【スタッフコラム】リフレクション(水たまり、池)撮影して、Lightroom Classicで編集してみた!

リフレクションの撮影&Lightroom Classicで編集してみた!

こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部のMiaです。

今年も梅雨の季節がやってきました!個人的に、雨はあまり好きじゃないのですが(湿気で髪のボリュームが通常の2倍になります)…。「雨が降った日にしか撮影できない写真があるんだよ」と、GooPassのスタッフに教えてもらいました。それが、水溜まりの水面に景色が反射(リフレクション)している写真です。鏡のような、どこか不思議で幻想的な写真が撮れるそう。そこで、今回私はリフレクションの撮影に挑戦してきました。このコラムで、撮影した写真と併せて、私が実践したリフレクションの撮影方法や、写真の編集方法を解説したいと思います!

リフレクションの作例写真

まずは、今回私が撮影したリフレクションの写真をアップします!雨の日の水溜まりと、神社にある池でも撮影してみました。この後、これらの写真を撮影するために実践した撮影方法と、撮影後の編集方法を解説していきます!

焦点距離:16mm、ISO:500、シャッタスピード:1/30、F値:8

焦点距離:30mm、ISO:400、シャッタスピード:1/30秒 、F値:8

雨の日らしい、少し暗い雰囲気の写真になりました。

焦点距離:23mm、ISO:400、シャッタスピード:1/30、F値:8

焦点距離:33mm、ISO:500、シャッタスピード:1/30、F値:9

池の中心に鳥居が立っていて、とても神秘的。巨木が鳥居に寄りかかるように伸びていて、なんともいえない迫力がありました。

リフレクションの撮影をするために準備すること

まずは、風景が綺麗にリフレクションした写真を撮影するために、いくつかクリアしたい条件がありました。下記でそれぞれ解説します!

綺麗にリフレクションしそうな水溜まり(水面)を探す

まずは水面を探します。水溜まりの他に、川や湖・池などでもリフレクションの撮影が可能です。撮影する水面は、できるだけ面積が大きなものを探してください!水面の面積が広い方が、広い範囲の風景を映しだせるため、一目見て水面と風景の境目が分からないような、不思議な写真を撮影できます。

水溜まりの写真は、ショッピングセンターの駐車場で撮影しました。ありがたいことに、水はけの悪い駐車場だったので、大きな水溜まりが出現!なかなか大きな水溜まりを見つけられなくて、どうしたものかと困っていたので、見つけた時は小走りしていました(笑)道路だと、水はけが良くて水溜まりができないことが多いので、広い公園などで探すといいかもしれないです。

リフレクションさせたい被写体を探す

主役となる被写体があると、写真の印象がグッと増します。たとえば、街中の水溜まりで撮影する際、傘を持った人や看板・自転車などを主役に見立てるなど。単に風景を映し出すよりも、写真にストーリー性を持たせることができます。リフレクションできそうな水面を探しつつ、雨の日の雰囲気に合うような被写体を探してください。

ちょうど、自転車1台と看板がありました。誰かが用意してくれたのでしょうか…(笑)

撮影の時間帯は夕方や夜にする

時間帯は、夕方や夜にしましょう。夕暮れの薄暗さや夜のライトが、写真をよりノスタルジックな雰囲気にしてくれます。雨の日は特に、どことなく寂しさがあると思うので、それを表現できれば最高です。私が水溜まりを見つけた時は、たまたま夕暮れ時でした。神社で撮影した時は、日中で明るかったので、露出を暗めにして撮影しました。

印象的なリフレクションの写真を撮影する方法

下記は、私が実践したリフレクションの撮影方法です!

カメラはローアングルで構える

カメラはローアングルで、地面に近い位置で構えます。できるなら、地面に両肘を置いて、カメラを支えるように構えてください。私が撮影した時はまだ雨が降っていて、乾いている地面がなかったので、できるだけカメラの位置を下げて、可動式の背面液晶モニターを見ながら撮影しました。

構図は二分割構図にする

水面と実際の風景が、上下で二分割になるような構図で写します。そうすることで、水面と実際の景色がつながったような、あるいは、反転すると上下どちらが本物の景色なのか分からないような、ちょっと不思議な写真が撮れるはずです。

下記の写真、アーチ型のシルバーのポール?が、どこまで実物なのか見分けがつかなくないですか?

