日本には廃墟と呼ばれる場所が多く存在します。廃墟とは、管理も維持もされずに自然と朽ちてしまった建造物のことです。役目を終えたまま放置されていたり、事情があって完成を待たずして放置されたりしてしまったもので、数々のエピソードが隠されていることでしょう。近年、その過去の遺産となった廃墟の写真にしか出せない独特の雰囲気に興味をもつ人が急増中。Instagramでも「#廃墟マニア」、「#廃墟好きな人と繋がりたい」などのハッシュタグで注目を集めています。不気味だけど、その非日常的な空間に魅了され、思わず撮りたくなるのではないでしょうか。
そこで今回は、「廃墟の撮影にオススメのカメラ」を紹介します。
目次
廃墟の撮影でオススメのカメラとは?
隅々までシャープに描写する高画素なカメラ
廃墟の撮影で使用するカメラは、「高画素」モデルをオススメします。廃墟の朽ち果てた建物の質感をシャープに写すことで、他の場所には出せない空気感まで写真に残せるでしょう。特に強く薦めたいのが、ローパスフィルターレス仕様のカメラ。ローパスフィルターとは、撮像素子のすぐ手前に配置されたフィルムで、光を水平、垂直方向に分離することでモアレや偽色の発生を防ぐものです。ただし、ローパスフィルターは僅かに画像がぼやけるというデメリットがあり、解像力の低下に繋がります。そのため、ローパスフィルターの有無も意識して選ぶと、なお良いでしょう。
画面の四隅まで見える視野率100%のファインダー
廃墟の建造物を撮影するときは、全体を写真に収めるために画面の四隅まで気を使って構図を決める必要があります。それには、視野率100%のファインダーを搭載したカメラが欠かせません。ファインダーの視野率が低いカメラでは、不要なものが写ってしまうなど意図していない構図になる場合があるからです。再撮影を少なくするために、ファインダーの視野率にも注目してカメラを選択してみてください。
廃墟の撮影にオススメのカメラ10選
GooPassがオススメする「廃墟の撮影にオススメのカメラ10選」を紹介していきます。
Canon EOS 5Ds R
5060万画素センサーの高解像特化モデル。
「EOS 5Ds R」は、5060万画素の35mmフルサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラです。解像度を落とすローパスフィルターの効果を無効化することで、5060万画素の高画質を限界まで引き出した本モデル。細かい連続模様や網目を写すと、存在しないはずの偽色や縞模様のモアレが発生しますが、これを防ぐのがローパスフィルターの役割です。レンズで捉えた像を意図的にぼかして偽色やモアレの発生を抑制しています。しかし、それと同時にシャープネスを犠牲にしているため、ローパスフィルター効果を無効化しているカメラの方が解像度は圧倒的に高くなるでしょう。5060万画素センサーとローパスフィルターをキャンセルした「EOS 5Ds R」で、高解像を追求した描写を体感してみてください。
製品名 | Canon EOS 5Ds R |
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センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 約5060万画素 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/約0.71倍 |
常用感度 | ISO100~6400 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
本体の重さ | 845g |
■購入する場合は、319,800円(税込)(2020/12/3現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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Canon EOS R5
Canonが満を持して投入した、高性能フルサイズミラーレス一眼カメラ。
「EOS R5」は、Canonが新開発した4500万画素フルサイズCMOSセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。解像感、ノイズ、光学特性を追求した設計で、これまでのCanon EOSシリーズを超える解像性能を誇ります。常用最高ISO51200という高感度性能により、暗い場所での撮影にも十分な能力を発揮。さらに、Canon EOS初のボディ内手ブレ補正のおかげで、手持ち撮影でも安心して撮影に集中できます。非の打ち所のない性能を搭載した本モデルでCanonの本気を体感してください。
製品名 | Canon EOS R5 |
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センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 約4500万画素 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/約0.76倍 |
常用感度 | ISO100~51200 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
本体の重さ | 650g |
■購入する場合は、455,400円(税込)(2020/12/3現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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Nikon D850
風景写真をサポートする、「自然光オート」機能を搭載。
「D850」は、Nikonのフラグシップ機「D5」と同じ画像処理エンジンを搭載し、常用最高ISO25600と高感度撮影にも対応できるデジタル一眼レフカメラです。写真のホワイトバランスを自動で調整して、適切な仕上がりにしてくれる「自然光オート」モードが搭載されています。白飛びしてしまう場面でも明るさを調整してくれるため、風景撮影に特に向いているカメラです。さらに、光学ローパスフィルターレスを採用しているため、レンズの高い解像力をダイレクトに引き出します。
製品名 | Nikon D850 |
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センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 4575万画素 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/約0.75倍 |
常用感度 | ISO64~25600 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
本体の重さ | 915g |
■購入する場合は、294,337円(税込)(2020/12/3現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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Nikon D780
オールラウンドに使える、高性能デジタル一眼レフカメラ。
「D780」は、多くのNikonユーザーに愛された「D750」の後継機で、有効画素数2450万画素を搭載したデジタル一眼レフカメラです。約7コマ/秒の高速連写性能を実現するだけでなく、連写時に発生するファインダー像の揺れを徹底的に抑えています。常用最高ISO51200という高感度性能は、夜景撮影の心強い味方になるでしょう。さらに、最長900秒の長時間露光が設定できるので、風景や星景撮影に重宝すること間違いなし。風景撮影だけではなく、スポーツからスタジオ撮影まで幅広いシーンに対応できます。
製品名 | Nikon D780 |
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センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 2450万画素 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/約0.7倍 |
常用感度 | ISO100~51200 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
本体の重さ | 755g |
■購入する場合は、218,000円(税込)(2020/12/3現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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SONY α7R IV ILCE-7RM4
驚異の世界初6100万画素。
「α7R IV」は、35mmフルサイズセンサーで世界初の6100万画素を実現したミラーレス一眼カメラです。常用最高ISO32000(拡張設定でISO102400)まで設定できるため、うす暗い場所での撮影に威力を発揮できる、高解像・高感度性能を合わせ持っています。ファインダーは、576万ドットの高精細・高輝度・高コントラストに優れた電子ファインダーを搭載。非常に見やすいファインダーなので、被写体をしっかりと捉えることができます。SONY史上最高の解像性能を搭載した「α7R IV」をぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
