こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部のMiaです!
現在私がレンタルしているアクションカメラ「GoPro(ゴープロ) HERO7 Black」と「DJI Osmo Action」で、写真を撮影してみました。今回のコラムは、それぞれのアクションカメラで写真を撮影してみてのレポートです。写真を撮影する際の「GoPro HERO7 Black」と「DJI Osmo Action」の違いなども併せて解説します。ぜひ、ご覧ください。
目次
アクションカメラで写真を撮影する時にチェックすること
画素数
写真の画質の良さを知りたい時、指標のひとつに挙げられるのが画素数です。アクションカメラなどのデジタル画像は、極小の四角形が集まって形成されているそう(私はここで映画『ピクセル』を思い浮かべました)。
※参考までに『ピクセル』
「ピクセル」は日本語で「画素」という意味なので、間違ってはないですね(笑)そして、この『ピクセル』に登場するキャラクター(黄色くて丸い「パックマン」)を見ると“四角形が集まって形成されている”というイメージがしやすいかと思います。この四角形の数が少ないほど画像は荒くなり、多いほど滑らかな画像になるそうです。たしかに、四角形が多ければカクカクした画像にはならないですね。画素数とは、この四角形の数のことです。画像がどれくらいの数の四角形で成り立っているのかを表しています。
ちなみに、GoPro(ゴープロ) HERO7 BlackとDJI Osmo Actionの画素数はどちらも1200万画素でした。下記でスペックを一覧にしたのでチェックしてください!
データの記録形式
撮影した画像データの記録形式もチェックすると良いと思います。RAWで撮影することで、後から編集ソフトで編集する場合も、画質を落とすことなくデータを保存することが可能です!
GoPro(ゴープロ) HERO7 BlackとDJI Osmo ActionどちらもRAWに設定できました。
GoPro(ゴープロ) HERO7 BlackとDJI Osmo Actionのスペック
GoPro(ゴープロ) HERO7 BlackとDJI Osmo Actionの主なスペックを表にしました。以下で2つのアクションカメラのスペックを比較してください。見ためも似ているだけあって、スペックもほぼ同じといって良さそうです。
GoPro(ゴープロ) HERO7 Blackのスペック
手振れ補正・HyperSmoothは、ジンバル(動画撮影用の手ブレ装置)並みの安定感を誇ります。
動画解像度 | 4K/60fps |
画素数 | 1200万画素 |
手ブレ補正 | HyperSmooth |
メモリー写真記録形式 | JPEG/JPEG+RAW |
防水性能 | 〇(水深10m) |
DJI Osmo Actionのスペック
DJI Osmo Actionの防止性能は、カバーする範囲がGoPro(ゴープロ) HERO7 Blackよりも1m長い水深11mです。
動画解像度 | 4K/60fps |
画素数 | 1200万画素 |
手ブレ補正 | 電子式 |
メモリー写真記録形式 | JPEG/JPEG+RAW |
防水性能 | 〇(水深11m) |
アクションカメラで写真を撮影する時に設定できること
写真を撮影する際、アクションカメラのディスプレイで、ISO感度など細かい設定ができます。それぞれのアクションカメラで、設定できる項目を表にしました。
GoPro(ゴープロ) HERO7 Blackの場合
撮影時に設定できる項目は、GoPro(ゴープロ) HERO7 Blackの方が多いですね。
項目 | 選択肢 |
視野角(FOV) | ・魚眼無効(広角や魚眼効果を取り除いた中間視野) ・広角(フレームいっぱいに撮影する大きな視野角) |
スーパーフォト(撮影した映像に最適な画像処理を自動的に選択) | ・自動 ・オン ・オフ |
シャッタースピード | 1/125~1/2000 |
露出 | +2.0~-2.0 |
ISO感度 | 100~3200 |
画質 | ・高 ・中 ・低 |
ホワイトバランス | ・自動 ・2300K~6500K |
フォーマット | ・JPEG ・JPEG+RAW |
DJI Osmo Actionの場合
ISO感度は一緒ですが、シャッタースピードとホワイトバランスで差が出ました。DJI Osmo Actionの方が、範囲を広く設定できます。
項目 | 選択肢 |
露出 | +3.0~-3.0 |
シャッタースピード | 120~1/8000 |
ホワイトバランス | ・自動 ・水中 ・2000K~10000K |
ISO感度 | ・自動 ・100~3200 |
歪み補正 | ・オン ・オフ |
フォーマット | ・JPEG ・JPEG+RAW |
アクションカメラで写真を撮影する時に使える機能
写真を撮影する上で役に立つ機能がそれぞれ搭載されていたのでご紹介します。
GoPro(ゴープロ) HERO7 Blackの場合
- 連写
- ナイトフォトモード
- カウントダウン
連写は最速で1秒間に30枚撮影することが可能です。ナイトフォトモードはGoPro HERO7 Blackでさらに強化されたそう。ナイトフォトモードのみ、30秒のシャッタースピードが選択できるため、長時間露出で撮影が可能です。カウントダウンは3秒と10秒から選択できます。
DJI Osmo Actionの場合
- 連写(バースト)
- カウントダウン
- アスペクト比の選択(16:9/4:3)
カウントダウンは、2、3、5、10秒から選択可能。連写は1秒に撮影できる枚数を3、5、7枚から選択できます。
アクションカメラで実際に写真を撮影して比較してみた
GoPro(ゴープロ) HERO7 BlackとDJI Osmo Action、2台のアクションカメラで実際に写真を撮影してきました。
【GoPro HERO7 Black】
【DJI Osmo Action】
ちなみに、どちらもオートモードで撮影。にも関わらず、色味に違いが出ています。2枚の写真は朝7時頃に撮影したんですが、実際の明るさに近いのはDJI Osmo Actionで撮影した写真ですね。GoPro HERO7 Blackで撮影した方は夕方みたい。。他にも、写すことができる範囲も異なっています。GoPro HERO7 Blackの方が広範囲を撮影できました。
