【2020年最新】レンタル可能なCarl Zeiss(カールツァイス)のOtusシリーズ4選

世界中のカメラマンに愛されてきた老舗の光学機器メーカー「Carl Zeiss(カールツァイス)」。カメラが趣味の方なら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。フィルムカメラ時代には「浮かび上がった画像を見ただけで、Carl Zeissのレンズとわかる」と言われたほど、高性能な光学系のレンズを開発。 現代にも通ずる光学系や指標の礎を築いた革新的な企業で、そのレンズラインナップの最高峰に位置するのが「Otusシリーズ」です。Otusはとは、フクロウ科・コノハズクのこと。「闇の中でも視力が優れている」との理由から名付けられました。
今回は「単焦点レンズの最高峰Otusシリーズ」を紹介したいと思います。

Carl Zeiss(カールツァイス)とは?

オールドレンズから最新のレンズに至るまで、多くのファンがいるCarl Zeissですが、どのような企業なのでしょうか。創業から現在に至るまで、詳しく説明します。

Carl Zeissは老舗の光学機器メーカー

Carl Zeissは、ドイツに本拠地を置く老舗の光学機器メーカーです。創業者のカール・ツァイスはイエナ大学で学び、1846年にイエナで工房を構えます。そこで、大学の研究室で使用される顕微鏡など光学機器の製造や保守を始めました。1850年代には顕微鏡分野で一般に広く認知され、1861年には工業博覧会で金賞を受賞しています。
現在では一般的な、学術分野を用いた科学的なアプローチによるレンズ開発を展開したカール。大学講師や博士号取得者と協力することによって、従来の製造の常識を覆しながら評価を高めていきました。その科学的アプローチから生まれた数々の名レンズは、今日の中古市場にも多数出回るほどで、多くのファンがいます。

Carl Zeissがカメラ用レンズを発展させた

Carl Zeissで開発された技術は、現在でもレンズ開発の指標や光学技術として使用されています。まず指標としては、レンズの商品サイトに必ず載っている「MTF曲線」。解像力とコントラストの高さで光学性能を評価するもので、解像力のみでレンズを評価していた時代にCarl Zeissが提唱しました。また、「アッベ数」という 色収差を評価する際に使われる指標は、物理学の教授で、後に共同経営者となったエルンスト・カール・アッベによって開発されています。光学技術では、色収差を高いレベルで抑制する蛍石を用いた「アポクロマート」が重要です。現在でも、蛍石を使用した光学系をウリにしているレンズが販売されています。

Carl Zeissがレンズコーティング技術を開発

特筆すべきは、現在では当たり前となっている「レンズコーティング」が、元々Carl Zeissの特許であったということ。光の反射をレンズの表面で抑えることによって、光の透過率を上げる技術であり、コーティングの多層膜化を初めて実現したのもCarl Zeissです。
それまでのレンズは透過率が低かったため、レンズ枚数を増やしてしまうとクリアな画質を得られませんでした。コーティング技術の発達により、透過率の高いレンズを多く使用でき、諸収差の抑制がより一層可能になります。また、レンズの内面反射が抑制され、フレアが少なくコントラストの高いレンズを実現。Carl Zeissは、独自のコーティングを「T*コーティング」と名付けていますが、レンズ表面にコーティングが施されているというだけでなく、光学全体の性能が基準を満たした場合のみ記載されています。
こうした功績や高い信頼性から、Carl Zeissがなぜ多くのカメラマンから支持されているのか、ご理解いただけるかと思います。

現在はZEISSグループとして拡大

現在は、ZEISSグループとしてビジネスを展開しています。カメラレンズをはじめ、眼鏡レンズ、顕微鏡、半導体製造装置、測定技術、プラネタリウム技術など、光学だけでなく光電子分野に至るまで事業分野が拡大。特に半導体製造装置は、全世界で7割のシェアを誇ると言われています。一番身近な分野では、歯医者の口腔内撮影機器にZEISSが使われていることがあるので、機会があれば見てみてください。

SONYとの共同開発を行なっている

Carl Zeissは、ミラーレス一眼レフや高級コンデジを展開しているソニーと、レンズの共同開発を行なっています。「Planar」「Sonnar」「Distagon」といった、Carl Zeissの名だたるレンズ名を冠した製品をソニーEマウントで展開。Carl Zeissのレンズを唯一オートフォーカスで使用できる点をウリにしています。今回紹介するOtusシリーズには、ソニーのマウント用はありませんが、他の名レンズも試すと、また違った良さが見えてきますよ。

Otusレンズの特徴は?

