日本の首都である東京都。高層ビルが立ち並ぶ活気に溢れた街には、国内外から多くの観光客が訪れます。東京都を代表するランドマーク「東京スカイツリー」や東京港のシンボル「レインボーブリッジ」など、一度は写真に収めておきたい有名な撮影スポットが多い点も魅力です。この記事では、そんな東京都のオススメ撮影スポット5選を紹介します。
目次
東京都の撮影スポットの特徴について
これから紹介する東京都の撮影スポットでは、電波塔や橋など大規模な建物を撮影できます。また、人気の夜景スポットでもあるため、首都ならではの美しい夜景を撮影したい方にもオススメです。
アクセスや交通手段について
東京都は言うまでもなく、電車や地下鉄・バスなど交通網が発達しています。他にも、タクシーやレンタルサイクルといった交通手段を選ぶことも可能。ちなみに、これから紹介するすべての撮影スポットは、最寄り駅またはバス停から徒歩圏内にあります。また、撮影スポット付近には有料のパーキングなどもあるので、自動車の利用も可能です。様々な交通手段があるため、移動には不自由しないでしょう。
機材選びのコツ
カメラには、軽量で画質の良いミラーレス一眼カメラがオススメ。日中から夜にかけて長時間撮影する場合にも荷物の負担を軽減できます。また、その中でも低ノイズ性能の優れたモデルを選びましょう。夜景など暗い場所の撮影でも、画質を落とさずに美しい写真を残せます。レンズには、焦点距離が超広角域までカバーしているモデルがオススメ。「箱崎ジャンクション」の四方八方に伸びるような道路も、しっかりと収めることが可能です。
東京都のオススメ撮影スポット5選
①レインボーブリッジ
東京湾のシンボル。
東京湾のシンボルといえるレインボーブリッジ。臨海副都心と芝浦をつなぐ、長さ約800mの橋です。レインボーブリッジの迫力ある姿を求めて多くの写真家が撮影に訪れます。撮影可能なスポットは数多く存在しますが、その中でもオススメは3つ。1つ目は、「レインボーブリッジ遊歩道」です。遊歩道は、無料で歩いて渡ることが可能。橋のたもとから、向こう岸まで伸びる橋と、その先に立つビル群の臨場感あふれる画を撮影できます。2つ目は、定番のスポット「芝浦南ふ頭公園運動広場」です。ここでは下から見上げるようにして、レインボーブリッジの真裏を撮影できます。橋を渡るだけでは見られない、ひと味違った1枚を残すことが可能です(上の写真を参照)。そして3つ目は、「お台場海浜公園」です。先に紹介した2つの撮影スポットよりも、レインボーブリッジとの距離が離れている点がポイント。東京湾に架かるレインボーブリッジの全貌を広範囲で収めることができます。また、日没後~午前0時の間は橋のライトアップを実施。東京湾の水面に映るレインボーブリッジと、橋の両岸に広がる輝く街を幻想的に演出します。
撮影スポット名 | レインボーブリッジ |
住所 | 東京都港区海岸3-33-19 |
アクセス | ■「レインボーブリッジ遊歩道」と「芝浦南ふ頭公園運動広場」まで 【電車の場合】 ・ゆりかもめ線「お台場海浜公園駅」より徒歩15分 ・ゆりかもめ線「芝浦ふ頭駅」より徒歩5分 【自動車の場合】 「レインボーブリッジ駐車場」より徒歩約3分 ■お台場海浜公園まで 【電車の場合】 ゆりかもめ線「お台場海浜公園駅」下車すぐ 【自動車の場合】 首都高速11号台場線「台場ランプ」で降りて約3分 |
入場料 | 無料 |
URL | https://www.shutoko.jp/fun/lightup/rainbowbridge/ |
駐車場 | あり「レインボーブリッジ駐車場」(7:00~18:00 1時間300円 18:00~07:00 1時間 100円) |
②東京ゲートブリッジ
2頭の恐竜が向かい合う橋。
東京ゲートブリッジは、2012年に東京湾へ架けられました。東京都の新名所となった橋の姿は、まるで2頭の恐竜が向かい合っているよう。そのことから、またの名を「恐竜橋」といいます。撮影にオススメの場所は、橋の歩道と若洲海浜公園の2ヶ所です。歩道では橋を正面から撮影することが可能。歩道は、通常10時から17時(最終入場16時30分)まで開放されていますが、夏季(7月1日~9月30日)のみ金・土曜日は午前10時から午後8時まで(最終入場19時30分)延長されるとのこと。日没~午前0時の間にライトアップを行なっているため、闇夜に光輝く東京ゲートブリッジを撮影できます。また、若洲海浜公園では、全長2,618mに及ぶ巨大な橋の全体を目にすることが可能です。中でも特にオススメの撮影ポイントは公園の南側。夕暮れ時には、オレンジ色の空を背景にした印象的な1枚を残せます。
撮影スポット名 | 東京ゲートブリッジ |
住所 | 東京都江東区若洲3丁目 |
