運動会やネイチャー、スポーツの撮影に欠かせない望遠レンズ。
その中でも、超望遠と呼ばれる領域が400mmを越える焦点距離です。
400~600mm程度の焦点距離があれば、森林の小鳥や雪原の野生動物、航空機などを画面一杯に撮影でき、大きなボケ表現もできます。
今回は超望遠レンズの中から、焦点距離600mmまで対応するおすすめの製品をご紹介!
購入する前にレンタルで試すこともできます。
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目次
超望遠レンズとは?

カメラマンが近寄れない被写体を大きく写せる望遠レンズ。
中でも、レンズ面から数十メートル先の野鳥や鉄道、プレー中のアスリート、航空機なども撮影できるのが超望遠レンズです。
目で見るよりも細密な描写や拡大性能を兼ね備えています。
焦点距離や機能が上がるほど、製品が大型化する傾向にあり、比例して価格も上昇。
被写体をきちんと捉えるにはテクニックも必要になることから、超望遠レンズはハイアマチュア~プロ向きともいえます。
ビギナーは購入前に必要な機能や特徴をピックアップして、自分に合った製品を探しましょう。
おすすめの超望遠レンズ比較表
おすすめの超望遠レンズ15選
600mmまで写せるおすすめの超望遠レンズをご紹介します。
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports (ソニーE用/フルサイズ対応)

Sports 150-600mm F5-6.3 DG DN (ソニーE用/フルサイズ対応)
■購入する場合は、143,820円(税込 ※2024/01/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。
まるで単焦点!全ズーム域でクリアな描写力を実感。
2021年8月にSIGMA(シグマ)が発売した超望遠レンズが「150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports」です。
Sportsライン初のミラーレス一眼用ズームレンズで、150~600mmの超望遠域をカバーします。
ミラーレス一眼用として一新された本レンズは、重量2,100g、直径×全長は109.4×265.6mm。
従来の一眼レフ用モデルと比較すると、約760g軽量化し、長さや直径もそれぞれ25mm、12mmほど小型になりました。
超望遠レンズとしては小型軽量であるため、4段分の手ブレ補正と合わせれば手持ちでもブレの抑えた撮影が可能です。
描写面に関しては、15群25枚のレンズ構成に特殊硝材を採用した最新の光学設計で、単焦点にも引けを取らない解像感を発揮。
望遠レンズで起きやすい色収差などの諸収差を抑制して周辺までディテールのある1枚を仕上げます。
また、本レンズは描写性能だけでなく優れたAFも強みの1つです。
素早く正確なフォーカスとともに、高精度磁気センサーによる高い追従性能で被写体を見失いません。
飛んでいる飛行機や近づいてくる野鳥の撮影など、フレームインを保ち続けるのが難しい撮影でもピントを合わせたまま追従が可能。
流し撮りはもちろん、配置したい場所へ被写体が入った瞬間にシャッターを切って最高のチャンスをものにできます。
防塵防滴性もあるので、屋外の撮影でも安心です
| 製品名 | SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports (ソニーE用/フルサイズ対応) |
|---|---|
| マウント | ソニー E マウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 150-600mm |
| 開放F値 | F5-6.3 |
| レンズ構成 | 15群25枚 |
| 最短撮影距離 | 58-280cm |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 109.4×265.6mm |
| 重量 | 約2,100g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 1:2.9(焦点距離180mm時) |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | ケース,レンズフード(LH1034-01),カバーレンズキャップ(LC-747E),フロントキャップ(LCF-95mm III).リアキャップ(LCR II),ショルダーストラップ,三脚座(TS-121) |
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G

身近になった純正レンズの200-600mm。
SONYの望遠レンズ「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G」。
2019年に発売された当初、Eマウントで初めて600mm域をカバーするレンズとして注目されました。
ズーム時もレンズの長さが変わらないインナーズーム方式を採用しているため、全ズーム域で安定して撮影が可能です。
また、5枚のEDガラス、非球面レンズを適切に配置した光学設計で、超望遠でありながら収差を抑えて端正な写りを実感できます。
動物や野鳥撮影では、体毛や羽根の質感をくっきりと描写しながら、背景には柔らかなボケ……そんな立体感のある印象的な作品作りができるはずです。
1.4倍、2.0倍のテレコンバーター※にも対応しており、最長1,200mmまでのAF撮影が可能です。
※テレコンバーターは別途レンタルが必要
色々なものが撮れる汎用性の高さが魅力!
| 製品名 | SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G |
| マウント | ソニーEマウント系 |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 200-600mm |
| F値 | F5.6-6.3 |
| レンズ構成 | 17群24枚 |
| 最短撮影距離 | 2.4m |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 111.5×318mm |
| 重量 | 約2,115g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.2倍 |
| 絞り羽根枚数 | 11枚 |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | 三脚座、レンズストラップ |

SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600Gで野鳥撮影をしたレビュー記事です。実際に猛禽類や小鳥を撮影し、AF性能や解像感、描写力について解説。また、FE 100-400mm ...
GOOPASS ANIMAL MAGAZINESIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS [ソニーE用]

どんな距離からでも被写体を撮影できる。
「SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS」は、2023年 2月に発売のフルサイズセンサーに対応した超望遠ズームレンズです。
対応マウントはLマウントとEマウントの2種類をラインナップ。
光学10倍の幅広い焦点距離を誇り、標準域から超望遠域までレンズ交換なしで撮影可能です。
質量が重いため、手持ちでこのレンズを安定させるには力が必要です。
それでも、スポーツ撮影の場面でこのレンズを使用すれば、観客席からでも奥の被写体を撮影することができます。
どのような場所からでもレンズ1本で撮り切りたい方にオススメです。
幅広い焦点距離と早いAFでチャンスを逃しません
| 製品名 | SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS[ソニー用] |
|---|---|
| マウント | ソニーEマウント系 |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 60-600mm |
| 開放F値 | F4.5-6.3 |
| レンズ構成 | 19群27枚 |
| 最短撮影距離 | 45-260cm |
| フィルター径 | 105mm |
| 最大径×全長 | 119.4×281.2mm |
| 重量 | 約2,485g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 1:2.4 (焦点距離200mm時) |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | レンズフード(LH1144-02),かぶせ式フロントキャップ(LC-740E),フロントキャップ(LCF-105mm III).リアキャップ(LCR II).ショルダーストラップ.三脚座(TS-121)組込 |
Canon RF600mm F11 IS STM

超望遠撮影を手軽にさせる、世界最軽量クラスの930g。
Canon(キヤノン)の「RF600mm F11 IS STM」は、 2020年7月に発売された単焦点レンズです
600mmの超望遠域をカバーする本レンズ最大の特徴は、その軽量かつコンパクトな設計。
色収差などを効果的に補正しながらも小型軽量化に寄与するDO(Diffractive Optics)レンズを採用し、世界最軽量クラスの約930gを実現しました。
また、エクステンダー「RF1.4x」と「RF2.0x」に対応し、最大1,200mmまでの超望遠撮影が可能。
ブレにシビアな焦点距離ではあるものの、約5段分の手ブレ補正機構がシャープな画作りに貢献してくれます。
注意点としては、開放F値がF11と暗い点です。
焦点距離の長さゆえボケ表現はできますが、明るさを確保するため場合によってはシャッター速度を遅くして、ISO感度を上げなくてはいけません。
しかし、携帯性の高さや取り回しのよさ、価格帯など、600mmの超望遠レンズが身近になったのは確かです。
三脚で固定する撮影や、建築物・風景など高いF値で撮る被写体では、その精巧な写りを実感できるはず。
超望遠の焦点距離や圧縮効果を活かした、非日常的な表現を存分に味わえるでしょう。
沈胴構造であるため収納時は非常にコンパクトになり、バッグへ簡単に納められます
| 製品名 | Canon RF600mm F11 IS STM |
| マウント | キヤノンRFマウント系 |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 600mm |
| F値 | F11 |
| レンズ構成 | 7群10枚 |
| 最短撮影距離 | 4.5m |
| フィルター径 | 82mm |
| 最大径×全長 | 93×269.5mm |
| 重量 | 約930g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.14倍 |
| 絞り羽根枚数 | なし |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | – |
| 付属品 | レンズキャップ、レンズフード |
Canon RF600mm F4 L IS USM

F4を実現したRFマウントの超望遠レンズ。
Canon(キヤノン)が2021年7月に発売した単焦点レンズ「RF600mm F4 L IS USM」。
EFマウントレンズ「EF600mm F4L IS III USM」のミラーレス一眼版です。
重量やサイズ感は軽量化されてはいませんが、手ブレ補正が5段分から約5.5段へアップ。
蛍石を2枚とスーパーUDレンズを採用した高い光学性を受け継ぎ、飛行機の細部や野鳥の羽根まで色収差やにじみなく鮮明に描写します。
また、レンズの後群のみ動かすリアフォーカス方式とUSM(ウルトラソニックモーター)を採用し、高速かつ精密なAFを実現しました。
EOS Rシステムの高速連写や瞳AFなど、最新の機能を最大限活かした撮影が可能です。
しかし、RF600mm F4 L IS USMはプロ・ハイアマチュア向けの高級レンズであるため、一般の撮影でお手軽に使うには難しいかもしれません。
確実にものにしたいシーンやイベントがある方は、レンタルの活用をおすすめします。
超望遠域でも手ブレを最大限抑制します
| 製品名 | RF600mm F4 L IS USM |
| マウント | キヤノンRFマウント系 |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 600mm |
| F値 | F4 |
| レンズ構成 | 13群17枚 |
| 最短撮影距離 | 4.2m |
| フィルター径 | 52mm(ドロップイン) |
| 最大径×全長 | 168×472mm |
| 重量 | 約3,090g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.15倍 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | レンズキャップ、レンズフード、レンズケース |
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary[キヤノン用]

