【2020年最新】カメラのブレを防ぐ!動画撮影にオススメのジンバル4選

カメラやスマホの動画性能が高まり、4Kクオリティの画質が普及した現代。キレイで滑らか、人目を惹く撮影がカンタンに撮れる時代になりました。ただ、歩きながら手持ちカメラで動画を撮ると、「手ブレや画像の揺れが気になる…」と悩む方も多いのではないでしょうか?そんなとき、強い味方になってくれるのがジンバル。動画のブレ・揺れを抑え、スムーズな撮影を助けてくれるツールです。今日は、そんなジンバルの基本情報や使い方、おすすめのモデルをご紹介します。

ジンバルとは?

ジンバル(Gimbal)は、もともと「軸を中心として物体を回転させる台」を表す言葉。「ギンバル」と呼ばれることもあります。ジンバルを構成する主なパーツは手持ちグリップ、電子制御の複数軸ブラシレスモーター※、モーターの制御装置、カメラ雲台、バッテリーなど。これらが連動し、手持ち撮影の最大の弱点である「手ブレ」を激減させ、視聴者の映像酔いを抑制。さらに、使い方次第で映画のような流れを感じさせる映像も撮影できます。
※複数軸ブラシレスモーター:一般的に3軸。1軸のジンバルもある。

ジンバルの歴史

ジンバルはとりわけ映画の撮影現場で重宝され、新たな仕様や機能が追加されてきました。傑作映画の名シーンの多くが、ジンバルに取りつけたカメラで撮影されています。しかし、ジンバルはプロが現場で使う道具であることからボディが大きく、重く、価格も非常に高価。アマチュアがおいそれと手を出せる代物ではありませんでした。しかし、スチール(静止画)用のカメラに動画機能が搭載されると状況が変わり始めます。カメラの小型化・軽量化、動画機能の高性能化がジンバルの進化にも拍車をかけ、安価で軽く、機能性に富んだ製品がリリースされるようになりました。今やスマートフォンやアクションカメラで4K動画を撮影できる時代です。それに伴い、スマホ専用のジンバルも発売されています。

ジンバルの利点

高画質な動画を撮影出来るカメラボディの多くは、手ブレ補正の機能を搭載しています。しかし、この機能は万能ではありません。特に町歩きやロケなど、歩きながら被写体・風景を撮影するとなると、ボディの手ブレ補正だけで映像のブレを抑えることは困難です。動きのある被写体であれば、なおさらでしょう。結局、三脚を用いるしかないケースも多々あります。そこでジンバルの登場です。手持ち撮影や歩きながらでもジンバルを使えば、ブレのない動画撮影が可能。映像の映りは滑らかになり、撮影範囲やアングルも自由自在です。また、カメラマンが立ち位置や姿勢を変えてもカメラの向きが保たれたり、揺れや傾きを抑えてくれたりする点も、ジンバルの強み。このようにジンバルが滑らかで安定した動画撮影を助けてくれることから、ハイクオリティな動画を求めるカメラマンや映像クリエイターに使われています。

ジンバルの使い方

基本的なジンバルの使い方をご紹介します。

1.ジンバルのアップデートや専用アプリのダウンロードを行なう
2.ジンバル本体を展開し、パーツを取りつける
3.ジンバルの雲台にカメラを取りつける
4.ジンバルの軸・ネジを調整し、カメラとのバランスを取る
5.ジンバルの撮影モードを設定する
6.被写体を撮影しながらグリップ部のダイヤルやボタンを操作し、ベストなポジションに立ち続ける

ジンバルの選び方

ここからはジンバルの選び方を見ていきましょう。

カメラ用とスマホ用

動画撮影に用いるボディが、カメラかスマホかによって、ジンバルの仕様が異なります。カメラとスマホ、どちらで撮影するのかを基準にジンバルの仕様を決めましょう。ただし、中にはカメラやスマホ、アクションカメラなどカメラのタイプを選ばないジンバルもあります。

サイズと重量・形状

小さいジンバルほど持ち運びが楽ちんです。長時間撮影の負担も小さくなります。ただ、高画質な動画撮影を行なうカメラ&レンズとなると、重さがかさむケースも。この場合、接続部の故障やカメラの落下を防ぐには、ジンバルにも相応のサイズと積載量が必要です。また、大型のリング状のデザインから持ち運びが楽な折りたたみ式や、手のひらにすっぽり収まる小型式など、多様なデザインが揃っています。用途に合わせて、ピッタリのデザインを選びましょう。

