髙橋頌の欧州バレー挑戦記【第7回:苦渋の決断 〜セルビアからベルギーへ。一度走り出したのなら突き進む〜】

目次

ベルギーへ来ました!

前回の記事の答え合わせですが、セルビアからベルギーへ移動してきました。

渡航時や到着後にも色々なトラブルに見舞われましたが、なんとか無事ベルギーへ入国する事が出来ました。

YouTubeでも海外挑戦のVLOGや、今回のセルビアからベルギーへ移動する時の動画も上がっているので是非見てみてください!

そして、なぜベルギーへ来たのかと言うと、練習参加のためです。

このコロナ禍で規制がどんどん厳しくなっている中、「プロ契約は出来ないけど練習参加だけなら良いよ」と、ベルギー内のあるクラブが受け入れてくれました。

ただ、正直そこから先へ進む事(契約へ持ち込むことなど)は出来ません。また、すぐ他クラブに当たる事もあまり印象は良くないと思っています。そのため、まずはこのクラブと関係を築いていく、という意味合いでこのベルギーへ来る事を決意しました。

ベルギーのバレーボール事情

ベルギー男子バレーボール代表は2017年7月時点の情報でFIVBランキング15位で、ベルギー国内のリーグ(通称:Euro Millions Volley League)は1944年に設立されました。(Wikipedia参照)

国内リーグでは外国人枠が多く、ベルギー人以外の選手が半分くらい在籍しているクラブも珍しくありません。

今までベルギーのトップリーグで日本人バレーボール選手がプレーするということは聞いた事がないですし、とても興味深いリーグの一つです。

悩み抜いた末、ヨーロッパに残ることを決意

少し遡って話していきます。

10月後半の時点では、セルビアに滞在して約3ヶ月が経とうとしていました。

今回のセルビアのクラブとは正式なプロ契約ではなく、練習生としての申し込みでVISA無しの滞在だったため、最大でも3ヶ月までしか居れませんでした。

なぜセルビアでプレーしなかったのか、前回の記事を読んでいただけたら分かると思いますが、すでに全クラブには選手が揃っていて、誰かが大きな怪我したりしない限りすぐにプロ契約するというのは不可能でした。

ただセルビアで得たものはかなり大きなものでしたし、まだ形にはなっていませんが今後自身のキャリアに大きく関わってくるのかなと感じています。

そして、ちょうど良い関係が築けてきたという段階で、分岐点がやってきていました。

まず一つ目の選択肢として、日本へ帰国してトライアウトを申し込んでプレー出来るクラブを探す、というものです。

正直これは考えていなかったですし、ヨーロッパで上を目指していくためには、その地で戦っていくという事が必要と頭の中では理解していました。

それともう一つの選択肢として、ヨーロッパに残り海外クラブを探し続けるか、というものです。

運が良かったのか悪かったのかわかりませんが、セルビアはシェンゲン協定国などに属していません。

そのため、ここからまた他のヨーロッパ(シェンゲン協定内)へ移動して、そこからVISA無しで180日の内の90日は滞在出来ることは分かっていました。

現状として、まだプロ契約を結べていないという苦しい状況を抜け出すために、どうすればいいのか。

どちらの選択肢にしても、ただ考えているだけでは前に進まないですし、まずは何かアクションを起こさないといけない。

今まで直接ヨーロッパへ出向き練習へ参加し、少しずつ積み上げてきました。

今の段階でまだ形にはなっていませんが、必ず後になって自分にプラスになって返ってきますし、今後の自分のヨーロッパ内でのキャリアへ大きく影響してくることも確信していました。