150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary [キヤノン用]
■購入する場合は、104,338円(税込 ※2024/01/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。
「もう少し寄りたい」を叶える超望遠ズームレンズ。
「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary [キヤノン用]」は2015年にSIGMAより発売されました。
150~600mmの広い望遠域をカバーするレンズで、70~200mmの望遠ズームレンズでは不可能だった撮影を可能にします。
たとえば遠くを飛ぶ野鳥の撮影や、選手との距離が遠いサッカーなどのスポーツ、飛行機撮影など……。
ワイド端は150mmのため、被写体が近づいてきた場合でも画角を広くする調整が簡単です。
画角の自由度が高いので、望遠レンズでおなじみの被写体だけでなく、風景やポートレートまでこなします。
ブレが発生しやすい焦点距離ですが、精度の高い手ブレ補正が搭載。
モータースポーツ等に最適な流し撮りモードもあるので、より躍動感のある写真が撮影できるでしょう。
同焦点距離のSportsラインと比べて約930g軽量なモデルです
| 製品名 | SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary[キヤノン用] |
|---|---|
| マウント | キヤノンEFマウント系 |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 150-600mm |
| 開放F値 | F5-6.3 |
| レンズ構成 | 14群20枚 |
| 最短撮影距離 | 280cm |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 105×260.1mm |
| 重量 | 約1,930g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 1:4.9 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | – |
| 付属品 | レンズフード、レンズキャップ、ショルダーストラップ、ケース |
TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)

SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022) [キヤノン用]
■購入する場合は、132,921円(税込 ※2024/01/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。
手ブレ補正機構が3モード。一瞬のシャッターチャンスとデザインにこだわった逸品。
TAMRON(タムロン)が2016年9月に発売した超望遠域をカバーするズームレンズ「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022)」。
「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)」の後継モデルであり、さまざまな点で機能の向上が見られました。
特筆すべき点は、AFの速度と精度。制御回路とAFアルゴリズムの改良により、高速かつ低照度下でも迷いの少ないピント合わせが期待できます。
合わせて、動体の被写体に対する追従性能も高まりました。
動物撮影やスポーツ撮影の際、ピントを合わせたままフレーミングし続けるので、撮りたいと思った瞬間にシャッターを押せて最高の瞬間を逃しません。
また、本レンズには「フレックスズームロック機構」と呼ばれる焦点距離のロック機能が搭載されました。
任意のズーム位置で固定でき、被写体を見下ろしたり見上げたりする際にレンズの自重によりズームリングが動いてしまう事故を防ぎます。
細かな点まで配慮がゆき届いた、撮影に集中できる1本です。
撮影の中で移動が多い方におすすめのレンズです
| 製品名 | TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(キヤノン用) |
|---|---|
| マウント | キヤノンEFマウント系 |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 150-600mm |
| 開放F値 | F5-6.3 |
| レンズ構成 | 13群21枚 |
| 最短撮影距離 | 2.2m |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 108.4×260.2mm |
| 重量 | 約2,010g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 1:3.9(焦点距離600mm時) |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | 丸型フード、レンズキャップ、レンズポーチ、三脚座 |
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM

手ブレ補正有り、防滴・防塵仕様。さらに10倍ズーム搭載の射程距離が長い超望遠レンズ。
2018年10月にSIGMA(シグマ)より発売された「60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports」。
60~600mmという10倍ズームの焦点距離が注目されました。
標準レンズとして風景を広く写すことから、野鳥の羽毛や月のクレーターなど肉眼では捉えられない超ズームの世界まで、幅広い撮影を可能にします。
動物や航空写真、スポーツ撮影などの望遠撮影はもちろん、その合間にふとした日常を切り取ることも可能です。
光学性能に関してはFLDガラス3枚とSLDガラス1枚を採用したレンズ設計で、収差が出がちな望遠ズームレンズでありながら色収差を効果的に抑制。
もっとも解像感のよいワイド端はもちろん、テレ端においても画面全体でキレのある描写を実感できます。
汎用性があり撮影バリエーションも増やせる本レンズですが、重量は2.7kgとやや重量級。
10倍ズームである点を考慮すると妥当な重さかもしれません。
手持ちでの長時間撮影よりは、三脚や一脚を適宜利用するとよいでしょう。
標準~超望遠をカバーする唯一無二ともいえるレンズです
| 製品名 | SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM [キヤノン用] |
|---|---|
| マウント | キヤノン EF マウント系 |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 60-600mm |
| 開放F値 | F4.5-6.3 |
| レンズ構成 | 19群25枚 |
| 最短撮影距離 | 60-260cm |
| フィルター径 | 105mm |
| 最大径×全長 | 120.4×268.9mm |
| 重量 | 約2,700g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 1:3.3(焦点距離200mm時) |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | – |
| 付属品 | レンズフード、レンズキャップ、ショルダーストラップ、ケース |
Canon EF600mm F4L IS III USM

