【2021年】飛行機を撮影する方法【設定・コツ・オススメの機材などを紹介します!】

飛行機を撮影する方法【設定・コツ・オススメの機材などを紹介します!】

写真撮影の被写体として多くのファンを持つ、飛行機。大きな機体は見栄えもよく、ダイナミックな写真を撮影できます。今回は、飛行機撮影の、設定・コツ・オススメ機材などをご紹介します。

飛行機はどこで撮影すればいい?

空港内(展望台)

飛行機を撮影する定番スポットといえば、空港内にある展望台です。飛行機を俯瞰で撮影することができたり、近距離から迫力のある写真を撮ったりすることが可能。フェンスで囲まれている場所が多いものの、写真撮影スペースが設置されている空港も多いため、飛行機を撮影するにはうってつけのスポットです。

近隣にあるホテル

飛行機撮影では、近隣にあるホテルも活躍します。宿泊費はかかるものの、特等席での撮影が可能。窓が開かないホテルなどもあるため写り込みへの注意は必要ですが、通常とは違った角度から特別感のある撮影を楽しむことができます。ホテルからの撮影に挑む際には、空港側の部屋になるようしっかりと下調べをしておきましょう。

オススメの撮影スポット

東京国際空港(羽田空港)

日本において最大の規模を誇る羽田国際空港。多い日には、1日1,200機程の飛行機が発着陸しています。たくさんの飛行機が発着陸しているということは、それだけシャッターチャンスが多いということ。撮影にまだ慣れていない、初心者の方でも回数をこなせるため、オススメの空港です。

城南島海浜公園(じょうなんじまかいひんこうえん)

次に紹介するのは、城南島海浜公園です。夜には、対岸に羽田空港の夜景が見えます。超望遠レンズを使用すれば、迫力のある写真が撮影可能です。また、早朝から飛行機が飛び始めると、真上を飛行機が通過するため、飛行中の飛行機を間近で撮影することができます。

中部国際空港

“セントレア”の名でも知られる中部国際空港。日本でも4つしかない国際空港の1つです。オススメは、屋上展望台の先端部分。”日本で最も飛行機を近くに感じられる展望台”といわれる景色は、飛行機好きにはたまりません。

神戸空港

有名な映画作品『アウトレイジ』シリーズの撮影でも使用されており、”マリンエア”の愛称で親しまれている空港です。展望台からの撮影環境が良く、フェンスに邪魔されることなく撮影できます。また、滑走路の奥には海が広がっているため、海や夕焼けと絡めた撮影ができるのもポイントです。

飛行機の撮影にオススメの機材

カメラ

飛行機の撮影に使用するカメラを選ぶポイントは3つあります。1つ目はセンサーサイズ。飛行機を撮影するなら、APS-Cセンサーの搭載されたAPS-C機がオススメです。APS-C機の焦点距離は、(フルサイズセンサーの搭載された)フルサイズ機の焦点距離の、1.5~1.6倍。より遠くのものを、高画質で撮影できます。2つ目は、連写速度。シャッターチャンスの少ない飛行機撮影では、連写速度の高いカメラが有利です。目安として、秒8コマ以上の連写性能を誇るモデルを選ぶと良いでしょう。3つ目は、AF性能。AF性能が優れているものを選ぶことで、ピンボケなどの失敗を減らせます。広範囲で自動的にピントを合わせてくれる「ゾーンAF」などの機能が搭載されているモデルを選ぶのが吉です。

下記で『センサーサイズ』『連写速度』『AF機能』の3条件を満たすカメラの一例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Nikon D500 ボディ

NikonのD500は、飛行機の撮影にオススメなボディの1つです。飛行機のように、遠くの被写体を撮影しなければいけない環境では、焦点距離の伸びるAPS-Cセンサーが有利。さらに、連写速度は10コマ/秒で、暗所性能も高く、飛行機撮影に十分なレベルです。また、D500にはフルサイズセンサーのフラッグシップモデルと同等のAF性能が搭載されています。離陸準備中から、発着陸の際までシャッターチャンスを逃すことなく撮影することができる、安心のモデルです。