若洲海浜公園へのアクセス | 【自動車の場合】 首都高速湾岸線「新木場IC」から約4km 【電車の場合】 JR京葉線・東京メトロ有楽町線・りんかい線「新木場駅」下車、都バス[木11系統]「若洲キャンプ場行き」に乗車、終点「若洲キャンプ場前」下車 ※バスの時刻表はコチラ |
入場料 | 無料 |
URL | https://www.gotokyo.org/jp/spot/496/index.html |
駐車場 | あり(500円) |
③箱崎ジャンクション
夜の首都高に現れるヤマタノオロチ。
箱崎ジャンクションとは東京都中央区にある首都高速のジャンクションです。首都高速6号向島線から9号深川線が分岐するジャンクションで、渋滞が多発する場所として有名。写真家の間では、「ジャンクション夜景といえばココ!」と真っ先に名前が挙がるほど人気があります。計6本もの道路が一ヶ所で複雑に入り組んでいることから、「ヤマタノオロチ」とも呼ばれているそう。オススメの撮影ポイントは、「セブン-イレブン日本橋T-CAT店」の手前付近。見上げると、6本の道路が扇のように広がって伸びる、迫力満点の光景が目に飛び込んできます。また、撮影に使用するレンズは、超広角域までカバーするものがオススメ。縦横無尽に伸びるオロチの首を、画角いっぱいに収められます。
撮影スポット名 | 箱崎ジャンクション |
住所 | 東京都中央区日本橋箱崎町42 |
アクセス | 【電車の場合】 東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」より徒歩すぐ |
入場料 | 無料 |
URL | https://www.nightview.info/yakei/detail/hakosaki_jct/ |
駐車場 | 付近にコインパーキングあり |
④東京駅丸の内駅舎
都内随一のフォトスポットは、レンガ造りの駅舎前。
日本を代表する駅・東京駅。東京都の玄関口として毎日多くの人が利用する、活気に溢れたターミナル駅です。撮影意欲を掻き立てる、レトロな赤レンガ造りの駅舎が魅力。撮影にオススメのスポットは2つあります。1つ目は、丸の内南口駅前にある商業施設「KITTE」の屋上庭園。眼下に東京駅を見ることができ、斜め上からのアングルで写せます。さらに、駅舎越しには新幹線を望むことも。ちなみに、夜間は人が少ないため、撮影にはうってつけのスポットです。2つ目は、東京駅駅前広場。堂々と構える駅舎を真正面からのアングルで撮影できます。また、雨が駅前広場の地面を濡らす夜は、撮影に絶好のタイミング。濡れた地面が、明かりを灯す駅舎の姿を幻想的に映し出します。
撮影スポット名 | 東京駅丸の内駅舎 |
住所 | 東京都千代田区丸の内1丁目9 |
アクセス | 「東京駅」より徒歩すぐ |
入場料 | 無料 |
URL | https://www.gotokyo.org/jp/destinations/central-tokyo/tokyo-station-and-marunouchi/index.html |
駐車場 | あり ※駐車場の詳細はコチラ |
⑤東京スカイツリー
東京都を代表するランドマーク。
東京タワーと共に、東京都を代表するランドマークとして愛されている東京スカイツリー。高さは634mあり、2011年に世界一高いタワーとしてギネス世界記録の認定を受けました。オススメの撮影時間は、ライトアップされている17時15分~22時の間。天高くそびえ立ち、都会のネオンの中でひと際輝く東京スカイツリーを写真に収められます。また、オススメの撮影スポットは、「十間橋(じっけんばし)」です。東京スカイツリーから徒歩約10分の場所にあるため、自動車で訪れる際は東京ソラマチの駐車場を利用すると良いでしょう(駐車料金は有料)。橋の下を流れる、北十間川に映る東京スカイツリーの美しさは格別。実物と水面の両方を写す場合は、超広角レンズで縦にして撮影する必要があります。
撮影スポット名 | 東京スカイツリー |
住所 | 東京都墨田区押上1-1-2 |
アクセス | 【自動車の場合】 首都高速6号向島線・向島出口よりすぐ 【電車の場合】 ・東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」より徒歩すぐ ・東京メトロ半蔵門線「押上(スカイツリー前)」より徒歩すぐ |
入場料 | スカイツリーテラスツアーは休業中 |
URL | https://www.tokyo-skytree.jp/ |
駐車場 | あり ※駐車場の詳細はコチラ |
東京都の撮影にオススメの機材
カメラ
α7R III
首都の夜景をひと際美しく。