軽量感と解像性能を追求したLレンズ。
Canon(キヤノン)が2018年12月に発売した「EF600mm F4L IS III USM」。
600mmをカバーする、EFマウント用の単焦点レンズです。
Lレンズと呼ばれるCanonの高級レンズシリーズで、本レンズは1988年に発売された初代モデルから改良を繰り返してきました。
蛍石を含むレンズ群の配置を見直し、従来モデルよりも870g軽量化した3,050gのボディを実現。初代モデルが5kg超えだったことを考えると、大幅な軽量具合が伺えます。
また、機動性だけでなく画質の向上も両立しました。独自の特殊コーティング技術である「ASC」を採用し、フレアやゴーストを抑制。
全体的にぼやけた写りになりやすい超望遠の撮影でも、遠くの建物から飛行機のディテールまで鮮明に描写します。
抜群の解像感と機動力を持つレンズですが、プロフェッショナル向けの超高製品でもあるため、いきなり購入するよりもまずはレンタルでの試用がおすすめです。
F4だから低照度の環境でもシャッタースピードを上げやすいのが魅力
| 製品名 | Canon EF600mm F4L IS III USM |
|---|---|
| マウント | キヤノンEFマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 600mm |
| 開放F値 | F4 |
| レンズ構成 | 13群17枚 |
| 最短撮影距離 | 4.2m |
| フィルター径 | 52mm(ドロップイン式) |
| 最大径×全長 | 168×448mm |
| 重量 | 約3,050g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.15倍 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | レンズキャップ、レンズフード、レンズケース |
Nikon NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

安定したズーミングができるインターナルズーム機構搭載。
2023年8月にNikon(ニコン)が発売した超望遠レンズ「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」。
一眼レフFマウント用の「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」をZマウント版に改良した製品です。
基本のスペックは前モデルを踏襲しつつも、さまざまな面でアップグレードされました。
本レンズの特徴として、180~600mmの焦点域をカバーしながら、インターナルズーム機構が採用された点が挙げられます。
ズーミングをしても前面のレンズが移動しないため鏡筒の長さが変化せず、重心移動のない安定した撮影が可能です。
カメラを構えながら構図やピントの微調整をする場合に負担になりません。
また、手ブレ補正には、スポーツや鉄道、動物などの動体の撮影に適した「SPORT」モードが搭載。
激しくフレーム内を動く被写体でも安定した像を結べるので、動体撮影をする人におすすめの1本です。
加えて、テレコンバーター「Z TELECONVERTER TC-1.4x」「Z TELECONVERTER TC-2.0x」にも対応します。
カメラだからこそ見られる超望遠の世界を楽しんでください。
風景撮影も被写体へのアップもできる便利な1本
| 製品名 | NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR |
|---|---|
| マウント | ニコン Z マウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 180-600mm |
| 開放F値 | F4.5-6.3 |
| レンズ構成 | 17群25枚 |
| 最短撮影距離 | 1.3m(焦点距離180mm)~2.4m(焦点距離600mm) |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 110×315.5mm |
| 重量 | 約2,140g |
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| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.25倍(焦点距離600mm時) |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | レンズキャップ、レンズフード、レンズケース |
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary [ニコン用]

150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary [ニコン用]
■購入する場合は、104,990円(税込 ※2024/01/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。
「もう少し寄りたい」を叶える超望遠ズームレンズ。
「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary [ニコン用]」は2015年にSIGMAより発売されました。
150~600mmの広い望遠域をカバーするレンズで、70~200mmの望遠ズームレンズでは不可能だった撮影を可能にします。
たとえば遠くを飛ぶ野鳥の撮影や、選手との距離が遠いサッカーなどのスポーツ、飛行機撮影など……。
ワイド端は150mmのため、被写体が近づいてきた場合でも画角を広くする調整が簡単です。
画角の自由度が高いので、望遠レンズでおなじみの被写体だけでなく、風景やポートレートまでこなします。
ブレが発生しやすい焦点距離ですが、精度の高い手ブレ補正が搭載。
モータースポーツ等に最適な流し撮りモードもあるので、より躍動感のある写真が撮影できるでしょう。
2kgを切る重量と手ブレ補正機構が手持ち撮影をサポート
| 製品名 | SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary [ニコン用] |
|---|---|
| マウント | ニコン Fマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 150-600mm |
| 開放F値 | F5-6.3 |
| レンズ構成 | 14群20枚 |
| 最短撮影距離 | 2.8m |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 105×260.1mm |
| 重量 | 約1,930g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 1:4.9(焦点距離600mm時) |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | – |
| 付属品 | レンズフード、レンズキャップ、レンズケース |
TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022) [ニコン用]

SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022) [ニコン用]
■購入する場合は、132,780円(税込 ※2024/01/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。
手ブレ補正機構が3モード。一瞬のシャッターチャンスとデザインにこだわった逸品。
TAMRON(タムロン)が2016年9月に発売した超望遠域をカバーするズームレンズ「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022)」。
「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)」の後継モデルであり、さまざまな点で機能の向上が見られました。
特筆すべき点は、AFの速度と精度。制御回路とAFアルゴリズムの改良により、高速かつ低照度下でも迷いの少ないピント合わせが期待できます。
合わせて、動体の被写体に対する追従性能も高まりました。
動物撮影やスポーツ撮影の際、ピントを合わせたままフレーミングし続けるので、撮りたいと思った瞬間にシャッターを押せて最高の瞬間を逃しません。
また、本レンズには「フレックスズームロック機構」と呼ばれる焦点距離のロック機能が搭載されました。
任意のズーム位置で固定でき、被写体を見下ろしたり見上げたりする際にレンズの自重によりズームリングが動いてしまう事故を防ぎます。
細かな点まで配慮がゆき届いた、撮影に集中できる1本です。
撮影の中で移動が多い方におすすめのレンズです
| 製品名 | TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 [ニコン用] |
|---|---|
| マウント | ニコン F マウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 150-600mm |
| 開放F値 | F5-6.3 |
| レンズ構成 | 13群21枚 |
| 最短撮影距離 | 2.2m |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 108.4×257.7mm |
| 重量 | 約1,990g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 1:3.9(焦点距離600mm時) |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | レンズフード、レンズキャップ、レンズケース |
Nikon AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR

圧倒的な解像感と明るさで動体を鮮明に描写。
「AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR」は、2015年7月にNikon(ニコン)が発売した超望遠の単焦点レンズです。
2008年1月に発売された「AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR」の進化版であり、画質、携帯性、操作性においてさまざまな改良がなされています。
まず、蛍石レンズを2枚を使用することで、従来モデルと比べて約25%の軽量化を実現。
約3,810gのボディは単焦点レンズとしては重量級であるものの、以前より長時間撮影をする撮影者への負担が減り、取り回しのよいレンズになったことは確かです。
また、光学設計においては、4枚のEDレンズとナノクリスタルコートを採用し、周辺部まで高いコントラストとクリアな描写を実現しています。
逆光耐性が高いので、画面内に太陽を写した撮影でも派手にフレアやゴーストが発生することはありません。
さらに、本レンズでは手ブレ補正に新機能の「SPORT」モードが搭載されました。
乗り物やスポーツ、野鳥など動きの速い被写体、または不規則な動きを繰り返すシーンにおいても適切にブレを補正して安定した画作りを可能にします。
プロユースの高級レンズであるため、まずはレンタルで試用感を確かめてみるのがおすすめです
| 製品名 | Nikon AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR |
|---|---|
| マウント | ニコン Fマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 600mm |
| 開放F値 | F4 |
| レンズ構成 | 12群16枚 |
| 最短撮影距離 | 4.4m |
| フィルター径 | 40.5mm(ドロップインタイプ) |
| 最大径×全長 | 166×432mm |
| 重量 | 約3,810g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.14倍 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | かぶせ式レンズキャップ.裏ぶた LF-4.かぶせ式フード HK-40.組み込み式フィルターホルダー.40.5mmネジ込み式NCフィルター.ストラップ LN-2.トランクケース CT-608,一脚座 |
FUJIFILM フジノンレンズ XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR

フジノンレンズ XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR
■購入する場合は、261,000円(税込 ※2024/01/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。
驚きの軽量感がフィールド撮影をサポート。
富士フイルムが2022年7月に発売したXマウント用の「フジノンレンズ XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」。
35mm判換算で229〜914mmの超望遠ズームレンズです。
900mmを超える望遠域をカバーしながらも、その軽量性はなんと1,605g。
600mm帯のフルサイズ用レンズの多くが2kg超えである点と比較すれば、軽量さはAPS-C用レンズの大きな強みだとわかります。
携帯性と取り回しのよさによって、長時間のスポーツ撮影、野鳥や野生生物を追いながらの撮影でも負担を少なくできるでしょう。
光学設計においては、スーパーEDレンズ4枚とEDレンズ3枚を含む17群24枚のレンズ構成です。
望遠域でありながら色収差を抑えた解像感ある画質を実現し、動物の毛並みや飛行機・電車の質感、アスリートの表情まで細部を丁寧に描写します。
一方、軽量感と引き換えに望遠側の開放F値が8である点は要注意です。
体育館など室内や夜間の飛行機撮影などでは、ISO感度を上げる必要が出てきます。画質の劣化を考慮しつつ、適正露光が得られるよう意識しましょう。
テレコンをつけずに900mmの撮影ができます
| 製品名 | FUJIFILM フジノンレンズ XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR |
|---|---|
| マウント | 富士フイルム Xマウント |
| 対応センサーサイズ | APS-C |
| 焦点距離 | 229-914mm |
| 開放F値 | F5.6-8 |
| レンズ構成 | 17群24枚 |
| 最短撮影距離 | 2.4m(全域) |
| フィルター径 | 82mm |
| 最大径×全長 | 99×314.5mm |
| 重量 | 約1,605g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 0.24倍(焦点距離600mm時) |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | レンズフロントキャップ FLCP-82,レンズリアキャップ RLCP-001.レンズフード,レンズポーチ.三脚座.ショルダーストラップ |
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN Sports (ライカSL/TL用)

Sports 150-600mm F5-6.3 DG DN (ライカSL/TL用)
■購入する場合は、143,820円(税込 ※2024/01/24現在 カカクコム調べ)となっているようです。
まるで単焦点!全ズーム域でクリアな描写力を実感。
2021年8月にSIGMA(シグマ)が発売した超望遠レンズが「150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports」です。
Sportsライン初のミラーレス用ズームレンズで、150~600mmの超望遠域をカバーします。
ミラーレス用として一新された本レンズは、重量2,100g、直径×全長は109.4×263.6mm。
従来の一眼レフ用モデルと比較すると、約760g軽量化し、長さや直径もそれぞれ25mm、12mmほど小型になりました。
超望遠レンズとしては小型軽量であるため、4段分の手ブレ補正と合わせれば手持ちでもブレの抑えた撮影が可能です。
描写面に関しては、15群25枚のレンズ構成に特殊硝材を採用した最新の光学設計で、単焦点にも引けを取らない解像感を発揮。
望遠レンズで起きやすい色収差などの諸収差を抑制して周辺までディテールのある1枚を仕上げます。
また、本レンズは描写性能だけでなく優れたAFも強みの1つです。
素早く正確なフォーカスとともに、高精度磁気センサーによる高い追従性能で被写体を見失いません。
飛んでいる飛行機や近づいてくる野鳥の撮影など、フレームインを保ち続けるのが難しい撮影でもピントを合わせたまま追従が可能。
流し撮りはもちろん、配置したい場所へ被写体が入った瞬間にシャッターを切って最高のチャンスをものにできます。
防塵防滴性もあるので、屋外の撮影でも安心です
| 製品名 | SIGMA Sports 150-600mm F5-6.3 DG DN (ライカSL/TL用) |
|---|---|
| マウント | ライカ L マウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 150-600mm |
| 開放F値 | F5-6.3 |
| レンズ構成 | 15群25枚 |
| 最短撮影距離 | 58-280cm |
| フィルター径 | 95mm |
| 最大径×全長 | 109.4×263.6mm |
| 重量 | 約2,100g |
スペックをもっと見る
| フォーカス | AF/MF |
| 最大撮影倍率 | 1:2.9(焦点距離180mm時) |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 手ブレ補正機能 | ○ |
| 防塵・防滴 | ○ |
| 付属品 | ケース.レンズフード(LH1034-01).カバーレンズキャップ(LC-747E).フロントキャップ(LCF-95mm III).リアキャップ(LCR II).ショルダーストラップ.三脚座(TS-121)組込 |
今すぐレンタルできる望遠レンズ

