バスケットボールの撮影にオススメのカメラ5選

バスケットボールの撮影にオススメのカメラ

世界中の競技人口は、4億5,000万人ともいわれるバスケットボール。同2位のサッカー(2億5,000万人)を上回る、世界一愛されているスポーツです。2021年の夏季に行なわれた東京2020オリンピックでは、バスケットボール日本代表女子チームが史上初の銀メダルに輝くなど、国内でも男女を問わず絶大な人気を誇っています。今回は、そんなバスケットボールの撮影にオススメのカメラを紹介します。

目次

バスケットボールを撮影するカメラ選びのポイント

高速連写性能

ディフェンスの隙をついて仕掛けるドライブ。クイックリリースで放たれるシュート……。コート上で一瞬のシャッターチャンスを逃さず撮影するためには、言うまでもなく連写が不可欠。同様に、バスケットボールを撮影するカメラを選ぶ際に、重要な要素の1つが『高速連写性能』です。たとえば、シュートシーンを撮影する場合、予め撮影モードを連写設定にしておくことで、【シュートフォームを構える瞬間】【ボールが手から離れる瞬間】【ボールが宙に舞った瞬間】をまとめて撮影することが可能です。高速連写性能に優れたモデルを選ぶにこしたことはありませんが、最低でも『最高約7.0コマ/秒』以上のモデルを選ぶようにしましょう。

AF性能

バスケットボールは常に走り続けるスポーツです。フリースローやサイドスローインなどゲームタイムが止まっている場合を除いて、主な被写体であるプレーヤーは常に動き続けています。ピントのボケた写真を防ぐために重要なのが、オートフォーカス性能です。一眼レフやミラーレス一眼カメラなど現在生産中のデジタルカメラには、カメラが自動で被写体にピントを合わせてくれる、オートフォーカス機能が搭載されています。このオートフォーカス機能は、【被写体の顔を優先して検出する】【設定したゾーンに注力してピントを合わせる】などモデル・メーカーにより様々な設定・モードが搭載されてますが、一般的にはオートフォーカス性能が高ければ高いほど、よりボケにくい写真を撮影することが可能です。その中でも、【一度ピントの合った被写体を追従する】AF追従性の高い設定・モードが搭載されているモデルを選ぶと良いでしょう。

高感度耐性

別の記事で説明しますが、バスケットボールを撮影する場合は、最低でもシャッタースピードを1/400秒以上に設定する必要があります。また、 日中の屋外でストリートバスケットボール(ストリートボール)を撮影する場合を除いて、周囲が暗くなってきた夕方のストリートで撮影する場合や、体育館の中で撮影する場合は、(使用するレンズにもよりますが)ISOを最低でも2000以上に上げて撮影しなければなりません。しかしながら、過度にISOを上げて撮影すると、ノイズ(画質が粒状に粗くなること)が発生してしまいます。そこで重要になるのが、高感度耐性です。高感度耐性の高いカメラで撮影すれば、ISO2000以上で撮影した場合でもノイズが発生しづらくなります。「せっかく躍動感のあるシーンを写真に収められたのに、暗くてよく分からない……」「なんとか明るい写真は撮れたけど、ノイズが発生して写真がザラザラしてしまった……」という事態を防ぐためにも、バスケットボールを撮影する際は、高感度耐性の高いカメラを用意しましょう。

バスケットボールの撮影にオススメなカメラの種類

一眼レフカメラ

バスケットボールの撮影にオススメなのは、一眼レフカメラです。高速連写性能・AF性能・高感度耐性の3項目で比較的高いスペックを誇ります。また、これから紹介するミラーレス一眼カメラに比べて、プロカメラマン御用達のフラッグシップモデルや、取扱可能なレンズのラインナップが充実している点も見逃せません。

ミラーレス一眼カメラ

一眼レフカメラと同等のスペックを誇りながら、一眼レフカメラより小型・軽量のミラーレス一眼カメラも、バスケットボールの撮影にオススメできるカメラです。唯一と呼べる欠点は、前述の通り、一眼レフカメラに比べて装着するレンズのラインナップがやや物足りない点。とはいえ、移動中の持ち運びやすさや、(荷物になりにくい)携帯性の高さは一眼レフの比ではありません。

バスケットボールの撮影にオススメなカメラ10選

Canon EOS-1D X Mark III(上級者向け)

