基本情報
機材の特徴
・Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.4Gの主な特徴について
■シングルAFサーボ(AF-S)搭載
AF-S NIKKOR 35mm f/1.4Gは、AF-S搭載・焦点距離35mm・開放F値はF1.4・絞りリングを本体に持たないGシリーズなどの特徴があります。AF-SはシングルAFサーボであり、この機能にはピント固定ができるメリットを持ちます。シャッターボタンを半押しして、一度ピントを合わせた場合、シャッターボタンを半押ししている間はピントを固定できるモードです。この機能はフォーカスロック撮影を行う時に便利なもので、ピントを固定した状態で構図をずらして撮影ができるメリットを持ちます。例えば、人物にピントを合わせておいて、構図をずらした状態でシャッターを切ると、被写体がフォーカスポイントに重ならない状態でも、常に被写体にはピントが合った形で撮影ができるわけです。
■ナノクリスタルコートでクリアーな画像を得ることが可能
レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む7群10枚で、レンズはナノクリスタルコートが施されています。ナノクリスタルコートはレンズ反射防止コーティングで、多層膜コーティングなどでは限界とされていた反射防止コーティングを可能にします。きわめて微細な結晶粒子で構成される超低屈折率層があり、可視光域で高い反射防止効果を期待することができます。ゴーストやフレアを低減した形でクリアーな写真撮影ができる魅力を持ちます。
■35mm判一眼レフカメラの時の画角について
画角は撮像素子に写る範囲を角度で表したもので、このレンズの画角はDXフォーマットのデジタル一眼レフカメラでは44度、35mm判一眼レフカメラやFXフォーマットのデジタル一眼レフカメラでは63度です。ちなみに、画角が広いと写し出せる範囲が広くなり、画角が狭いと映る範囲が狭くなります。フルサイズでは63度の広い画角を持つレンズとして利用が出来ます。
■明るい開放F値と9枚羽根の円形絞りが魅力
開放F値はF1.4、9枚羽根の円形絞りなどの特徴もありますが、明るいレンズだからこそできる美しいボケ味撮影ができる魅力を持ちます。35mmの焦点距離は広角レンズに分類が行われますが、背景を自然な形で残しつつ、なだらかなボケ量に変化させることができるため、自然な奥行きをもつ写真に仕上がります。ちなみに、広角35mmの焦点距離は、DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラに装着した時、35mm判換算で焦点距離は52.5mmのレンズ画角に相当し、ポートレートなどに最適な標準レンズでの撮影も楽しめます。
レンタル時の同梱品一覧
- レンズ本体
- フロントキャップ
- リアキャップ
- プロテクトフィルター
- レンズフード
- レンズポーチ
紹介動画
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スペック
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対応マウント
ニコンFマウント
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開放F値
1.4
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フィルタサイズ(mm)
67
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最大経(mm)
83
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焦点距離(広角端)(m)
35
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焦点距離(望遠端)(m)
35
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最短撮影距離(マクロ)(m)
0.3
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フォーカス
AF/MF
-
フルサイズ対応
○