▲”カメラのレンタル・中古買取・中古販売” GOOPASSの現時点で在庫がある、レンタル可能な機材だけをピックアップしました。
望遠レンズの焦点距離と用途

「望遠」は望遠・中望遠・超望遠に分かれます。それぞれの焦点距離や特徴、用途を比べてみましょう。
中望遠レンズ(およそ70mm~135mm)
一般的には焦点距離70mm~135mmが中望遠域です。
多く使われるのが、街中のスナップや風景を広く入れた乗り物撮影、ポートレートなどのジャンル。
特にポートレートは、モデルとのコミュニケーションが取りやすい撮影距離で、ボケも作れるため重宝されます。
また、中望遠は低光量下でも明るく写せる大口径レンズが多く、屋内や夕暮れなどのシーンでも手持ち撮影ができる点が強みです。
望遠レンズ(150mm~400mm)
150~400mm前後の焦点距離をカバーするレンズが望遠レンズです。
多くの望遠レンズや高倍率ズームレンズがこの焦点距離内に収まっています。
風景や乗り物、スポーツ、動物など使用用途はさまざま。
標準レンズに比べて大きなボケ味が出しやすく、画角が狭いので背景も整理しやすいのが特徴です。
被写体と背景の距離が縮まって見える圧縮効果も出るため、印象的な写真作りに向いている焦点距離といえるでしょう。
超望遠レンズ(400mm~)
400mm以上を撮影できるのが超望遠レンズです。
森林に生息する小動物や野鳥、競技中のアスリート、上空の航空機などを撮影するなら、この焦点距離のレンズを使いましょう。
線路沿いの撮影ポイントや空港の展望台など被写体まで距離がある撮影でも、超望遠レンズなら被写体を画面いっぱいに切りとれて、ディティールの描写も細密です。
ただし構造的に大型化・重量化するので、長時間の撮影時には一脚・三脚の使用をおすすめします。
超望遠レンズの特徴

性能がマルチになるほどボディが重くなり、価格も高まるのが超望遠レンズです。
使用においては特有のクセがあるので、自分が必要とする性能・特徴を照らし合わせ、まずは必要最低限の機能を備えたモデルを見つけることが製品選びのコツ。
ここからは、そんな超望遠レンズの特徴を細かくみていきましょう。
遠方まで撮影可能
メーカーが総力を注ぎ込んで製造する「大三元レンズ」の望遠レンズは、焦点距離の最大がおよそ200mm。
運動会や学芸会に参加する子どもを撮ったり、動物園の動物を狙ったりと、寄れない(近づけない)被写体を撮影できる、望遠レンズの標準的な焦点距離です。
一方の超望遠レンズは、遠くにいる野鳥や山間を走る列車、上空にある航空機など、 大三元レンズの望遠レンズよりもさらに遠くの被写体が撮影できます。
たとえば「月城」として知られる岐阜城と月の写真は、城から5kmほど離れた所が撮影ポイントです。

ズーム機能搭載モデルが多数、テレコンバータにも対応
多くの超望遠レンズは、ズーム機能を搭載しています。
たとえばSONYのFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600Gであれば、1本のレンズで200~600mmの焦点距離をカバー。
競技場に入場する選手たちの全体像を撮りたければ200mm、一人の選手を表情までクローズアップするなら600mmなど、レンズの操作1つで被写体との距離を自由に変えられます。
また、望遠レンズはさらに焦点距離が伸ばせる「テレコンバーター」に対応しているモデルもあります。
開放F値が高くなるなどの制約はありますが、800~1000mmを超えるような超望遠の世界を味わいたい方におすすめです。
圧縮効果


空港の遠方で整備される航空機や山肌を走る列車など、実際は遠くにある被写体を、間近にしているかのように写せるのも、超望遠レンズの特徴です。
また、運動会の徒競走をゴール位置から撮影した場合、画像の中では、先頭の走者と後ろを走る子ども達の距離が、現実の距離よりもグッと接近。
構図・景色の迫力が増す「圧縮効果」が生まれ、画作りに 一役買ってくれます。
サイズ、重量、価格は相関関係

一般的に、レンズの焦点距離が伸びるほど、製品は大きく重量級になります。
これはレンズを構成するガラスの枚数や部品数、素材の量が増え、ピント合わせ時のレンズ繰り出し量(ズーム時の伸長)が長くなるため。
600mmの超望遠レンズともなると、総重量が3kgを超えるモデルも珍しくありません。
さらに、明るさやボケ味を決めるF値の小さな(高性能な)レンズを採用すると、重さも価格もさらに上昇します。
たとえばCanon RF600mm F4 L IS USMは150万円を超えるなど、手軽に購入できない高級品です。
メーカーによって異なる強み
レンズによって特徴が異なるように、メーカーごとに強みがあります。
たとえば、Canonならオートフォーカスのスピードと静かさ。最高品質のLレンズは、まさにプロ仕様のレンズが揃っています。
Nikonは製品の頑丈さと、超望遠撮影において重要なピントの正確さが強み。
SONYは動作中の被写体をピタリと捉えることが得意で、洒脱なデザインも評判です。
また、一昔前までサードパーティと一括りにされていたSIGMAやTAMRONは製品のクオリティを上げ、今では純正レンズと変わらない性能とリーズナブルな価格を両立しています。
ニッチな焦点距離や性能・機能をカバーするモデルの開発にも積極的で、撮影のシチュエーションにこだわるカメラマン必見のメーカーです。
超望遠レンズを使用した撮影のコツ