東京2020オリンピックモデルの、プロ御用達フラッグシップカメラ。

4年に一度製造・販売されるCanon(キヤノン)のフラッグシップ一眼レフカメラ・EOS-1D Xシリーズ。一部では、4年に一度開催されるオリンピックに合わせて発売される、とも噂されています。その3作目にあたる2021年9月時点の最新モデルが、2020年に発表された、EOS-1D X Mark IIIです。

特筆すべきは、ケタ違いの高速連写性能とAF性能。1秒間における最大撮影可能枚数は、なんと20秒。(被写体にピントを合わせる)測距点の数は、4年前の2016年に発売されたEOS-1D X Mark Ⅱの3倍以上となる最大191点。クラッチタイムのウイニングショットなど、一瞬のシャッターチャンスも逃しません。

Canon EOS-1D X Mark III
マウント キヤノンEFマウント
センサーサイズ フルサイズセンサー
有効画素数 2010万画素
常用ISO感度 ISO100~102400
高速連写 ファインダー撮影時:最高約16コマ/秒
ライブビュー撮影時:最高約20コマ/秒
幅×高さ×奥行き 158×167.6×82.6mm
重量 1250g

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Canon EOS R6(初級〜上級者向け)

約8段分の手ぶれ補正で、初心者でもブレにくい一枚を。

EOS R6は、フルサイズセンサーを搭載した、Canonのミラーレス一眼カメラです。Canonのミラーレス機・Rシリーズの中でも指折りの性能を誇る、フラグシップモデルと呼ばれる一台です。

高速連写性能・AF性能・高感度耐性のどれをとっても高い水準を誇ります。また、ボディ内手ブレ補正が搭載されている点もセールスポイントの1つ。手ブレ補正機構が搭載されているレンズを装着することで、最大約8段分という驚異の手ブレ補正効果を発揮することが可能です。

被写体=ボールホルダーが目まぐるしく変わるバスケットボール。絶えず小まめにレンズを動かしながら撮影する際に、この手ぶれ補正効果の威力を実感することでしょう。598gと持ち運びやすいため、初心者の方もオススメです。

Canon EOS R6
マウント キヤノンRFマウント
センサーサイズ フルサイズセンサー
有効画素数 2010万画素
常用ISO感度 ISO100~102400
高速連写 電子シャッター時:最高約20コマ/秒
電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒
幅×高さ×奥行き 138.4×97.5×88.4mm
重量 598g

■購入する場合は、299,500円(2021/7/13現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額26,180円でレンタル可能です。
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SONY α1 ILCE-1(初級〜上級者向け)

30コマ/秒の高速連写で、目当ての選手を狙い撃ち。

Canonのフラッグシップ機が『EOS-1D X Mark III』『EOS R6』なら、SONYのフラッグシップ機は、この『α1 ILCE-1』。フルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラである本機最大の特徴は、30コマ/秒(1秒間に最大30枚撮影可能)で約165枚以上の高速連写を実現した点。キャッチ&シュートの瞬間を狙えば、パスを受けてからリリースするまで、一連のシュートモーションを逃さず撮影できます。また、本機にはSONY独自の「ファストハイブリッドAF」システムが搭載されており、オートフォーカス性能もバツグンです。とりわけ追従性(一度合わせたピントを自動で合わせ続けてくれる機能)に優れているため、2〜3枚のディフェンスをかいくぐってペネトレイトを仕掛ける際も、相手チームの選手にピントが移ることなく、目当ての選手を追い続けてくれるでしょう。

SONY α1 ILCE-1
マウント ソニーEマウント
センサーサイズ フルサイズセンサー
有効画素数 5010万画素
常用ISO感度 ISO100~32000
高速連写 Hi+:最高約30コマ/秒(AUTO/電子シャッター時)
Hi+:最高約10コマ/秒(メカシャッター時)
幅×高さ×奥行き 128.9×96.9×80.8mm
重量 652g

■購入する場合は、719,500円(2021/7/13現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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SONY α7 III ILCE-7M3 ボディ(初級〜中級者向け)