製品名 | SONY α7R IV ILCE-7RM4 |
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センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 6100万画素 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/約0.78倍 |
常用感度 | ISO100~32000 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
本体の重さ | 580g |
■購入する場合は、328,473円(税込)(2020/12/3現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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SONY α7 III ILCE-7M3
被写体を選ばない、バランスの取れたスタンダードモデル。
「α7Ⅲ」は、2420万画素の35mmフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。最高約10コマ/秒の連写性能のおかげで、動く被写体でもブレることなく撮影可能。常用最高ISO51200(拡張設定でISO204800)という高感度性能で、室内や暗い場所での撮影にも十分対応できます。優れた連写性能と高感度性能を合わせ持ったバランスの良いカメラです。
製品名 | SONY α7 III ILCE-7M3 |
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センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 2420万画素 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/約0.78倍 |
常用感度 | ISO100~51200 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
本体の重さ | 565g |
■購入する場合は、199,841円(税込)(2020/12/3現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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FUJIFILM GFX 50R
中判サイズの大型センサーを搭載しながら機動性も重視した高画素モデル。
「GFX 50R」は、35mmフルサイズイメージセンサーの約1.7倍となる中判サイズイメージセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。有効画素数5140万画素の高解像性能によって、高性能・高品質のGFレンズ性能を活かし、プロ写真家が求める階調性能と解像力を実現。さらに、防塵・防滴設計なので、野外の厳しい環境でも安心して撮影に没頭できます。中判サイズの高解像センサーをコンパクトに持ち出せる、唯一無二のモデルを体感してみてはいかがでしょうか。
製品名 | FUJIFILM GFX 50R |
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センサーサイズ | 中判 |
画素数 | 5140万画素 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/0.77倍 |
常用感度 | ISO100~12800 |
シャッター速度 | 1/4000~4秒 |
本体の重さ | 690g |
■購入する場合は、391,000円(税込)(2020/12/3現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
世界最高レベル・7.5段の手ブレ補正を搭載した軽量ボディ。
「OM-D E-M1 Mark III」は、OLYMPUSの最新オールラウンドプロフェッショナルモデルです。最大の特徴は小型・軽量ボディで、本体の重さは504gとコンパクト。防塵・防滴・耐低温構造を採用しており、突然の雨などの悪天候・悪環境に左右されることなく撮影できます。世界最高レベル・7.5段の手ブレ補正機構を搭載し、OLYMPUS独自の技術によって、シャッター速度4秒の手持ち撮影でも手ブレを抑えた撮影が可能。さらに、約18コマ/秒の連写性能で、動きの激しい被写体でも確実に捉えることができます。
製品名 | OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III |
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センサーサイズ | マイクロフォーサーズ |
画素数 | 約2037万画素 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/1.48倍 |
常用感度 | ISO200~25600 |
シャッター速度 | 1/8000〜60秒 |
本体の重さ | 504g |
■購入する場合は、177,549円(税込)(2020/12/3現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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Panasonic LUMIX DC-S5
空気感まで美しく描き出す。
「LUMIX DC-S5」は、2420万画素の35mmフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。LUMIXが目指す妥協なき画作りによって、撮影現場の空気感や湿度感まで描き出します。5軸のボディ内手ブレ補正と、2軸のレンズ内手ブレ補正の連動制御によって、スローシャッターでも手持ちで撮れるように撮影者を強力にサポート。室内や夜景など暗い場所での撮影時でも安心です。
製品名 | Panasonic LUMIX DC-S5 |
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センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 2420万画素 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/0.74倍 |
常用感度 | ISO100~51200 |
シャッター速度 | 1/8000〜60秒 |
本体の重さ | 630g |
■購入する場合は、242,999円(税込)(2020/12/3現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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PENTAX PENTAX K-1 Mark II
驚きのISO819200(標準出力感度)を実現した、超高感度性能。
「PENTAX K-1 Mark II」は、3640万画素の35mmフルサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラです。PENTAXのデジタル一眼レフカメラでは初のフルサイズセンサーを搭載した「PENTAX K-1」の後継機で、画質やピントの精度、AF性能が格段に向上しました。常用感度は驚異の最高ISO819200まで設定可能。さらに、自社で新たに開発した「アクセラレーターユニット」を搭載し、ノイズの低減や高感度域での色再現性を向上させています。
製品名 | PENTAX PENTAX K-1 Mark II |
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センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 3640万画素 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/0.7倍 |
常用感度 | ISO100〜819200 |
シャッター速度 | 1/8000〜30秒 |
本体の重さ | 925g |
■購入する場合は、188,760円(税込)(2020/12/3現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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まとめ
今回は「廃墟の撮影にオススメのカメラ」を紹介しました。廃墟に一歩足を踏み入れると、この空間でしか味わえない魅力に気付かされます。以前は確かに人が住んでいた証を写真に収めてみてはいかがでしょうか。こちらの記事を参考に、気になったカメラをぜひレンタルしてみてください。