そして、この段階に来て日本に帰国するという選択は、自分の行動してきた事を一度ストップしてしまう、そんな気がしました。

なのでプロ契約を結ぶ・結ばないに関係なく、まずはヨーロッパで練習参加可能なクラブを探すことにしました。

このコロナ禍で厳しい状況にも関わらず、練習参加を受け入れてもらえたベルギーのクラブには本当に感謝です。

ヨーロッパにこだわる理由

日本でプレーしていた時は毎日葛藤との戦いでした。

「自分は何をしてるんだ」「ここままじゃいけない」「俺はバレーボールに本気で打ち込みたいんじゃないのか」そんな言葉をひたすら自分に問い続けていました。

個人的な意見ですが、『置かれた場所で咲きなさい』という言葉はかなり酷な意味があるなって思います。

変わらない環境の中でひたすらもがき続ける毎日。

どうやっても変わらないと自分で判断したのなら、まずは自分がいる環境を変える、そこで自分なりに表現していけばいい、そう思ってます。

端から見たら逃げるという風に思う人もいるかもですが、そういった人には言わせておけばいいんです。

そして、選んだ居場所で咲けるよう努力していけばいいと思ってます。

ただ、海外挑戦という道を最初選んだ時は不安だらけでした。

プロバレーボール選手として生きていくため、この海外でやるしかない、そんな想いで2019年に海外初挑戦を開始。

それからヨーロッパの地でプレーし、様々な事を感じて「自分を表現できる居場所はここだ」と感じてきました。

そして、ヨーロッパのトップリーグ(イタリア、ポーランドなど)でプレーするため、失敗もありながら行動してきました。

コロナ禍で色々な壁もぶち当たりながらも、直接プロ契約を勝ち取るために9月頃からセルビアへ渡航を決意。

日本代表に選ばれた事のない自分がヨーロッパで上を目指していくには、地道に自分からクラブへ直接行って、まずはそこで知ってもらう事が1番だと判断しました。

もちろんヨーロッパのクラブに直接練習参加するというのは普通では出来ません。

そのためヨーロッパでプレーした際に、クラブ関係者と仲良くなったり、その周りの方々と繋がったりと、その輪に飛び込まなければ目標に近づかないと思いました。

今回、セルビアからベルギーへ移動したのも、まずは自分を知ってもらう、その上で今後に繋げていく、という気持ちで渡航しました。

自分を知ってもらえたって、そこで今後に繋がるなんて簡単なことではないです。

なので、まずはヨーロッパで上を目指し挑戦している日本人プレイヤーがいる、ということだけでも知ってもらえるためでもあります。

どこを目指しているのか

目標はポーランド、イタリアのリーグで上を目指しています。

そのために今の自分にとっては、少しづつ積み重ねていくしかないと痛感しています。

ヨーロッパ各国のプロリーグの世界は、簡単に進めるほど甘くないというのは理解してます。

ただそこへ到達するため、今の自分の出来ること全て行動していくのみです。

今回のベルギー渡航も、直接的なプロ契約というのは一切なく、練習生としての参加を受け入れてもらえただけです。

ただ、そこで「契約出来ないから…」と腐るのではなく、むしろ来シーズンでも自分と契約したいと言わせられるように、自分でやれる事をやっていくのみです。

それが今後の自分のキャリアに繋がっていきますし、自分自身の行動を見て感じてもらえる人もいると思ってます。

無駄な時間なんてありません。ただその時間を意味のあるものにするかは自分次第だと思ってます。

髙橋頌さんが使用しているカメラ

“カメラのサブスク”GooPassを手がけるカメラブ株式会社は、欧州に海外挑戦する髙橋頌さんをサプライヤーとしてバックアップしています。本記事内で使用している写真は、実際に髙橋頌さんが撮影したものです。

GooPass SPORTS MAGAZINEは、GooPassで取り扱っているカメラなど撮影機材をレンタルし、YouTube動画やTwitter・InstagramなどSNSの投稿をはじめとする、メディアを通じたセルフプロデュースをサポートします。

FUJIFILM X100V

X100Vは、FUJIFILM(富士フイルム)の人気コンパクトデジタルカメラシリーズ・X100シリーズの最新モデルです。コートのポケットにすっぽり収まる428gの軽量・コンパクトなボディに、FUJIFILMの最新技術が惜しみなく詰め込まれています。その1つが、フィルムシミュレーション。FUJIFILM独自の画像設計技術により、撮影したデジタル写真を、LightroomやPhotoshopなどの編集・加工ソフトを使うことなく、フィルム写真のように仕上げることができる機能です。フィルターの数は、前モデル「X100F」から2種類増えた全17種類。Velvia・PROVIA・ACROSなど、世界中で愛されているフィルム写真のような世界観を再現できます。カメラ本体と一体になったレンズには、F2の23mm単焦点レンズをセレクト。主戦場となるストリートスナップはもちろん、ボケを活かしたポートレート撮影など、幅広いシーンで活躍が期待できる1台です。

カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色です。

FUJIFILM X100Vのスペック

製品名FUJIFILM X100V
タイプコンデジ
撮像素子23.5mm×15.6mm(APS-C)、X-Trans CMOS 4(裏面照射型)
画素数/動画サイズ2610万画素
焦点距離35mm
開放F値F2
最短撮影距離10cm(標準)
デジタルズームクロップのみ
常用感度ISO160~12800(通常)/ISO80、100、125、25600、51200(拡張)
シャッター速度1/32000~4秒
本体の重さ428g

FUJIFILM X100Vをレンタルする

■購入する場合は、136,500円(税込)(2021/2/1現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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この記事を書いた人

埼玉県さいたま市出身の26歳。ポジションはリベロ。春日部共栄高校、大東文化大学を経て埼玉アザレア(V2リーグ)でプレーする。その後、2019-2020シーズンからプロバレーボール選手として海外挑戦をスタートさせた。これまでに、モンゴル、ブルガリア、ポーランドと日本を含めて4ヶ国を経験する。2021年8月より、5ヶ国目となるセルビアで単身奮闘中。
愛用しているカメラは、"カメラのサブスク"GooPassよりサプライされたFUJIFILM X100V。

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