Nikon D500 ボディ
マウント Nikon Fマウント
対応センサーサイズ APS-Cセンサー
有効画素数 2088万画素
常用ISO感度 ISO100~51200
高速連写 最高約10コマ/秒
シャッタースピード 1/8000~30秒
幅×高さ×奥行き 147x115x81mm
質量 760g

■購入する場合は、154,680円(税込)(2021/7/5現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額10,780円(税込)でレンタル可能です。

レンズ

飛行機撮影のレンズを選ぶ際は、焦点距離が最も重要です。焦点距離が不足していると、展望台で撮影していても飛行機が小さく写ってしまい迫力の欠けた写真になってしまいがち。目安として、焦点距離が300mm以上の超望遠レンズを選ぶと良いでしょう。その中でも、汎用性の高い、高倍率ズームレンズがオススメ。被写体である飛行機を、自分の好みの大きさに切り取れます。また、超望遠単焦点レンズのような、明るいレンズもオススメです。描写力が高く、クオリティの高い写真を撮影できます。超望遠単焦点であれば、開放F値が5.6以下のものを選ぶと良いでしょう。

下記で『焦点距離』を満たすレンズの一例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM Sports [ニコン用]

フルサイズ用に設計されたレンズですが、APS-Cセンサーの一眼レフでも使用可能。APS-C機に装着すれば、焦点距離が35mm換算90-900mmの超望遠レンズとして活躍します。比較的撮影距離の近い離陸準備中から、離陸後の空へと上っていく様子まで、これ1本で撮影することが可能です。また、手ブレ補正を4段分内蔵しており、手持ち撮影時の手ブレを大幅に軽減。SIGMAが設定する3つのコンセプトの中でも、高速AFと高い描写力を両立している『Sportsライン』のレンズとして、しっかりとカメラマンの期待に応えてくれます。

60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM Sports [ニコン用]
マウント Nikon Fマウント
対応センサーサイズ フルサイズセンサー
焦点距離 60-600mm(35mm換算90-900mm)
F値 F/4.5-6.3
絞り羽枚数 9枚
フィルター径 105mm
最大径×長さ 120.4×268.9mm
質量 2700g

■購入する場合は、176,770円(税込)(2021/7/5現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額15,180円(税込)でレンタル可能です。

その他のアクセサリ

飛行機を撮影する際にぜひ合わせて用意したいのが、三脚または一脚です。三脚は抜群の安定感がありますが、比較的大きく重たいものが多数。一脚はコンパクトで持ち運びに便利なものが多いですが、安定感に欠けます。どちらか一方を使うだけでも安定感が大きく変わるため、撮影シーン・場所にもよりますが、なるべく使用するようにしましょう。

下記でオススメな三脚の一例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ピークデザイン トラベル トライポッド カーボン TT-CB-5-150-CF-1

飛行機の撮影は、サイズが大きく重い望遠・超望遠レンズを使用する場合がほとんど。手持ち撮影では、手ブレしやすく、まともな写真が撮れるチャンスが大幅に減ってしまいます。使用できる場所では、必ず一脚や三脚を使用して安定感のある撮影をしましょう。とはいえ、飛行機撮影では荷物が多くなりがちで、「レンズが大きい分、少しでも身軽に行動したい…。」という思いもありますよね。そこでオススメしたいのが、ピークデザイン トラベル トライポッド カーボン TT-CB-5-150-CF-1。小さく折りたためるコンパクトでスタイリッシュな三脚です。カーボン製のため、比較的軽量なのもうれしいポイント。

ピークデザイン トラベル トライポッド カーボン TT-CB-5-150-CF-1
最短全高 140mm
質量 1270g

■購入する場合は、86,922円(税込)(2021/7/5現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額10,780円(税込)でレンタル可能です。

