こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部のMiaです!
2月27日は、2月の満月「スノームーン」の観測日でしたね。スノームーンについてはこちらの記事をチェックしてみてください!【2021年最新】2021年2月27日(土)は、スノームーンを撮影しよう!
私も27日に現在レンタルしているCOOLPIX P950で、満月の撮影に挑戦しました。事前に、GooPass MAGAZINE編集部の一員でカメラ機材に詳しい小泉君(GooPass MAGAZINEにてスタッフコラムも連載中です)に、満月が撮影できるカメラをチョイスしてもらったんです!そしてレンタルしたカメラが、私がGooPassで登録しているLv3のパスで借りられるRank2のコンデジ・COOLPIX P950でした。
今回のコラムでは、COOLPIX P950で満月を撮影した様子を、作例写真とともにレポートしたいと思います!
目次
満月を撮影できるカメラ
月の中でも特に満月はとても明るいため、星などに比べると撮影しやすい天体だそうです。とはいえ、デジタルズームや光学ズームの倍率が5~8倍程度の、十分にズームできないスマートフォンや一般的なコンデジでは、遠くの小さな月をしっかりと撮影するのは困難。。満月を撮影する際は、以下のようなカメラの利用がオススメです。
ミラーレス一眼カメラや一眼レフカメラと望遠レンズ
カメラは、フルサイズやAPS-Cサイズのセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラや一眼レフカメラ。レンズは、最低でも焦点距離が200mm(35mm換算)以上ある望遠ズームレンズがあれば、月を大きく写せます。
高倍率ズームのコンデジ(ネオ一眼)
現在わたしがレンタルしているCOOLPIX P950でも月を撮影できます。理由は、高倍率の光学ズームができるため、望遠撮影でも画質を維持できるからです。COOLPIX P950のような高倍率ズームのコンデジはネオ一眼とも呼ばれており、一眼レフカメラのような見た目をしているのが特徴。ちなみに、COOLPIX P950は83倍の光学ズームが可能で、望遠端の焦点距離は2000mmに及びます。
満月を撮影する際のカメラの設定
下記、満月を撮影する際にオススメなカメラの設定です。
ISO感度:400 | F値:8.0 | シャッタースピード:1/800 |
【2021年最新】一眼レフカメラで月を綺麗に撮影する方法
こちらの記事は、一眼レフカメラでの撮影方法としていますが、COOLPIX P950にもマニュアルモードがあり、細かい設定ができたので参考にしました。
月は太陽に照らされることで明るく光ります。満月や半月・三日月など、太陽に照らされる面積が異なることで、光の量が変化するため、最適なカメラの設定も変わるそう。それぞれ、下記の設定を目安にすれば、月を綺麗に撮影できます!ただし、目安ですので、撮影の際に明るさが足りない場合などは調整が必要。下記は半月と三日月を撮影する際にオススメの設定です。
【半月の場合】
ISO感度:400 | F値:6.3 | シャッタースピード:1/200 |
【三日月の場合】
ISO感度:800 | F値:6.3 | シャッタースピード:1/200 |
焦点距離別の満月
まずは、広角端24mmから望遠端2000mmにかけて徐々にズームしながら満月を撮影してみました!焦点距離によって写せる満月の大きさが分かりやすいと思います。
【焦点距離:24mm(35mm換算)】

ISO 100、F値 2.8、シャッタースピード 1/40
【焦点距離:60mm】まだまだ、ただの白い点ですね。
【焦点距離:115mm】
【焦点距離:179mm】
【焦点距離:350mm】このあたりから、かろうじて満月の表面の模様が確認できるようになりました。
【焦点距離:600mm】
【焦点距離:1097mm】
【焦点距離:1500mm】
【焦点距離:2000mm】
最後の焦点距離2000mmで撮影した満月が1番迫力ありますね。
COOLPIX P950で撮影した満月の作例写真
大きく写せて迫力が出せる、焦点距離2000mmで撮影した満月の作例写真をアップします。

ISO 360、シャッタースピード 1/100、F値 6.5、焦点距離2000mm(35mm換算)
観測時間の17:18頃に撮影したものです。満月の位置はちょうど目線くらい。肉眼で見ても、写真のようなオレンジ色をしていました。

ISO 100、シャッタースピード 1/40、F値 8、焦点距離 2000mm(35mm換算)
こちらの撮影時間は20:00前後です。すでにこの時間の満月は、見上げないと見えない高い位置に登っていました。撮影した時間帯で、満月の色が全く違いますね!ただ、どちらも満月の模様までしっかり写せています。
iPhoneで撮影した満月との比較
実は2月の満月・スノームーン観測日の1週間ほど前、日中の明るい時間にスマートフォンとCOOLPIX P950の両方で月を撮影していました!並べて見比べると、違いが歴然ですね。。スマートフォンで撮影した月は、一瞬どこにあるのか探してしまうくらいの大きさです。
【iPhone8】5倍のデジタルズームで撮影しました。
【COOLPIX P950】スマートフォンで撮影した場所と同じ位置・時間帯に撮影しています。焦点距離は2000mm。鮮明に写りました!欠けた月も良いですね。
まとめ
2月の満月「スノームーン」の撮影に挑戦しました!満月の表面の模様や、凹凸まで撮影できるなんて、COOLPIX P950って優秀ですね。肉眼では見れない貴重な光景を、ファインダー越しに見ることができます。スマートフォンや普通のコンデジには成せないパフォーマンスを披露してくれました。
最後までご覧いただきありがとうございます!
今回のコラム内でMiaが使用した機材
Nikon COOLPIX P950
光学83倍ズームで、月も野鳥も高画質に。
Nikon(ニコン)のコンパクトデジタルカメラ・COOLPIX P950。本機最大の特徴は、広角24mmから超望遠2000mm相当(35mm判換算)の光学83倍ズームを搭載している点です。肉眼では見ることのできない、遠くの被写体まで収められるのが超望遠ズームの魅力。コンデジにも関わらず、月や野鳥を撮影することも可能です。最望遠側でもF6.5を実現した明るい大口径レンズにより、様々なシーンで超望遠撮影を楽しめます。また、Nikonのコンパクトデジタルカメラでは初となる、補正効果5.5段の手ブレ補正機能を搭載。ただし、強力な手ブレ補正はあるものの、望遠端の撮影では、私のように台を探すか三脚が必要かと思いました。が、広角端や標準域で赤ちゃんを撮影した際は、手ブレの心配は全くなかったです。初心者はもちろん、気軽に望遠撮影をしたい方にもオススメできる1台でしょう。
Nikon COOLPIX P950 | |
タイプ | コンパクトデジタルカメラ |
撮像素子 | 1/2.3型CMOS (裏面照射型) |
画素数/動画サイズ | 1605万画素/4K |
焦点距離 | 35mm判換算値:24~2000mm |
F値 | F2.8~F6.5 |
最短撮影距離 | 50cm(標準) 1cm(マクロ) |
デジタルズーム | 4倍 |
光学ズーム | 83倍 |
常用感度 | ISO100~6400 |
シャッター速度 | 1~1/2000 秒 |
本体の重さ | 1005g |
■購入する場合は、82,400円(税込)(2021/2/12現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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