焦点距離は超広角~広角で撮影する

リフレクションを撮影する時の焦点距離は、14~30mm前後がオススメ。超広角から広角域をカバーするレンズで撮影します。広角で写す広い風景が、同じく広い水面に綺麗にリフレクションした光景は間違いなく美しいはず!たとえば、雨上がりの夕暮れ時に、オレンジ色に染まった空のリフレクション写真など…。

こちらは、この日私が使用していた広角ズームレンズ「SONY FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM」の広角端16mmで撮影した1枚です。

ピントは水面ではなく風景に合わせる

ピントは、水面ではなく風景に合うようにします。私が撮影した写真でいうと、奥の自転車や看板など。実際の風景にピントを合わせて、水面は景色を写しつつも、わずかにゆらゆらしている感じを残します。オートフォーカスだと、気づいたら水面にピントが合っていたなんてこともあるので、マニュアルモードに切り替え。自転車を拡大表示にして、手動でピントを合わせました。

カメラの設定

【ISO感度】
ISO感度は、上げすぎた場合に発生してしまうノイズ(画面のざらつき)を防ぐために、できるだけ低めに設定します。夜でもISO感度は低めにして、シャッタスピードを遅くすることで明るい写真にしましょう。少し暗めに撮影して、後からLightroom Classic(写真編集ソフト)で明るくすることも可能です。私は基本的に、ISO400~500で撮影しました。

【F値】
F値は、ボケを出さず、水面も風景もシャープに写るようF8~11を目安に設定。

【シャッタスピード】
F値を高く、ISOを低くすることで写真が暗くなってしまうのを、シャッタスピードを遅くすることで調整します。手ブレが発生しないスピードで、できるだけ遅く設定しましょう。両肘を付けて安定させたり、小物などでカメラを固定したりすることも可能です。

Lightroom Classicでより幻想的な写真に編集する方法

撮影した写真は、写真編集ソフトのLightroom Classicを使って、さらに幻想的な写真に仕上げます。基本的なLightroom Classicの使い方は、こちらのコラムでチェックしてください!

「露光量」で明るさを調節する

「露光量」とは写真の明るさのこと。白飛びしないように暗めに撮影した場合は少し明るく、適正露出で撮影した場合は少し暗めにします。実際の明るさよりも若干暗くして、どこかあやしげで、幻想的な雰囲気の写真にしましょう!

「コントラスト」でメリハリをつける

「コントラスト」を強めることで、暗い部分と明るい部分の差がはっきりします。これは、写真にメリハリをだすことが目的。露光量で全体的に暗くした後、コントラストを強めることで、写真に奥行きが出せます。

「色かぶり補正」「色温度」で色味を修正する

「色温度」とは、光の色を数値化したもの(単位:K)。色温度を下げると青みが強くなり、上げると赤みが強くなります。写真の青みや赤みを修正したい時に、色温度で調整しましょう。

下記は、青みを強くしたもの。

こちらは、赤みを強くしたものです。

印象が全く違います!雨の日は、寒色と相性が良さそうです。

「色がぶり補正」とは、写真の色が全体的に偏っている場合に、色合いを調整するもの。下記では、色かぶり補正を調整して、全体を緑色に偏らせてみました。

 

編集前

色かぶり補正をマイナスに調整

まとめ

雨の日に楽しめる、リフレクションの撮影に挑戦してみました。時間帯や水面の条件があり、思い立ってすぐ撮影できるわけではありませんが、綺麗にリフレクションした1枚を撮影できた時は、きっと感動するはず。また、雨の日の寂しげな様子や、池の神秘的な雰囲気がより伝わるように、撮影した写真を編集してみるのも楽しみ方のひとつです!ぜひ、この記事を参考に、リフレクションの撮影や、写真の編集に挑戦してください!