【2020年最新】流星群を撮影する方法を紹介します!

カメラ好きの中には、風景撮影や星景撮影の経験はあっても、流星群撮影はしたことがないという方が多いのではないでしょうか。流星と聞くと「たまにしか見れないもの」というイメージが強いですが、実は山地などの暗い場所に行くと、日常的に見られます。また、大量の流星が降り注ぐ流星群は、毎年同じ時期に安定して発生しているので、しっかり情報収集しておけば、撮影することは十分可能です。今回は、一眼レフで流星群を撮影する方法を紹介します。

国内で見られる流星群

流星群は、毎年同時期にほぼ安定して発生しています。では、国内ではどのような流星群が見られるのでしょうか。流星群の一覧と、撮影にオススメの流星群について説明します。

発生が期待される月別の流星群

1月 しぶんぎ座流星群
4月 こと座流星群
5月 みずがめ座η(エータ)流星群
7月 みずがめ座δ(デルタ)南流星群
8月 ペルセウス座流星群
10月 りゅう座流星群
おうし座南流星群
オリオン座流星群
11月 おうし座北流星群
しし座流星群
12月 ふたご座流星群

流星群を撮影するなら「極大日」を狙おう

極大日は「流星群の活動が、最も活発になる日」です。流星群は1ヶ月から2ヶ月ほど活動しますが、せっかく準備をして撮影に臨むなら、多くの流星が降る極大日を狙っていきたいところ。国立天文台のホームページを閲覧すると、各流星群の極大日の目安が記載されているので、確認してから撮影日を決めるといいでしょう。

流星群を撮影するなら「三大流星群」がオススメ

流星群の中でも、しぶんぎ座流星群・ペルセウス座流星群・ふたご座流星群は「三大流星群」と呼ばれています。三大流星群は、極大日の流星の数が他の流星群より圧倒的に多いのが特徴。条件によって変化するものの、1時間に40個以上の流星が見られると言われています。特に、ふたご座流星群は毎年多くの流星が確認されているので、比較的撮影はしやすい流星群です。ただし、冬で極寒の過酷な環境で撮影することになるため、アウトドアに慣れていないと厳しいかもしれません。よって、初心者の方でしたら、夏のペルセウス座流星群がオススメです。

一眼レフで流星群を撮影できる環境

流星群の撮影では、通常の撮影よりも天候や周囲の環境に気をつけなくてはなりません。では、どのようなことに配慮して撮影を行えば良いのでしょうか。

晴れていて雲が少ない日を狙おう

空を撮影する以上、曇りや雨では星がハッキリ見えないので、晴れている日であることは必須条件です。しかし、さらに気をつけなくてはならないのは「雲の量」。実は、天気予報では空の8割が雲で覆われていても、「晴れ」の予報になってしまいます。「晴れという予報だったのに、雲が多くて全く流星が見えない…」というケースは決して珍しくありません。単純に天気予報を確認するだけでなく、雲の量や動きを確認できるサイトやアプリを併用すると良いでしょう。

光害がない場所を選ぼう

星や流星の見えやすさは、建物や街灯といった明るい光害の影響を強く受けます。特に都市部では、よほど明るい星でないと観測することはできません。肉眼で見える星の等級は、1等級から6等級と言われていますが、そのうち4等級以下の暗い星は、街のネオンなど光害によって簡単に消されてしまいます。流星も同様に消されてしまうので、光害がない場所で撮影をしなくてはなりません。

流星撮影に最適なのは、住宅地から離れた山地や高台。撮影ポイントに行くまでが大変ですが、光害の影響を受けないため、最大数の流星を撮影できます。近年では、星や流星の観測をウリにしているキャンプ場などが増えているので、初心者の方はそのような施設を利用するのがオススメ。最低でも、都市部からは外れて、郊外の中でも周囲に明かりが少ない公園などで撮影したほうが良いでしょう。

一眼レフで流星群を撮影するために必要な機材

流星群の撮影には、通常の撮影機材の他、時期によっては専用の機材を持っていく必要があります。流星群撮影は、撮影スポットまで行くのが大変なので、忘れ物がないようにしっかり準備しましょう。

カメラ

使用するカメラは、大きなイメージセンサーを搭載した、高感度耐性の高いモデルがオススメです。大きなイメージセンサーになるほど、比例して画素のサイズである「画素ピッチ」が大きくなります。画素ピッチが大きくなるということは、画素一つひとつの受光面積が広がり、光の情報を多く取り入れられるということ。それによりダイナミックレンジが広がり、夜空の階調表現が豊かになります。ダイナミックレンジは、同じセンサーサイズでも最新モデルのほうが性能が良い傾向があるので、できるだけ大きなイメージセンサーが搭載された最新モデルを選びましょう。

