。
暗いダンス会場でも、ノイズレスな画質で高速シャッターに設定でき、ダンス撮影に最適な一台です。
付属する28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDは、フルサイズセンサーに対応したズームレンズ。
広角での会場や集合写真からダンサー1人のクローズアップまで、レンズ交換なしで幅広く対応できます。
望遠端の開放絞りはF5.6と若干暗めではありますが、α7S IIIの高感度耐性で十二分にカバー可能。利便性バツグンのレンズです。
| 製品名 | α7S III |
|---|---|
| マウント | ソニーEマウント |
| センサーサイズ | フルサイズセンサー |
| 有効画素数 | 1210万画素 |
| 常用ISO感度 | ISO80~102400 |
| 高速連写 | Hi+時:最高約10コマ/秒 |
| 幅×高さ×奥行き | 128.9×96.9×80.8mm |
| 重量 | 614g |
| 製品名 | 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD |
|---|---|
| マウント | ソニーEマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズセンサー |
| 焦点距離 | 28-200mm |
| F値 | F2.8-5.6 |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 |
| フィルター径 | 67mm |
| 最大径×長さ | 74×117mm |
| 質量 | 575g |
■GOOPASSオリジナルのレンズセットです。

SONY α7S III & TAMRON高倍率ズームレンズセットセット α7S III + 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD
Canon 本気のフルサイズ&純正大口径標準ズームセット EOS R5 + RF24-70mm F2.8 L IS USM

高画素機+フラグシップレンズ=高精細写真。
EOS R5は、フルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。
新開発された有効画素4500万もの高画素イメージセンサーは、踊っているダンサーの揺れる髪1本に至るまで高精細に記録可能。
また、画像処理が遅くなりがちな高画素機ながら、高速連写最高20コマ/秒を実現しており、シャッターチャンスを逃さずに被写体をしっかりと写真に収められます。
最大の魅力は、対応レンズを装着した際に発揮されるシャッタースピード約8段分もの驚異的な手ブレ補正。
激しく動くダンサーを追いかけても、安定したファインダー像でブレのない写真が撮影できます。
付属のキットレンズは、RF24-70mm F2.8 L IS USM。
取り回しやすい標準域をカバーしており、開放F2.8の明るさでとろけるようなボケ表現を楽しめます。
ダンススタジオなど近づいて撮影できる場合や、会場が暗い場合に使用するのがオススメです。
| 製品名 | EOS R5 |
|---|---|
| マウント | キヤノンRFマウント |
| センサーサイズ | フルサイズセンサー |
| 有効画素数 | 4500万画素 |
| 常用ISO感度 | ISO100~51200 |
| 高速連写 | 電子シャッター時:最高約20コマ/秒 電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒 |
| 幅×高さ×奥行き | 138.5×97.5×88mm |
| 重量 | 650g |
| 製品名 | RF24-70mm F2.8 L IS USM |
|---|---|
| マウント | キヤノンRFマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズセンサー |
| 焦点距離 | 24-70mm |
| F値 | F2.8 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| フィルター径 | 82mm |
| 最大径×長さ | 88.5×125.7mm |
| 質量 | 900g |
■GOOPASSオリジナルのレンズセットです。

Canon 本気のフルサイズ&純正大口径標準ズームセット EOS R5 + RF24-70mm F2.8 L IS USM
Nikon Z 6II & 万能ズームセット Z 6II ボディ + NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

カメラとレンズの性能バランス◎レンズキット。
Z 6IIは、フルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。
273点ものオートフォーカス測距点が撮像画面の約90%もの広範囲をカバーし、動き回るダンサーを自由な構図で撮影可能。
また、瞳AF・顔検出AFも進化しており、複数のダンサーが混在する状況下でも高い精度でメインの被写体を検出します。
高速連写は画像処理エンジン「EXPEED 6」を2基搭載することで、従来より秒間撮影コマ数と持続力が向上。
約14コマ/秒にもなるAF/AE追従の高速連写を最大124コマ撮影できます。
さらに、シャッタースピードを約5段分を補正するボディ内手ブレ補正を搭載しており、望遠撮影時でも安定感はバツグン。
キットレンズには、 NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sが付属されています。
広角から望遠までの幅広い焦点域をカバーし、離れた場所からでもダンサーに寄って撮影可能。
また、ズーム全域で開放F4の明るさを実現しており、どのようなダンス環境でも撮影しやすい万能さを誇るレンズです。
| 製品名 | Z 6II |
|---|---|
| マウント | ニコンZマウント |
| センサーサイズ | フルサイズセンサー |
| 有効画素数 | 2450万画素 |
| 常用ISO感度 | ISO100~51200 |
| 高速連写 | 高速連続撮影:約5.5コマ/秒 高速連続撮影(拡張):約14コマ/秒 |
| 幅×高さ×奥行き | 134×100.5×69.5mm |
| 重量 | 615g |
| 製品名 | NIKKOR Z 24-120mm f/4 S |
|---|---|
| マウント | ニコンZマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズセンサー |
| 焦点距離 | 24-120mm |
| F値 | F4 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| フィルター径 | 77mm |
| 最大径×長さ | 84×118mm |
| 質量 | 630g |
■GOOPASSオリジナルのレンズセットです。

Nikon Z 6II & 万能ズームセット Z 6II ボディ + NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
まとめ

今回は「ダンスを上手に撮影する方法」を紹介しました。
ダンスはシャッタースピードを高速に設定して、ダンサーの手足がブレないようにするのが重要。
次に、絞り値をダンス会場の暗さや自分がしたいボケ表現に合わせて設定し、ノイズが乗らないようにISO感度を決定します。
はじめは難しいかもしれませんが、何度も挑戦してかっこいい写真を撮ってくださいね。
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