独特のクセがある超望遠レンズ。使い方にもコツがあります。
明るい環境で使用する
広角や標準レンズに比べて、焦点距離が長い超望遠レンズ。
焦点距離が短いレンズと同じ明るさを得るには巨大な口径が必要になり、製造が難しく莫大なコストがかかります。
そのため超望遠レンズの開放F値は、F4~8とほかのレンズに比べてやや暗めです。
取り込める光の量が少ないので、撮影環境の光量・明るさには注意しましょう。
夜間や暗所の撮影ではAF(オートフォーカス)が機能しなかったり、シャッタースピードが確保できずブレてしまったりする可能性があります。
ネイチャーや鉄道・航空機など一瞬のシャッターチャンスを狙い通りに撮るには、適切なISO感度の設定やシャッタースピードの調整など、シーンに応じた対応力が欠かせません。
シャッタースピードを上げる・手ブレ補正機構を使う
レンズは焦点距離が伸びるほどブレやすくなるので、シャッタースピードを上げて対応しましょう。
ブレにくいシャッタースピードの目安は「1/焦点距離」。600mmの超望遠レンズの場合、1/500~1/1000が基本です。
しかし、実際には十分な明るさが得られなかったり、ISO感度が上がり過ぎたりする場合が多いでしょう。
そんなときに心強いのが「手ブレ補正機構」です。
現在のミラーレス一眼カメラは多くのモデルに手ブレ補正が搭載されており、レンズも4~5段分ほどの手ブレ補正が使えるものがほとんど。
このようなカメラ・レンズであれば、本来必要なシャッタースピードを大幅に緩められます。
被写体のブレを抑えつつ、明るい写真を撮影するためにも手ブレ補正がついたボディ・レンズを選ぶとよいでしょう。
一脚・三脚を利用する
狙いたいモチーフや撮影環境によっては、シャッタースピードを上げられない場合もあります。
また、超望遠レンズと性能が高いボディを組み合わせると、総重量が4kg、5kgと重くなりがち。
手持ちの撮影を長時間続けることは、身体的な負担にもなります。
そこで適宜取り入れたいのが、一脚や三脚です。
手持ちよりもブレを抑制できるので、光量が乏しい環境でもシャッタースピードを落とすことができます。
注意点としては、超望遠レンズは重量があるためフロントヘビーになりがちでセッティングによっては一脚や三脚ごと転倒する恐れがあります。
剛性やセッティング、持ち方に注意してください。
AF(オートフォーカス)や連写モードを使う
超望遠レンズでの撮影は、わずかに被写体が動いただけでもフレームアウトしてしまいます。
迅速にフォーカスを合わせてシャッターを切らなければ、ベストショットを逃してしまいます。
超望遠レンズ撮影では、素早くピントが合わせられるAF(オートフォーカス)が必須といえるでしょう。
さらに、一度ピントを合わせれば被写体を自動追尾するモードが搭載された機材であればより安心。
AF機能以外にも、最近のミラーレス一眼カメラは1秒間に10~30コマ撮影できる高速連写機能が多くのモデルで搭載されています。
AF機能と連写モードと組み合わせて、シャッターチャンスをモノにしましょう。
フルサイズ機とAPS-C機の使い分け
センサーサイズが大きなフルサイズ機は解像性能に優れ、ボケも作りやすく表現の幅を広げてくれます。
しかし、被写体を大きく写すことにおいては、フルサイズよりもセンサーサイズが小さなAPS-C機・マイクロフォーサーズ機が有利。
同じ焦点距離のレンズを使った場合、フルサイズ<APS-C<マイクロフォーサーズの順で、写る画角が狭くなります。
つまり、被写体が大きく切り取れるのです。
| フルサイズの焦点距離 | APS-Cの焦点距離(35mm判の1.5倍※) | マイクロフォーサーズの焦点距離 (35mm判の2倍) |
| 200mm | 300mm | 400mm |
| 300mm | 450mm | 600mm |
| 400mm | 600mm | 800mm |
| 600mm | 900mm | 1200mm |
また、センサーサイズが小さいカメラほど小型設計で、価格もリーズナブル。
超望遠レンズの場合ボケ表現は比較的簡単なので、フルサイズにこだわらず、APS-Cモデルやマイクロフォーサーズモデルを選んでみてもよいでしょう。
まとめ

超望遠レンズについてご紹介しました。
重量級で扱いは大変なものの、広角や標準レンズにはできないダイナミックな表現が可能な超望遠レンズ。
肉眼では見えない細部の描写に、一度使えばやみつきにするはずです。
技術の進歩でレンズの軽量化が進み、AFや連写機能の向上によりシャッターチャンスが得やすくなりました。
「以前使ってみたけれど重くて手放してしまった」「ブレて上手く撮影ができなかった」という方は、ぜひこの機会に再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
撮影する被写体や環境を考慮しながら、自分に最適の超望遠レンズを見つけてくださいね。
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