SONY(ソニー)のミラーレス一眼カメラ・α7R III ILCE-7RM3。常用ISO感度は最高ISO32000、ISO100-32000の幅広い感度域に対応しています。「東京スカイツリー」や「東京ゲートブリッジ」など夜景の撮影時に、高い低ノイズ性能を発揮。光輝く首都ならではの夜景を、画質を落とさず肉眼以上の美しさで撮影できます。さらに、高い描写性能も実現。有効約4240万画素35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、ギャップレスオンチップレンズ構造やARコーティング(反射防止膜)採用することで、橋やタワーなど大規模な建物の隅々まで、シャープに写すことができます。5.5段分の光学式5軸ボディ内手ブレ補正を搭載している点もポイント。三脚を使用できないスポットでは、強力な手ブレ補正機能が手持ちでの撮影をサポートします。
製品名 | SONY α7R III ILCE-7RM3 |
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センサーサイズ | フルサイズ |
画素数/動画サイズ | 4240万画素/4K(30p) |
AF測距点 | 399点 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/約0.78倍 |
常用感度 | ISO100~32000 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
本体の重さ | 572g |
その他機能 | Wi-Fi、Bluetooth |
■購入する場合は、261,257円(2020/10/30現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額17,800円でレンタル可能です。《月額入れ替え放題サービス》
※GooPassの『1Weekレンタル』なら月額9,800円で1週間借りることができます。
レンズ
17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)
ヤマタノオロチを超広角域で捕える。
開放F値2.8の大口径ズームレンズ。フルサイズミラーレス一眼レフカメラに対応しています。質量は約420g、長さは約99㎜。11群13枚のレンズ構成ながら、クラス最小・最軽量を実現しました。身軽なミラーレス一眼カメラに装着することで、よりコンパクトで軽量に。移動を伴う撮影でも、疲れを最小限に抑えてくれます。さらに、TAMRON(タムロン)独自の特殊硝材LDレンズやXLDレンズを使用し、色収差を抑制。コンパクトさを追求しながらも、優れた光学性能が兼ね備えられた優秀なレンズです。超広角域の撮影でも、隅々まで画質の良い写真を収められます。ヤマタノオロチこと「箱崎ジャンクション」などの大規模な被写体に使用したい1台です。
製品名 | TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD(Model A046) |
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対応マウント | α Eマウント系 |
対応センサーサイズ | フルサイズ |
最短撮影距離 | 0.19m |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
質量 | 420g |
■購入する場合は、93,500円(2020/11/13現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額9,800円でレンタル可能です。《月額入れ替え放題サービス》
レンズキット
GooPass SONY α7R III + 超広角ズームレンズ17-28mm F2.8セット
今回紹介した【SONY α7R III】と【TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)】を2つ同時に新品で購入する場合、261,257円+93,500円=355,877円かかりますが、この【GooPass SONY α7R III + 超広角ズームレンズ17-28mm F2.8セット】なら、約93%オフの23,800円で1ヶ月間レンタルすることが可能です。※GooPassの『1Weekレンタル』なら月額13,800円で1週間借りることができます。
まとめ
今回の記事では、「東京スカイツリー」や「東京駅丸の内駅舎」など東京都を代表する観光スポットや、「レインボーブリッジ」など人気の夜景スポットを紹介しました。東京都に訪れたら一度は撮影しておきたい、魅力も知名度も高い撮影スポットの数々。ぜひ、首都ならではの高層ビル群や、洗練された都会の街並みを楽しみながら撮影に挑んでください。