Carl ZeissのOtusシリーズは、単焦点レンズの中でも最高峰と呼ばれることがある高品質なレンズです。現在、4種類がラインナップされていますが、すべてに共通して言える特徴を詳しく説明します。

巨大で重量級ながら、圧倒的な光学性能を誇る

Otusシリーズは、同クラスのレンズと比べると重く、圧倒的に太いレンズです。元々がF1.4の大口径レンズということもありますが、レンズの光学性能を高めるためには、口径を大きくすることが必須。公式サイトが謳っている「中判カメラで撮影しているような解像力」を実現するために、大きさや重さを度外視して開発されたと考えられます。
その分、解像力やボケ味といった光学性能は圧倒的。クリアでシャープなピント面と、とろけるようなボケの美しさは、シリーズすべてのレンズに共通しています。また、重さに関しては約1000〜1350gと手軽に持ち運べない程度で、超望遠レンズのように手持ち撮影が厳しいわけではありません。スナップ撮影やポートレート撮影なら、手持ちで十分楽しめます。

諸収差の抑制や逆光耐性のレベルが高い

通常、空が明るい状況で背景に草木を配置した撮影では、枝や葉っぱの輪郭が紫のように変色してしまうパープルフリンジが出やすくなります。また、強い光源に向かってレンズを向ける逆光撮影時は、ゴーストやフレアが発生しがち。これらは、写真に対して悪影響を与えます。
しかし、Otusシリーズでは高い光学性能と独自の「T*コーティング」によって、太陽を直に撮影してしまうといった極端なシチュエーションでない限り、収差やゴースト・フレアといった悪影響をしっかり抑制。構える方向を細かく気にする必要はほとんどなく、撮影に集中できます。

ピントリングが程よいトルクで回しやすい

ピントリングはゴム製で指かかりが良く、滑りにくい仕様になっています。リングを回した際のトルク感は快適で、じっくりとピントを合わせることが可能です。マニュアルフォーカスレンズなので、ピント合わせに不安がある方もいるかもしれません。しかし、現在のカメラには、ピントピーキング機能やマニュアルフォーカス時の拡大表示機能があるので、それらを使用することで、問題なくOtusでの撮影を楽しめます。

Carl Zeissレンズの選び方

Carl Zeissはサードパーティーのレンズメーカーなので、レンズ選びには注意が必要です。レンズの選び方を説明しますので、確認してください。

使用しているカメラのマウント規格に注意

まず、使用するカメラのマウント規格を確認してください。サードパーティーメーカーのレンズは、同一の商品名であっても、カメラのマウント別に製品が異なるため、注意が必要です。マウントが異なると、レンズは装着不可能。たとえば、ニコンFマウントにキヤノンEFマウント用のレンズは装着できません。Carl Zeissのレンズは、各レンズの名称の最後に対応マウントが表記されています。キヤノンEFマウント用レンズでは「ZE」、ニコンFマウント用レンズでは「ZF.2」と記されているので、しっかり確認しましょう。

単焦点レンズの最高峰Otusシリーズ4選

ここからはGooPassでレンタル可能な「単焦点レンズの最高峰Otusシリーズ」を紹介していきます。

CarlZeiss Otus 1.4/28

Otusシリーズ最大径で世界最高の広角レンズ。

Otus 1.4/28は、Otusシリーズで最大のフィルター系を誇る巨大な広角レンズです。持ち運びが手軽なサイズではありませんが、ツァイスが「世界最高の広角レンズ」と謳うように、描写力は一級品。開放からキリッとしたシャープの解像力で、画面中央から隅まで高い均一性を誇ります。広角レンズは、焦点距離の特性上あまり大きくボケません。しかし本レンズであれば、F1.4の明るさで大きく美しいボケ味も楽しめます。逆光耐性は高く、ゴーストやフレアはほぼ気にせず撮影可能。明るい空を背景にした際に、木や枝に出やすい色収差もほとんど見られません。広角レンズ特有の四隅を引き伸ばす特徴が出にくく、扱いやすい28mmという焦点距離はスナップ撮影や風景撮影に最適。重くても最高の描写力を誇る広角レンズを使用したい方にオススメです。

製品名 Otus 1.4/28
対応マウント キヤノンEFマウント、ニコンFマウント
対応センサーサイズ フルサイズセンサー
フィルター径 95mm
最大撮影倍率 1:5.5
質量 1340g(ZE)/1320g(ZF.2)

■購入する場合は、558,900円(2020/10/15現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額29,800円でレンタル可能です。