まずはレンタルして試してみる

アプリケーション

飛行機撮影の際に、飛行機の位置をリアルタイムで確認できるflightradar24というアプリを合わせて使用すると、より一層飛行機の撮影を楽しめます。また、着陸前の飛行機が戻ってくるタイミングを確認するのにも一役買ってくれることでしょう。

flightradar24のページへ(外部Webサイト)

飛行機を撮影する際の基本設定

撮影モード

飛行機を撮影する際は、『Mモード』か『S(またはTv)モード』を使用しましょう。飛行機は高速で移動しているシーンを撮影することもあるため、シャッタースピードを基準に設定します。慣れないうちはシャッタースピード以外を自動で設定してくれるS(またはTv)モードがオススメ。飛行機撮影に慣れてきて、撮りたい画に合わせた設定ができるようになったら、自分でシャッタースピードやF値を設定するMモードでの撮影にも挑戦してみましょう。

シャッタースピード

一般的に、手ブレしないシャッタースピードの目安は”1/焦点距離”といわれていますが、望遠レンズを使用する場合、重さもあるため、通常よりも手ブレしやすくなります。そのため、動いている飛行機をピタリと止めて撮影するのであれば、シャッタースピードを1/1000秒以上に設定するのがオススメ。さらに、スピードの速い上空にいる場合は1/2000秒以上での撮影を意識しましょう。ただし、被写体との距離が遠く、焦点距離を伸ばすほど写真はブレやすくなるため注意が必要です。

離陸時を狙って背景を流す「流し撮り」をするのであれば、1/40秒程度から始めてみましょう。うまく飛行機を追えるようになったら1/10秒程度までシャッタースピードを落としてあげると、しっかりと背景の流れた写真を撮ることができます。

AFモード

使用するAFモードは、AF-C(コンティニュアスAF)モード※がオススメ。AFを作動している間被写体を追い続けてくれるので、着陸前などAFが難しいシーンでも安心して撮影できます。

※Canon製カメラの場合はSERVOモード

飛行機の撮影にオススメの時間帯

日中

飛行機撮影における基本の時間帯です。日が出ていて、明るさが十分に確保できるため一番失敗が少なく撮影できます。また、発着陸の数も多いため練習するにもピッタリ。まだ撮影に慣れていない初心者の方にオススメです。他の時間帯での撮影に挑戦する前に、この時間帯でしっかりと練習することで成功率を高めておきましょう。

早朝・夕方(マジックアワー)

幻想的な雰囲気の写真を撮りやすい時間帯です。日の出・日の入りの前後30分ほどしかないため、シャッターチャンスを逃さないことが大切。また、明るさが変わりやすい時間帯のため、設定をこまめに見直しながら撮影すると失敗を減らせます。先に設定を決めておいて、シャッターを切り続けるのが成功の一枚を生み出すポイントです。

誘導灯が光る滑走路とメタリックな機体の質感が夜の雰囲気とマッチして、格好いい写真を撮影しやすい時間帯です。シャッタースピードを稼ぐためにはISO感度を上げる必要があるため、この時間帯での撮影をする場合は、高感度耐性のある、暗所性能の高いカメラを選ぶと良いでしょう。ただし、止まっている飛行機を撮影する場合であれば、高感度耐性・暗所性能に優れたカメラでなくても、シャッタースピードを下げて撮影することで、解像感のある写真を撮影することができます。

飛行機の撮影にオススメなレンズキット

Canon 高速連写一眼レフ&軽量望遠ズームセット EOS 7D Mark II + EF70-300mm F4-5.6 IS II USM

CanonのAPS-Cセンサーを搭載した一眼レフカメラ『EOS 7D Mark II』は、最高秒10コマの高速連写がウリ。マジックアワーでも、シャッターチャンスを逃さず撮影できます。セットレンズの『EF70-300mm F4-5.6 IS II USM』は、『EOS 7D Mark II』に装着すると、焦点距離(35mm換算で)約112-480mmの望遠ズームレンズ。高速AFを実現する超音波モーター『ナノUSM』が搭載されているため、飛行機の撮影にピッタリのオリジナルレンズセットです。

