【2021年最新】自宅でできる、カメラ用レンズのカビ対策【原因も解説します】

自宅でできる、カメラ用レンズのカビ対策

こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部です!

厳しい冬が終わり、春めいてくるこの時期。とはいえ、コロナウイルスの影響で、カメラを持ってお出かけできない方も多いはず。そこで注意したいのが、カビです。「しばらく使っていない間に、レンズにカビが生えてしまった…」という経験がある方もいるのではないでしょうか?

今回の記事では、自宅でもできるカビ対策を紹介します。是非参考にしてみてください。

レンズにカビが生える原因とは?

埃(ホコリ)やゴミ

カビが発生する原因としてあまり知られていないのが、埃(ホコリ)やゴミなどの付着です。カビは埃(ホコリ)やゴミなどを養分として成長します。うっかりレンズのコーティング膜を素手で触ってしまったりすると、皮脂などが付着して、カビの原因となってしまうので注意が必要です。もし素手で触ってしまった場合は、柔らかいクロスなどで優しく拭きとってあげましょう。

温度・湿度

レンズに生えるカビは、食品や衣類などに発生するカビと同じように、湿度が高い状況下で発生しやすくなります。カビが発生しやすいといわれる環境は、気温20〜30℃、湿度60%以上。雨の多い梅雨の時期などにカビが発生しやすくなるのはこのためです。「雨の日に撮影に行って、濡れたレンズをカメラバッグに入れたままにしてしまった…」なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?濡れたまま通気性の悪いバッグの中に放置してしまうと、カビの原因になってしまうので、くれぐれも注意しましょう。

レンズにカビが生えてしまった場合の対処方法

レンズにカビが発生してしまった場合には、基本的にクリーニングを行なうしか対処方法はありません。無水エタノールなどを含んだレンズクリーナーなどでクリーニングするのが一般的です。その他、カメラ専門店でのクリーニングサービスなどを利用するのも大切なレンズを守る方法の1つとして挙げられますね。【自宅でのクリーニング方法】と、【カメラ専門店でのクリーニング】。本項では、この2つの方法を詳しく説明していきます。

自宅でのクリーニング

自宅でのクリーニングにも、無水エタノールでコーティング膜を拭いてあげる簡易的なクリーニングから、前玉(レンズの前面)を分解して清掃する本格的なクリーニングまで様々です。まずは、自宅でのクリーニングで使う道具をご紹介します。

 

・クリーニングクロス

・ブロアー

・レンズペーパー(無水エタノール入り)

・レンズブラシ

・吸盤オープナー(分解用)

・カニ爪レンチ(分解用)

 

このあたりがよく使われる代表的な道具です。それでは、簡単に手順を解説しましょう。

簡易的なクリーニングの手順

  1. ブロアーでゴミ・ホコリを飛ばす
  2. レンズブラシでさらにゴミ・ホコリを落とす
  3. クリーニングペーパーで油分・汚れを落とす
  4. クリーニングクロスで拭き上げる

ポイントは、必ずホコリやごみを落としてからペーパーやクロスで拭き上げること。そうしないと、付着したゴミなどでレンズを傷つけてしまうことがあるので注意しましょう。簡易的なクリーニングは、この手順とポイントをしっかり守っていれば、問題なく行なうことができるはず。この後ご説明する『前玉分解清掃』はレンズが破損してしまうリスクを伴うので、もし行う場合は自分で購入したジャンクレンズで何度か練習するなどして、充分に自信がついた場合のみ行なうようにしてください。

前玉清掃の手順

  1. 吸盤オープナーでガラス面を回して外す
  2. カニ爪レンチで外れたガラス面を取り外す
  3. カビが発生した部分をクリーニングペーパーで拭く
  4. 逆の手順で元通りにする

以上がおおまかな流れになります。

古いMFレンズなどであればこの方法で分解することができますが、最近のレンズは構造がかなり複雑になっているのであまりオススメはできません。レンズによっては精密ドライバーを使う必要があったりするので、やはりジャンクレンズなどで経験を積んでから分解清掃することをオススメします。

専門業者によるクリーニング

自宅でのクリーニングや分解清掃でも落とせないカビは専門業者によるクリーニングをオススメします。専門業者のクリーニングは、【カメラメーカーのオーバーホールサービス】【カメラ販売店のクリーニングサービス】の大きく2つ。それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介していきましょう。