CarlZeiss Otus 1.4/55

解像力、色乗り、コントラスト、すべて高レベルなしっかりとした描写のレンズ。

Otus 1.4/55は、スナップ撮影やポートレート撮影がメインの方にオススメする標準レンズです。「EOS 5Ds R」といった5000万画素機にも耐えうるキレキレの解像力、パキッとした色乗りとコントラストで、しっかりした描写のレンズという印象。金属製の機械類や乗り物、重厚な表現をしたい石畳といった被写体との相性はバツグンです。また、輪郭の芯が抜けやすいハイキーの写真でも、芯を保ったまま被写体を表現してくれます。
その反面、女子感を前面に押し出したポートレートやかわいい花の写真のように、ふんわりとした描写は少々苦手に感じます。それでも、通常のポートレート撮影では、肌をきれいに見せる再現性が優秀。ボケ味の美しさも相まって、クリアな描写を見せてくれます。とにかくよく写り、使用する機会が多い焦点距離なので、Otusデビューにはちょうどよいでしょう。

製品名 Otus 1.4/55
対応マウント キヤノンEFマウント、ニコンFマウント
対応センサーサイズ フルサイズセンサー
フィルター径 77mm
最大撮影倍率 1:6.8
質量 1010g(ZE)/960g(ZF.2)

■購入する場合は、358,902円(2020/10/15現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額29,800円でレンタル可能です。

CarlZeiss Otus 1.4/85

最高のボケ味を実現したポートレートレンズの決定版。

Otus 1.4/85は、最高のボケ味が持ち味の中望遠レンズです。焦点距離85mmといえば、望遠レンズ特有の大きなボケと背景の整理のしやすさで、ポートレート撮影の定番。本レンズの描写は、名だたる85mmレンズの中でも格別です。
最大の魅力は、何と言っても美しいボケ。ピント面からアウトフォーカスにかけてのボケ感は非常に滑らかで、まさにとろけるようなボケ味。ボケの輪郭がふわっと消えるような描写を楽しめます。レンズによってはボケ感がうるさくなりがちな草木といった背景でも、全体的に自然に溶け込むような描写が特徴です。ピント面の解像力は、しっかりしつつもカリカリし過ぎるほどのシャープネスではないので、女性モデルのポートレート撮影でも柔らかい雰囲気を表現できます。ポートレートレンズとしては、これ以上ないくらいバランスのよいレンズです。

製品名 Otus 1.4/85
対応マウント キヤノンEFマウント、ニコンFマウント
対応センサーサイズ フルサイズセンサー
フィルター径 86mm
最大撮影倍率 1:7.7
質量 1150g(ZE)/1090g(ZF.2)

■購入する場合は、435,240円(2020/10/15現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額29,800円でレンタル可能です。

CarlZeiss Otus 1.4/100

背景とともに空気感を写し出す最高峰の望遠レンズ。

Otus 1.4/100は、同クラスの単焦点レンズで最高のシャープネスを誇る望遠レンズです。絞りF1.4と、望遠レンズ特有の浅い被写界深度が合わさって、マニュアルフォーカスでのピント合わせは多少難しめ。しかし、ライブビューやフォーカスピーキングといった補助機能を使ってピッタリとピント面が合ったときは、驚くほど繊細に被写体の質感を再現します。ボケ感も「Otus 1.4/85」同様、極めて滑らかで美しいとろけ具合。ボケの輪郭がふわっと背景に溶け込みます。
最短撮影距離は1mで、被写体に寄れるレンズではありません。しかし、背景と一緒に写し込むことで、その場の情景や空気感まで伝えられるような、クリアな描写をしてくれます。普段から使用している常用レンズではなく、本レンズでひと味違うスナップ撮影を楽しめるレンズです。

製品名 Otus 1.4/100
対応マウント キヤノンEFマウント、ニコンFマウント
対応センサーサイズ フルサイズセンサー
フィルター径 86mm
最大撮影倍率 1:8.6
質量 1350g(ZE)/1310g(ZF.2)

■購入する場合は、580,770円(2020/10/15現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額29,800円でレンタル可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。レンズの歴史を変えたと言っても過言ではない名レンズメーカー「Carl Zeiss」が生み出したレンズの最高峰「Otus」シリーズを紹介しました。圧倒的にクリアな解像力と美しいボケは、一度使用するとやみつきになります。ぜひ、この記事を参考にして、お気に入りの一本をGooPassでレンタルしてみてください。普段とは違う作品が撮影できるかもしれませんよ。

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