EOS 7D Mark II + EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
マウント Canon EFマウント
対応センサーサイズ APS-Cセンサー
連写速度 最高秒10コマ
AF性能(画像処理エンジン) デュアル DIGIC 6
AF性能(フォーカスポイント) 65点
焦点距離 70-300mm(35mm換算112-480mm)
F値 F4-5.6
総質量 1530g

■購入する場合は、あわせて119,022円(税込)(2021/7/5現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額15,180円(税込)でレンタル可能です。

PENTAX チャンスに強い高倍率ズームレンズセット K-70 + DA 18-270mmF3.5-6.3

『DA 18-270mmF3.5-6.3』は、焦点距離(35mm換算)27.5-414mm相当の、15倍ズームの超望遠ズームレンズです。超音波AFモーター『SDM』を採用しており、離陸準備も着陸前の飛行機もバッチリ捉えます。また、ボディには軽量で本格的な一眼レフ・『K-70』をセット。ハイブリットAFが搭載されているため、シャッターチャンスを逃す心配は不要。ボディ内手ブレ補正を4.5段分搭載しているため、三脚を使わない”手持ち撮影”にも向いているオリジナルレンズセットです。

K-70 + DA 18-270mmF3.5-6.3
マウント PENTAX Kマウント
対応センサーサイズ APS-Cセンサー
連写速度 最高秒6コマ
AF性能(画像処理エンジン) PRIME MII
AF性能(フォーカスポイント) 11点
焦点距離 18-270mm(35mm換算27.5-414mm)
F値 F3.5-6.3
総質量 1081g

■購入する場合は、あわせて117,680円(税込)(2021/7/5現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額10,780円(税込)でレンタル可能です。

Nikon DX最上位一眼レフ最新モデル×18倍ズームレンズセット D7500 + 16-300mm

NikonのAPS-Cセンサーを搭載した一眼レフ最新モデルの『D7500』と、18倍ズームの『16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO (Model B016) [ニコン用]』のセット。D7500は、APS-Cサイズの最上位機『D500』と同じ画像処理エンジン『EXPEED 5』を搭載しているため、秒8コマ・最大50枚の連写が可能です。

また、レンズの16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO (Model B016) [ニコン用]の焦点距離は、35mm換算で最大450mm相当。しっかりと遠くの被写体を狙うことができます。画質・連写速度・AF速度など、全体的に高いレベルを実現した、中級者以上にオススメのバランスの取れたオリジナルレンズセットです。

D7500 + 16-300mm
マウント Nikon Fマウント
対応センサーサイズ APS-Cセンサー
連写速度 最高秒8コマ
AF性能(画像処理エンジン) EXPEED 5
AF性能(フォーカスポイント) 51点
焦点距離 16-300mm(35mm換算24-450mm)
F値 F3.5-6.3
総質量 1180g

■購入する場合は、あわせて159,385円(税込)(2021/7/5現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額15,180円(税込)でレンタル可能です。

まとめ

今回は、飛行機を撮影する設定やオススメの機材についてご紹介しました。飛行機は、年間を通して安定して撮影できる被写体の一つです。機材を選ぶ際は、カメラの【センサーサイズ】【連写速度】【AF機能】と、レンズの【焦点距離】に注目してください。また、経験を積んでいくことで撮影スキルはアップします。自分が納得できるまで撮影を繰り返したり、設定を見直したりすることで、自然と写真の腕が上達していくはず。まだ飛行機を撮影したことのない方は、この機会にぜひ挑戦してみてくださいね。