高速・高精度なAFがウリの、オールラウンダー。

ここまでフラッグシップ機と呼ばれる、プロ御用達の高価でハイスペックな機材を紹介してきましたが、これから紹介するSONY α7Ⅲは、安心の価格と使いやすさを兼ね備えた、カメラデビューにピッタリの1台です。これといった特徴はありませんが、バランスの良さには定評があります。たとえば、高速連写性能。最高約10コマ/秒のAF/AE追随高速連写を実現しているため、ドライブやタフショットなど動きの激しい撮影シーンでも、ブレにくい写真を撮影できます。また、最高ISO51200(拡張時:ISO204800)の高感度耐性や5軸ボディ内手ブレ補正機構が備わっているため、撮影ポジションによっては灯りが不足する体育館やアリーナなど屋内でも、画質を担保することが可能です。高速連写性能と高感度性能を兼ね備えた性能バランスは、初心者から中級者・上級者まで幅広いレイヤーの支持を集めています。バスケットボールなどスポーツシーンを問わず、あらゆる被写体・撮影シーンでも活躍が期待できる一台です。

製品名 SONY α7 III ILCE-7M3 ボディ
センサーサイズ フルサイズ
画素数/動画サイズ 2420万画素/4K(30p)
AF測距点 693点
ファインダー視野率/倍率 約100%/約0.78倍
測光分割数 1200分割
常用感度 ISO100~51200
シャッター速度 1/8000~30秒
本体の重さ 565g
その他機能 ボディ内手ブレ補正、Wi-Fi、NFC

■購入する場合は、197,899円(税込)(2020/11/18現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額19,580円(税込)でレンタル可能です。
※GooPassの『1Weekレンタル』なら月額10,780円(税込)で1週間借りることができます。

Canon EOS 90D(初級者向け)

カメラ Canon EOS 90D

バスケカメラマンデビュー応援宣言。

    カメラ初心者の方や、これからカメラデビューを考えている方にピッタリなのが、こちらのCanon EOS 90Dです。これまでに紹介したモデルに比べると少々スペックは見劣りしますが、それでも高速連写性能は最高約10コマ/秒と、水準(約7コマ/秒)を大きく上回ります。決死の形相でリングアタックを仕掛ける瞬間や、シュートを決めた後のセレブレーションなどのシャッターチャンスを逃すことなく撮影可能です。また、AF性能の追従性も決して低くはありません。ドライブを連写する際でも、「後半につれてピントがずれていってしまった……」というバスケ撮家にありがちな失敗の発生リスクを最小限に抑えることが可能です。「いきなり高額なフラッグシップ機で撮影するのは気が引ける……でも、最低限のスペックは担保したい」という欲張りな方に自信を持ってオススメできる一台です。

    製品名 Canon EOS 90D
    タイプ/センサーサイズ 一眼レフ/APS-C
    画素数/動画サイズ 3250万画素/4K(29.97p)
    AF測距点 45点
    ファインダー視野率/倍率 約100%/約0.95倍
    常用感度 ISO100~25600
    シャッター速度 1/8000~30秒
    本体の重さ 619g
    その他機能 防塵・防滴・ゴミ取り機能・タッチパネル・ライブビュー・バリアングル液晶・Wi-Fi・Bluetooth4.1など

    ■購入する場合は、141,000円(2021/2/1現在 カカクコム調べ)となっているようです。
    ■GooPassなら月額15,180円でレンタル可能です。
    ※GooPassの『1Weekレンタル』なら月額10,780円(税込)で1週間借りることができます。

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    まとめ

    これからバスケットボールの撮影に挑戦しようと考えている方や、バスケットボールが上手く撮影できずに悩んでいる方は、本記事を参考に「高速連写」「AF性能」「高感度耐性」の3つに注目して、カメラを選んでみてはいかがでしょうか。また、初心者にありがちな写真のブレを最小限に抑える、「手ぶれ補正機構」が搭載されているモデルもオススメです。

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    この記事を書いた人

    "カメラのサブスク"・GooPassを展開するカメラブ株式会社の編集ライター。自社Webメディア『GooPass MAGAZINE』『GooPass SPORTS MAGAZINE』の編集長として、企画・ディレクション・記事制作などを担当する一方で、フリーランスのフォトグラファーとしても活躍中。バスケットボール・ラッパー・プロバレーボール選手・フィットネストレーナーなど、スポーツ・ストリートシーンを中心に、スナップ・ポートレートなど幅広い撮影シーンを手がける。愛機はCanon EOS 5D MarkⅣと、FUJI FILM X100V。

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