こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部です!
今回は、新潟県阿賀野市にある観光スポット・瓢湖(ひょうこ)を紹介します。
目次
瓢湖とは
瓢湖とは、新潟県阿賀野市水原(すいばら)地区にある人工の湖です。江戸時代に造られた瓢湖には、毎年10月頃から6000羽ほどのオオハクチョウやコハクチョウが飛来して越冬します。故・吉川重三郎氏が日本で初めて野生の白鳥の餌付けに成功した場所としても知られ、2008年には国際的に重要な湿地、及びそこに生息する動植物の保全を目的とした「ラムサール条約」に登録されました。日本でも国の天然記念物に指定され、重要湿地500の1つに数えられています。
そんな白鳥たちの飛来地である瓢湖は周辺に水鳥が生息するための3つの池(東新池・あやめ池・さくら池)が整備され、現在は季節ごとにあやめや桜に彩られる「瓢湖水きん公園」の一部として、観光客や地元民など多くの人たちが足を運ぶようになりました。春には湖沿いにソメイヨシノや八重桜が咲き乱れ、初夏にはあやめや紫陽花が、夏には蓮の花が湖面を覆い尽くす姿が美しい瓢湖。四季折々さまざまな魅力が味わえ、車で気軽に訪れることのできるスポットです。
瓢湖のオススメ撮影スポット
白鳥が飛び立つ姿が見られる瓢湖・東新池の他、初夏にあやめや紫陽花が咲く「あやめ園」が人気の撮影スポットです。春には湖沿いの遊歩道を歩きながら、桜の撮影も楽しめます。ふれあい桟橋の付近では1日3回(9時、11時、15時)エサやりが行なわれますので、エサの時間帯にふれあい桟橋を訪れると、たくさんの白鳥を撮影できるでしょう。
瓢湖のオススメ撮影時期や時間帯は?
例年白鳥が飛来してくる時期は10月から。とくに11月の下旬には5000羽~6000羽もの群れを成した白鳥たちを見ることができます。白鳥撮影にもっとも適している時間は、早朝か夕方です。昼間は多くの白鳥たちが周辺の田んぼへエサを求めに出かけてしまうため、飛び立つ前の明け方か、帰ってくる夕方を狙いましょう。朝焼けに染まる五頭山(こずさん)をバックに、きらめく水面を飛び立つ白鳥の姿は絶景です。
また、前述の通り桜の名所としても知られる瓢湖。約200本のソメイヨシノと、やや遅れて咲く150本ほどの八重桜が湖沿いに咲き乱れます。多くの白鳥は3月頃から瓢湖を飛び立っていきますが、残っている白鳥たちが桜を背景に泳ぐ姿は必見です。桜の見ごろは4月の中旬で、4月の上旬~中旬の夜(18時30分~21時)にはライトアップもされ、昼間とは一味違う魅力を見せてくれることでしょう。
桜の花が散った初夏には、瓢湖の南に位置する「あやめ園」で、215品種・約50万本にも及ぶあやめが一斉に開花します。付近には開花時期の近い紫陽花も群生しているため、この時期の瓢湖は色とりどりです。例年6月の下旬が見ごろで、期間中にはあやめ祭りも開催。白鳥の時期が終わっても、瓢湖は魅力に溢れています。
瓢湖の作例写真
今日、冬の使者「白鳥」🦢が瓢湖に
初飛来したそう😚
新潟市はコハクチョウの越冬数が日本一なので、そこかしこの田圃で餌を啄む姿が普通に観れます( ¤̴̶̷̤́ ‧̫̮ ¤̴̶̷̤̀ ) ✧子供が小さい頃は湖まで見せに連れて行って、餌をあげたなぁ(*´ー`*人)💕
約6,000羽ほど飛来し、新潟を冬に誘います⛄️❄️ pic.twitter.com/kWianSOpmJ
— はるたま@読書垢 (@Harutama115617) October 7, 2019
おはようございます
白鳥で有名な瓢湖
菖蒲が綺麗に咲いてました#photo#ファインダー越しの私の世界#写真で伝えたい私の世界 #キリトリセカイ#写真好きな人と繋がりたい #東京カメラ部#写真撮ってる人と繫がりたい #新潟 pic.twitter.com/N0B56BqVp1— sigetacky3750 (@sigetacky) July 11, 2020
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瓢湖の撮影にオススメの機材
カメラ
瓢湖を訪れるのであれば、飛び立つ白鳥をダイナミックに撮影したいものですね。素早く動く白鳥を収めるのにオススメの機材は、高速AFが行なえる、連写機能に優れたカメラです。またAPS-Cやマイクロフォーサーズのセンサーを持つカメラであればより焦点距離が長くなり、同じレンズでも白鳥を大きく写すことができます。
Canon EOS 7D Mark II
最大65点のオールクロスAFが被写体を捉えて離さない。
2014年、キヤノンのAPS-Cサイズフラグシップ機として発売されたEOS 7D Mark II。発売から6年経った現在でも(2020年時点)、高い性能が多くのカメラマンに支持されています。従来モデルであるEOS 7Dの高速・高精度のAFを引き継ぎ、EOS 7D Mark IIでは最大65点のオールクロスAFが実装されました。加えて、動く被写体にピントを合わせ続ける「AI SERVO」の追従性はより進化し、広い範囲で縦横無尽に動く被写体に対しても正確なAFが期待できます。
最高約10コマ/秒の高速連写性能と、それを可能にした独自開発の画像処理エンジン「DIGIC6」が搭載されていますので、動物やスポーツなど一瞬の動きが重要になるシーンでもシャッターチャンスを逃がしません。EOS 7D Mark IIは野鳥撮影のプロも愛用しており、瓢湖の白鳥たちを撮影するにも最適の機材といえるでしょう。描写性能の点でも、約2020万の高画素センサーと広いダイナミックレンジで、35mmフルサイズ機に劣らない豊かな階調表現が可能です。同メーカーの他機種と比較するとバッテリー性能がやや劣りますので、旅行の際には予備バッテリーを持っていくことをオススメします。
製品名 | Canon EOS 7D Mark II |
---|---|
マウント | キヤノンEFマウント |
センサーサイズ | APS-C・一眼レフ |
AF測距点 | 65点 |
画素数 | 2020万画素(有効画素) |