駆動時間

充電式バッテリーを搭載したジンバルは、駆動時間もポイント。駆動時間は重さや大きさ、形状とも関わってくるので、動画を撮影するシチュエーションや被写体の状態などを考慮し、優先事項を作ることが重要です。ジンバルを作動させている間、カメラボディに充電を行なう機能を搭載したモデルもあります。

撮影モード

基本撮影モードの他、被写体を自動追尾する機能など、多様なモードが搭載されているジンバル。たとえばOsmo Mobile3には「ActiveTrack 3.0」という自動追尾機能があります。ジンバルを選ぶ際は、撮りたい映像や被写体の状態に適したモードが搭載されているかもチェックしましょう。

軸の数

一般的なジンバルは3軸構造です。軸が多いほど可変性が高く、様々な形状・アングルから撮影が可能。しかし、軸が多いほど調整の難易度が上がります。軸をロックできる仕様かどうかもチェックすると良いでしょう。

オススメのジンバル4選

ここからは、オススメのジンバルをご紹介します。

DJI Ronin-S

これぞプロ仕様の動画ジンバル!

DJI Ronin-Sは一眼レフやミラーレスなど、一眼カメラ用の片手持ちジンバルです。スペックと価格は本格派。重量は1.8kgと比較的重く、片手持ちジンバルの中では大型の部類なので、ハイアマチュア~プロ向きの製品といえるでしょう。また、DJI Ronin-Sは特筆すべきクリエイティビティを備えるモデルでもあります。開発メーカーのDJIはRonin-Sに「想像と創造のチカラを」と銘打ち、イマジネーションを形にするためのジンバルと位置づけました。プロ仕様のスペックながら、片手操作でもカンタンかつ本格的な設定が可能です。たとえば、映像をスムーズに撮影するスムーズトラックが、ジンバルの3軸すべてに搭載されています。また、握りの前部のトリガーを長押しするだけで、アップライトモード~吊り下げモードを即座にスイッチ。スムーズにぐりぐりと動くジンバルは撮影を邪魔せず、安定的な撮影が可能です。
Focusホイールはスムーズに操作可能。動きのある被写体にフォーカスし続ける場合も、複雑な操作は一切不要です。ワンタッチで追尾してくれます。また、Ronin-Sに対応カメラシステムを接続し、同梱ケーブルを繋げることでプルフォーカス※が可能です。こうした特製・機能を兼ね備えるRonin-Sは、動きのある被写体や複数の空間を移動しながら撮影するカメラマンにとって、心強い味方といえるでしょう。さらに、Ronin-Sはスポーツモードを搭載。グリップのボタン操作一つで、素早い移動やアクションの激しい被写体にもレスポンス良く反応できます。
とはいえ、この製品の良さは使い勝手や軽さだけではありません。そこは動画ジンバルのパイオニアともいえるDJIです。カメラやレンズ、マイクの組み合わせで重量がかさんでも、このジンバルは3.6kgまで搭載可能。かつ、ロック部の構造もタフな造りです。映像クオリティのためなら経費を惜しまない映像クリエーターにとって垂涎の的でしょう。
※プルフォーカス:カット内でフォーカスを移動させる手法。たとえば、画面のなかにカップルが縦並びの場合、前の人間の顔にフォーカスしたあと、後ろの人の目にフォーカスを移すのがプルフォーカス。

製品名 DJI Ronin-S
最大径×長さ 202×486×185mm
重量 1.8kg
積載量 3.6kg
バッテリー駆動時間 12時間

■購入する場合は、94,380円(2020/8/7現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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DJI Ronin-SC Pro コンボ

Ronin-Sよりも軽くてコンパクト。ジンバル初心者にはこちらがオススメ。

DJI Ronin-SC Pro コンボはミラーレス向けのジンバル。さきほどのRonin-Sよりも軽量でコンパクトです。それでいて耐久性や性能も充分。ボディの材質が高強度複合材料&マグネシウムアルミニウム合金と、ハードな使用にも応えます。
基本性能はRonin-Sとほぼ変わらず、新機能を追加。別売りのスマートフォンホルダーが必要ですが、アプリで連携させたスマホを組み合わせれば、被写体を自動追尾してくれる「ActiveTrack 3.0機能」や、カメラを傾けた方向にカメラが動く「Force Mobile機能」がスムーズな撮影を助けてくれます。スマホの液晶モニタをカメラモニターとして連動させることも可能です。積載量は2kg。比較的軽量な一眼レフやミラーレス一眼カメラとレンズのセットであれば、問題なく積載できます。Ronin-SC ProとProコンボの違いは付属品の有無です。Proコンボには「Focus モーター」「Focus モーター ロッドマウント」「Focus ホイール」「Focus ギア ストリップ」「ねじ」「RSS スプリッター」が付属します。