GoPro(ゴープロ) HERO7 Blackのスーパーフォトで撮影してみた
GoPro(ゴープロ) HERO7 Blackから新しく搭載された機能・スーパーフォトをオンにして撮影してみました。ノイズを抑制して、自動で写真を綺麗にしてくれるそうです。通常とスーパーフォトの両方で撮影したので比較します。
【通常】
【スーパーフォト】
微かな違いですが、スーパーフォトで撮影した写真は、空の色や全体がパッと明るくなり鮮明に写っていると思います。さらに、通常の写真ではあまり見えていない中央の雲が、スーパーフォトではしっかりと見えているのが分かりますか?スゴイですね!他にも、車道と歩道の色の違いなど、通常で撮影したものよりハッキリしている気がします。
広角の視野角と通常の視野角で撮影してみた
GoPro(ゴープロ) HERO7 Blackの視野角を変更して撮影しました。魚眼効果を無効にした通常の視野角と、フレームいっぱいに撮影する広角の視野角です。
【通常】
【広角】
広角はかなり歪んで写っています。私がGoPro HERO7 Blackで撮影する際は、いつも視野角を広角の設定にしていたので、どの写真も上記のように歪んでいました。時々、不自然なくらいに歪んでしまう気がするので注意です。広角にすることで、多人数を写す時や自撮りの時など、写り込める人数を増やせそうですね。
DJI Osmo Actionで撮影した大洗の海と筑波山
DJI Osmo Actionで山と海を撮影しました。風景を大きく切り取ることができるので、ダイナミックな写真になりました。
広範囲を撮影できたため、筑波山や大洗磯前神社の鳥居が極小に。。分かりますか?上の写真の中央に見える、ラクダのコブの様なシルエットをした山が筑波山です(笑)
まとめ
GoPro HERO7 BlackとDJI Osmo Actionで写真を撮影しました。どちらも片手で包み込めるほどコンパクトなので、私が使っているミニショルダーバックに両方ともすっぽり入って驚き。。それでいて、写真も綺麗に撮れるし、すぐにスマホに転送できるので助かりました。後は、スイッチをオンにしてから起動するまでの速さにもビックリしています。秒速です。
次は、密かに水中の撮影をすることに興味が湧いています。池や水槽などにアクションカメラを入れて、水中にいる魚たちの様子を撮影できたら楽しそうですよね(私は泳ぎません。カメラを泳がせるだけです)。どちらのアクションカメラも防水性能が備わっているので、後ほど挑戦してみたいです。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
今回のコラム内でMiaが使用した機材
GoPro HERO7 Black CHDHX-701-FW
決定的な瞬間をダイナミックかつ滑らかに表現!
アウトドアやスポーツの撮影にぴったりのアクションカメラ・GoPro HERO7 Black。最大の魅力は、動画用の優れた手ブレ補正装置・ジンバルに匹敵するほどのビデオ安定化機能「HyperSmooth」です。撮影時の動きを予測してブレを補正することができます。激しい動きのあるスポーツなどの撮影でも、なめらかな安定した動画を撮影することが可能です。今回は、バーディの首に下げた状態で撮影したため、アクセサリーの揺れが起きてしまいました。今後は、ハイキングやスポーツ・走行する車などでも撮影をして、どれほどの安定感があるのか確かめたいと思います。
GoPro HERO7 Black CHDHX-701-FW スペック | |
---|---|
動画解像度 | 4K/60fps |
画素数 | 12MP |
ハウリングなしの防水性能 | 〇 |
手ブレ補正 | HyperSmooth |
本体のサイズ | 116g |
本体の重さ | 62.3×44.9×33mm |
その他機能 | スマートフォンへの自動取り込み・ライブストリーミング・Karmaに対応など |
■購入する場合は、35,999円(2020/9/2現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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DJI Osmo Action
自撮りのクオリティを求めるなら。
DJIが発売したアクションカメラ・Osmo Action。12メガピクセル写真や最大60フレーム/秒の4K動画などの基本性能は、上記のGoPro HERO7とほぼ同等です。サイズや、ビジュアルも遜色ないですが、Osmo Actionの大きな特徴はフロント画面がある点。フロントのレンズ脇に1.4インチのディスプレイが付いています。バック画面を2本指でダブルタップするか、クイックスイッチボタンを長押しするだけで、瞬時にディスプレイを切り替えることが可能です。自撮りをする機会が多い方には、待望の機能なはず。アングルを目視で確認しながら、快適に自撮りをすることができます。
製品名 | DJI Osmo Action |
---|---|
動画解像度 | 4K/fps60 |
画素数 | 1200万画素 |
防水性能 | ○ |
手ブレ補正 | 電子式 |
本体のサイズ | 65×42×35mm |
シャッター速度 | – |
本体の重さ | 124g |
その他機能 | 防じん、Wi-Fi、Bluetoothなど |
■購入する場合は、33,640円(2020/11/26現在 カカクコム調べ)となっているようです。
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人気アクションカメラ贅沢2台セット DJI Osmo Action + GoPro HERO7
今回紹介した【DJI Osmo Action】と【GoPro HERO7】を2つ同時に新品で購入する場合、35,999円+33,640円=69,639円かかりますが、この【人気アクションカメラ贅沢2台セット DJI Osmo Action + GoPro HERO7】なら、約81%オフの13,800円で1ヶ月間レンタルすることが可能です。※GooPassの『1Weekレンタル』なら月額9,800円で1週間借りることができます。