機材のスペック
機材の特徴
・AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDの主な特徴について
■シングルAFサーボ・SWM(超音波モーター)を搭載
このレンズにはNikonの技術が造り上げたAF駆動用モーターが搭載されています。このモーターはSWMと呼ぶもので、進行波をモーターの回転エネルギーに変換し、フォーカス光学系の駆動を行うなどの仕組みを持つ超音波モーターです。ちなみに、SWMにはリングタイプSWMおよび小型SWMの2種類があり、レンズデザインやレンズ仕様に応じていずれかを採用が行われていますが、どちらも高速フォーカシングを実現すると同時に静粛性も優れた性能を持ちます。そのため、一般撮影は勿論のこと、スポーツ競技や動物の撮影など被写体が動く時にも威力を発揮してくれます。
■FXフォーマット用レンズ
Nikonのデジタル一眼レフカメラは大きく分けるとFXフォーマットとDXフォーマットの2種類が用意されています。このレンズはFXフォーマットに対応しているもので、FXフォーマットのカメラは35mmフィルムカメラとほぼ同じ撮像素子を持ちます。ちなみに、DXフォーマットは約24mm×約16mmであるのに対し、35mm判では約36mm×約24mmの撮像素子になります。このレンズの焦点距離は24mm〜70mm、画角は24mmの時には84度、DXフォーマットでは約61度、70mmの時の画角は約34度、DXフォーマットでは約22度などの違いがあります。
■中間のレンズ群を駆動してピントを合わせるIF方式を採用
レンズ構成は11群15枚で、レンズ系を前後と中間に分割しており、中間のレンズ群だけを移動させてピントを合わせるIF方式を採用しています。IF方式はフォーカシング時の収差変動が減る、レンズ駆動時のトルクを軽くできる、フォーカス保持バランスの変化がないなどの特徴があります。また、オートフォーカス撮影時にはピント合わせを高速にできるなどのメリットを持つ方式です。
■M/Aモードでマニュアルフォーカスでも素早くピント合わせが可能
このレンズにはM/Aモードとマニュアルモードの2つを切り替えることができるスイッチが付いています。マニュアルモードは手動でピントを合わせる時のモードで、M/Aモードはマニュアルとオートを切り替えてピントを合わせることができるモードです。オートフォーカスでピント合わせを行ってから、フォーカスリングを回すことでタイムラグを与えることなくマニュアルでのピント合わせが可能になります。ファインダーを覗いた状態で素早いピント合わせを可能にする機能が搭載されているわけです。
レンタル時の同梱品一覧
- レンズ本体
- フロントキャップ
- リアキャップ
- プロテクトフィルター
- レンズフード
- レンズポーチ