常用感度 | ISO100~16000 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
本体の重さ | 820g |
その他機能 | 防塵・防滴、GPS、ダブルスロット、高速連続撮影:最高約10コマ/秒 |
■購入する場合は、195,525円(税込)(2020/11/17現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額10,780円(税込)でレンタル可能です。
レンズ
瓢湖を泳ぐ白鳥は、中望遠~望遠レンズを選ぶことでノートリミングでも大きく写すことが可能です。また五頭山を一緒に収めた際に、圧縮効果も期待できるでしょう。広角・標準画角を兼ね備えた高倍率ズームレンズであれば、広々とした瓢湖を引きで撮りたくなった時にも調節できます。駐車場が近く舗装された観光地ですので三脚の使用もできますが、手持ち撮影を行なう場合は手ブレ補正機構がついていると安心です。
TAMRON 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (Model B028)
22.2倍の超望遠高倍率ズームであらゆる被写体に対応。
タムロンが開発した焦点距離18~400mmの画角を持つズームレンズ。APS-C用レンズとしては、世界で初めて22.2倍の高倍率を達成しました。35mm判換算では27~600mm相当の画角を持ち、1本でパースのある構図や、圧縮効果を生かした表現が可能です。瓢湖では空や湖全体を写した雄大な構図から、白鳥をアップで捉えるダイナミックな撮影まで自由に行なうことができるでしょう。
高倍率ズームを採用しながらも、異常低分散レンズや非球面レンズをバランスよく配置することで、ズーム全域で色収差や歪曲収差を最小限に抑制。また、ワイド側でもテレ側でも、歪みの少ない鮮やかな描写も特徴の1つです。AF駆動には、「HLD (High/Low torque-modulated Drive)」と呼ばれる少ない動きでピント合わせを可能にする静音AFが搭載されております。HLDは小型であることから、レンズ自体の小型化にも成功。重量は710gと少々重さを感じるかもしれませんが、タムロンの手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」により、望遠画角であっても手持ち撮影をサポートします。
製品名 | TAMRON 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (Model B028) |
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マウント | キヤノンEFマウント系 |
焦点距離 | 18~400mm |
F値 | F3.5-6.3 |
レンズ構成 | 11群16枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.45m |
重さ | 710g |
■購入する場合は、67,480円(税込)(2020/11/17現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額10,780円(税込)でレンタル可能です。
レンズキット
上記のカメラ本体(ボディ)とレンズがセットになった、GooPassオリジナルのレンズキットです。
Canon 高速連写一眼レフ&高倍率ズームセット EOS 7D Mark II + 18-400mm F/3.5-6.3
今回紹介した【カメラ】と【レンズ】を2つ同時に新品で購入する場合、195,525円+67,480円=263,005円(税込)かかりますが、この【レンズキット】なら、約93%オフの15,180円(税込)で1ヶ月間レンタルすることが可能です。
瓢湖のアクセス
瓢湖・瓢湖水きん公園
■住所
新潟県阿賀野市水原313-1
【電車の場合】
JR羽越本線「水原駅」より徒歩で30分・タクシーで10分
または阿賀野市営バス(五頭温泉郷線)「白鳥の湖『瓢湖』前」バス停より徒歩すぐ
【自動車の場合】
磐越自動車道「新津IC」より車で15分
(駐車場あり)
瓢湖付近の宿泊施設
今板温泉 湯本舘
「こじんまり、けれどゆったりくつろげる」をウリにした今板温泉の湯本館。小さいけれど厳選されたお土産品や美味しいものが揃っている売店や、本と懐かしいおもちゃを集めた若女将図書館『もぐら』が、旅のひとときを楽しませてくれるでしょう。ラウンジからは山を利用した庭が見渡せ、200匹以上の鯉が泳ぐ池を眺めながら自然を満喫するのも乙なものです。月替わりで板長のおすすめ料理が味わえるプランや、ケーキがついた記念日プランなど、10種類以上の宿泊プランがあるのも魅力的。静かな部屋から山の四季を感じ、くつろぎ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
住所 | 新潟県阿賀野市今板795-2 |
アクセス | 安田I.C.より約15分 JR羽越線「水原駅」タクシーで15分 |
電話番号 | 0250-66-2321 |
URL | https://www.gozu-yumotokan.com/ |
1泊あたりの料金(1人) | 19,000円~ |
咲花温泉 碧水荘(へきすいそう)
雄大な阿賀野川沿いに位置する咲花温泉 碧水荘では、エメラルドグリーンに輝く咲花温泉が源泉掛け流しで堪能できます。川面が見渡せる露天風呂や、ビール・生酒が味わえる貸し切り風呂は、同旅館の代名詞。阿賀野川に沿って配置された客室からは清流のせせらぎが感じられ、日々の疲れを癒してくれるでしょう。また、料理は旬の食材や地元の食材を中心に、味覚・彩り・香りすべてを大切にしており、五感で楽しめる旬彩料理などが提供されます。
住所 | 新潟県五泉市佐取3062 |
アクセス | 安田I.C.より約15分 磐越西線「咲花駅」より徒歩10分 |
電話番号 | 0250-47-2011 |
URL | https://www.hekisuisou.jp/ |
1泊あたりの料金(1人) | 6,000円~ |