製品名 DJI Ronin-SC Pro コンボ
最大径×長さ 220×200×75mm
重量 1.1kg
積載量 2kg
バッテリー駆動時間 11時間

■購入する場合は、62,617円(2020/8/7現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額9,800円でレンタル可能です。

SNOPPA Kylin-M

一眼カメラやコンデジ、スマホ、アクションカメラでも使える可変性が魅力。

SNOPPA Kylin-Mは3軸のジンバル。0.98kgと軽く、基本操作のみならず、ハイアングル/ローアングルのモード変型もグリップ操作一つで行なえます。また、一眼カメラやコンデジ、スマホ、さらにはGoProなどのアクションカメラまで、これ一台で様々なカメラを積載できる可変性も強みです。ボディ構造は人間工学デザインがベース。手に取りやすく、ぐりぐりと動かしながら使っても疲労感が溜まりにくい仕様です。さらに、大きめのボディ&レンズを用いる撮影にも威力を発揮。レンズホルダーがバランスを保つので、ジンバルの先端に重さがかかっても安定した撮影が持続します。SNOPPA Kylin-Mはセッティングにかかる時間の短さもストロングポイント。最初のセッティングでスケールの数値を記録しておけば、次回からは数十秒で立ち上がります。
撮影モードは4種類。ノーマル・パノラマ・インターバル・トラッキングと切り替え可能です。こうしたモードのバラエティに加え、バッテリー駆動も長時間。連続12時間の使用が行なえ、さらにジンバル作動時、カメラに電源が供給される電源サポート機能も搭載しています。一眼カメラとスマホ、両方でジンバルを使いたいカメラマンや、カメラを上下左右に動かしながらアクティブに撮りたい人にオススメです。

製品名 SNOPPA Kylin-M
最大径×長さ 156×222×224mm
重量 0.98kg
積載量 1.8kg
バッテリー駆動時間 12時間

■購入する場合は、55,000円(2020/8/7現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額5,800円でレンタル可能です。

GoPro Karma Grip AGIMB-004-JK

GoProで手ブレを抑えた撮影がしたいなら、このジンバルに決まり。

GoPro Karma Grip AGIMB-004-JKは、GoPro用のジンバルです。GoProのHERO4、HERO5 Black、HERO6 Blackの使用を想定しています。スタビライザーとグリップを組み合わせても、500gに満たない軽さ。GoPro特有の軽快性・携帯性とアングルの自在さを損ないません。歩いている間だけではなく、跳んだり跳ねたり、乗り物に乗ったりとアクションの最中でも、手持ち撮影から格段にアップした安定的な撮影が行なえます。このジンバルは別売りパーツと組み合わせれば、ボディに装着した使用も可能。登山やサーフィン、レース中のバイクなど、通常は撮影が難しい(出来てもブレが避けられない)シチュエーションでも強みを発揮します。GoProでジンバルを使いたいなら、これに決まりでしょう。

製品名 GoPro Karma Grip AGIMB-004-JK
最大径×長さ 109×149×83mm(スタビライザー)/43×43×205mm(グリップ)
重量 約0.49kg(スタビライザーとグリップのセット)
積載量
バッテリー駆動時間 1時間45分

■購入する場合は、32,980円(2020/8/7現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額5,800円でレンタル可能です。

まとめ

ここまでオススメのジンバルをご紹介しました。「これだ!」という製品は見つかりましたか?カメラ&レンズの高機能化が進み、手ブレ補正機能もレベルアップしています。でも、ジンバルに組み合わせたときの安定感は別格です。
かつて映画の現場に鍛えられたジンバルの構造と性能が、町ブラやロケなど手持ちカメラによる撮影に威力を発揮。ブレや揺れのない滑らかな映像が、見慣れた街並みを滑らかに、そしてシルキーに浮かび上がらせるのです。

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