カメラメーカーによるオーバーホールサービス

「オーバーホール」とは、製品を部品ごとに分解して、清掃や再組み立てを実施して、新品の状態に戻す作業のこと。CanonやNikonなどレンズの製造元メーカーに持ち込んで修理を行ないます。必最大のメリットは、何と言っても安心感。最新のレンズは、高度な手ブレ機構や高速AF機構などの性能がレンズ内部に組み込まれており、とても複雑に設計されています。「自宅でのクリーニング中に、手順を誤って故障させてしまった…」というリスクを最小限に抑えることが可能です。また、カビを取り除くだけではなく、レンズの性能を最大限に引き出す細かい調整をしてもらえることも魅力の1つといえるでしょう。オーバーホールの主な流れは下記の通りです。

 

診断▶︎分解▶︎清掃▶︎部品交換(必要な場合)▶︎注油▶︎組み立て▶︎調整

 

ただし、「レンズの性能を最大限引き出すことができる」「メーカーの保証付き」「部品交換もしてもらえる」というメリットがある一方で、「料金が高い(平均3万円代~)」「修理期間が長い(10日~14日程度)」などのデメリットがあるのでご注意ください。

カメラ販売店によるクリーニングサービス

お手軽に・短時間でクリーニングをしたい方にオススメサービスです。主な流れとしてはメーカーのオーバーホールと同じですが、大きく分解する必要がないものや部品交換が必要のない場合などはこちらがオススメ。「短期間で作業してもらえる(最短当日)」「料金が安い(数千円~)」「自宅の近くにある場合が多い(カメラ販売店等)」「メーカーの保証付き」「部品交換もしてもらえる」というメリットがある一方で、「料金が高い(平均3万円代~)」「修理期間が長い(10日~14日程度)」などのデメリットがあるのでご注意ください。

カビを生えさせないようにする対策

ここまでカビについてと、カビが発生してしまった場合の対策についてご説明してきましたが、ここで一番大切なカビが生えない対策について解説します。カビ対策で重要なのは、【温度・湿度管理】【ホコリ・ごみ対策】の2つです。以下の項目で、具体的な対策をいくつかご紹介します。

ドライボックス

ドライボックスとは、カメラ量販店などで販売されている、乾燥剤入りの密閉されたボックス型の容器のこと。大きさは大小さまざまですが、数千円から購入できるものがほとんどで、コスパの良さが魅力です。また、ドライボックス自体コンパクトで置き場所にも困りませんし、レンズや小型のカメラと一緒に収納できるので、機材庫としても活用できます。ドライボックス内の乾燥材を定期的に交換する必要や手間はありますが、乾燥剤自体の値段は数百円程度。ランニングコストを抑えられるので、手軽にカビ対策を始めたい方にピッタリです。

防湿庫

ドライボックスよりもしっかりとしたカビ対策をしたい方には、防湿庫がオススメです。防湿庫は鍵付きの筐体に乾燥機能がついている保存庫で、プラスチック製のドライボックスと異なり、ほとんどが金属製で、高い気密性を誇ります。湿度調整機構が付いており、自動的に湿度を最適に保ってくれる点が最大の特徴です。外側には湿度計が付いているものが多く、「湿度が適切に保たれているか?」を、一目で確認できる安心感があります。

乾燥剤を定期的に交換しないといけないドライボックスと違い、電源さえあれば自動で湿度を最適に保ってくれるので、手間をかけずに管理することが可能です。金属製のため重く、設置・清掃時に苦労するというデメリットもありますが、金属製なので堅牢性はバッチリ。

大きさは様々で、レンズ・ボディのセットが何台分も入る大きなものから、数本のレンズしか入らないコンパクトなものまで、自分の所有量に合わせて選ぶことができます。

一般的な小型タイプの収納容量は50ℓ以下で、ボディ3〜4台とレンズが数本収まる程度。一方の大型タイプは140ℓ以上で、大口径レンズや超望遠レンズとフラグシップ機などをお持ちの方は、大型タイプがオススメです。ただし、サイズに応じて1万円〜数万円と費用が上下するため、予算と相談して検討してみましょう。

こちらもランニングコストは電気代が月に数百円かかる程度。ランニングコストにほとんど差はないので、ドライボックスと防湿庫のどちらかで迷っている場合は、初期費用で検討すると良いでしょう。

まとめ

カメラのカビ対策、いかがだったでしょうか?大切なレンズをカビから守るためにも、こまめなメンテナンスと適切な保管を心がけましょう!

 

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