【スタッフコラム】田園風景の写真を撮影してみた!上手に撮る6つのコツとは?

田園風景の写真を撮影してみた!上手に撮る6つのコツとは?

こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部のMiaです。

7月16日、関東地方は梅雨明けが発表されました。梅雨明け後は、夏らしい快晴の日が続いています。私は、夏といえば思い浮かべるのが、青空の下、一面に広がる田んぼの景色(田舎出身、田舎在住なもので…)。そこで、田舎ならではの、ノスタルジックな田園風景を撮影してみました。このコラムでは、私が撮影の際に実践した、風景写真を上手に撮るためのコツを、作例写真と併せて紹介します!

作例写真

 

①絞り優先オートで撮影する

風景写真を撮影する際に、オススメの撮影モードは「絞り優先オート」。絞り優先オートでは、F値(絞り)を撮影者が自由に設定できます。その他、ISO感度はカメラ側が自動設定(オート)するか手動で設定、シャッタースピードは明るさに合わせてカメラ側が自動設定。F値を変えることで、写真の明るさとピントが合う範囲を調整できます。

動く被写体のない風景写真を撮影する場合は、表現したい写真のイメージに合わせて、F値を優先して調整してください。全体にピントの合った、パキッとした写りにしたい場合はF値を上げます。風景を広く撮影する場合は、基本的にF値を上げて撮影するのがオススメ。

私は、日中の撮影ではF11に、夕方はF8~9に設定しました。F値を上げると写真が暗くなるため、明るさの足りない夕方は、シャッタースピードを落とすかISO感度を上げて明るさを確保する必要があります。ちなみに、私は手持ち撮影していたため(三脚をもっていないのです…)、手ブレを恐れてシャッタスピードは1/250秒前後にして、ISO感度を調節していました。

「F値」「シャッタースピード」「ISO感度」をさらに詳しく知りたい方はコチラ↓

【2021年最新】F値(絞り)とは?カメラ撮影時に覚えておくべき設定を解説

【2021年最新】ISO感度とは?ノイズを避ける設定と撮影方法を紹介

【2021年最新】シャッタースピードの設定方法を学ぼう!

②写真の印象を強めるために構図を意識する

風景写真は、なにを表現したいのか伝わりにくく、面白さの欠ける写真になりがち。さらに、メインの被写体がない場合は特に、写真の印象を強めたり、奥行きを出せたりする「構図」を用いて撮影します。そこで、風景写真と相性の良い構図で撮影してみました。

下記で紹介する構図以外にも、たくさんの構図を知りたい方はコチラの記事をチェックしてください!

【2021年最新】一眼レフカメラのオススメ構図12選!写真撮影テクニックを紹介します!

三分割構図

三分割構図とは、写真を縦または横に三分割した線上に被写体を配置したり、風景でいえば、地面と空の要素を配分する構図です。私は、田んぼを三分の一の範囲に配置して、縦向きで撮影してみました。

対角線構図

対角線構図とは、写真の対角線上に被写体を配置したり、斜めに写したりする構図です。思い切った構図で、写真に面白さやインパクトを加えられます。

大きな電線を対角線上に配置して、撮影してみました。

放射線構図

放射線構図とは、ある一点から、複数の線が放射状に延びているように見える構図です。主役のない風景写真でも、奥行きを感じさせることができます。

道路の線と、電線が放射線になるように撮影してみました!

③魅力のある写真にするために、メインの被写体を探す

主役となる被写体があると、風景だけを写した写真よりも一層魅力のある写真にできます。たとえば、ただの夏らしい田園風景でも、その中に麦わら帽子を被った男の子や、田舎らしい軽トラックなどが写り込むだけで、一気にストーリー性のある写真になるはず。

私が撮影したときは、周辺に人がまったくいませんでした…。悲しいですが、今回の主役はよく見るミラーです。上記の構図も意識して、三分割構図で撮影してみました。

④ホワイトバランスを設定して、本来の色を美しく写す

ホワイトバランスとは、太陽光やライトなどの光源の色によって変化してしまう、写真の色味を本来の色で写るように補正する機能です。たとえば、夕暮れ時にオレンジ色が強く出る太陽光の下で撮影した際に、風景などもオレンジ色に写らないよう補正してくれます。

人の肌の色や、花の色を、本来の色で写したい場合、オートホワイトバランス(AWB)にすることで、カメラが自動補正。ただし、マジックアワーに撮影する場合など、太陽光の影響で変化した、その時だけの綺麗な風景をそのまま写し出すなら、ホワイトバランスを「太陽光」に設定します。理由は、AWBのままだと、オレンジの色味を自動補正してくれるため、マジックアワー独特の雰囲気が失われてしまうからです。

私も、夕暮れ時に撮影した際、ホワイトバランスを「太陽光」にして撮影してみました。1枚目は、「AWB」、2枚目が「太陽光」で撮影した写真です。若干の違いで分かりにくいかもしれませんが、「太陽光」で撮影した写真の方が、実際に見た空の色に近いと思います。1枚目は、空の色が全体的に少し明るく鮮やかに写されている気が…。

ホワイトバランス:オート

ホワイトバランス:太陽光

⑤仕上がり設定を変更して、色鮮やかにする

田園風景の写真といえば、澄んだ青い空と、白いモクモクの雲、鮮やかな緑色の田んぼ…。夏らしい綺麗な色の組み合わせが魅力です。そして、その色をより鮮やかに、より綺麗に写すために、仕上がり設定を変更するのもオススメ。

私が今回使用していた、Canon EOS RPの仕上がり設定は”ピクチャースタイル”という名称で表記されています。ピクチャースタイルの選択肢の中に、「風景」があるので、こちらに設定して撮影しました。他のメーカーでも、名称は異なりますが、仕上がり設定があり、「風景」「ビビッド」などにすると、写真を自然な鮮やかさにできます。

1枚目はピクチャースタイルをオート、2枚目は風景にして撮影した写真です。1枚目よりも、2枚目の方が、空の青色や田んぼの緑色が鮮やかに写っているのが分かると思います。

ピクチャースタイル:オート

ピクチャースタイル:風景

⑥マジックアワーに撮影して、ノスタルジックな雰囲気にする

日の出・日の入前後、空が綺麗なオレンジや紫色に染まる時間帯の撮影もオススメ(すでに、上記の項目で載せた写真の多くも夕方に撮影したものですが…。)。ノスタルジックな雰囲気をさらに強調した1枚が撮影できます。

少し切なくなるような写真が撮れました。太陽の方向にカメラを向けて、やや逆光で撮影したのですが、空の明るさに合わせて白飛びしないように設定すると、田んぼの部分が暗く写ります。そのため、撮影後に編集ソフト(Lightroom Classic)で、暗い部分を明るく補正できる「シャドウ」「黒レベル」をプラスに調整しました。

Lightroom Classicで写真を編集する方法を知りたい方はコチラ

【スタッフコラム】Lightroom Classicで、撮影した写真を編集してみた!

まとめ

田舎ならではの、田園風景を撮影してみました。実践したコツは、田園風景だけはなく、様々な風景写真を撮影するときに活用できます。旅先の綺麗な景色はもちろんですが、自分が住んでいる場所で見られるお馴染みの景色も、ステキに撮影できたらきっと嬉しいはず。風景がいまいち上手く撮れないという方は、是非この記事も参考にしてください!

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!