また、レンズや設定の条件によりますが、流星群を撮影する際のISO感度は3200-6400ほどに設定します。ただし、ここまでISO感度を上げてしまうと、高感度耐性が低いモデルの場合、ノイズが大量に発生します。ノイズでザラザラになった写真では、せっかく撮影した流星が目立たなくなってしまうので、高感度耐性が高いモデルを選びましょう。基本的には、最新機種になればなるほど、高感度耐性が高い傾向があります。また、ソニーのα7Sのように、シリーズの中でも高感度耐性に特化しているモデルがオススメです。

極論を述べてしまえば、スマホや格安コンデジでも撮影はできないことはありませんが、イメージセンサーが小さく、きれいに写すことは簡単ではありません。本格的に撮影したい場合は、最低でも一眼レフやミラーレス一眼のエントリーモデル、またはそれらに匹敵する性能のコンデジを用意するのが無難です。

レンズ

使用するレンズは、星景撮影と同様の画角で撮影することが多く、ISO感度の上昇を最低限に抑えるために、「明るい広角レンズ」を選びましょう。目安としては、焦点距離が35ミリ判換算14-35mm、絞り値はF2.8以下。フルサイズ用F2.8通しズームレンズなら、条件を満たしている上、画角調整できる利便性や、単焦点レンズのように何本も持ち運ぶ必要がないのでオススメです。

もちろんエントリーモデルのキットレンズでも、十分撮影は可能。ただし、キットレンズの絞り値は、一般的に広角端でF3.5なので、ISO感度は大口径レンズに比べて上昇します。ノイズが気になるようなら、できる限り高感度耐性の高い最新のカメラを選ぶようにしましょう。

三脚

星景撮影や流星撮影では、数秒間シャッターを開け続けるので、三脚は必ず用意してください。手持ちで撮影すると、確実に手ブレが発生してしまいます。使用するのは「重くて安定性が高い三脚」がオススメ。軽い三脚は、持ち運びには非常に便利ですが、強い風が吹くと揺れてしまい、写真がブレてしまう可能性が高くなります。特に、山地での撮影となると、不安定な足場に設置する必要があったり、強風が吹きやすいので、重くてしっかりした三脚を選びましょう。

レリーズ

レリーズは、必需品ではないものの、あると非常に便利です。レリーズがあることで、遠隔でシャッターが切れるため、シャッターボタンを押した際に発生するブレを無くすことができます。もしレリーズが用意できなくても、セルフタイマー機能を使用すれば、シャッターボタンを押してから数秒後にシャッターが開くので、問題はありません。また近年のカメラでは、専用のスマホアプリと連動させることで、遠隔でシャッターを切れるモデルもあります。

レンズヒーター

冬に流星群を撮影する場合、レンズが結露してしまう可能性があります。結露が発生してしまうと、鮮明な写真を撮影することはできません。レンズヒーターは、鏡筒の前側に巻いてレンズを温めることで、結露を防ぐというもの。冬に寒冷地で撮影をするなら必携です。

バッテリー

流星群撮影は長丁場、かつ連続して撮影しなくてはならないので、バッテリーは普段より速く減っていきます。よって、カメラの予備バッテリーは、最低1個以上持っておくと安心です。レンズヒーターを使用する場合は、モバイルバッテリーに接続するものが多いので、必ず用意していきましょう。

赤道儀

赤道儀は、地球の自転を打ち消してくれる機材で、星景撮影の必需品。長秒露光時に、自転の影響で星が線に写ってしまうのを防いでくれます。流星群撮影では、数枚の写真の流星を1枚に合成することがあります。赤道儀を用いることで、合成写真がよりきれいに仕上がるので、本格的な撮影をする場合は、用意しましょう。

一眼レフで流星群を撮影する方法

機材が用意できて、流星群と日程を決定したら、いよいよ撮影です。流星群撮影は設定が重要。しっかり覚えて、納得のいく写真を撮影しましょう。

撮影する方向を決める

撮影スポットに着いたら「どの方向にカメラを向けて撮影するか」を決めましょう。方向を決める基準は、主に2種類あります。まず1つ目は、「流星群が飛んでくる星座に向ける」こと。流星群は、名前の由来となっている星座から、流星が飛んでいくように見えます。よって、その星座に向けて撮影するか、その星座を基準に向きをずらすことで、方向を決定できます。

2つ目は「建物や山などの被写体に向ける」こと。流星撮影といっても、構図で下側に建物や山などの被写体を配置することはよくあります。星座にきっちり向けなくても、流星の撮影は可能です。魅力的な被写体があれば、そちらに向けて撮影しても問題ありません。

カメラの設定をする

撮影モードをマニュアルにして、絞り・ISO感度・シャッタースピードを、全て自分で設定できるようにしましょう。絞りは、レンズの開放F値に設定します。多少絞って撮影する場合でも、ISO感度の上昇を抑えるため、F2.8までに留めておいたほうが良いでしょう。次にISO感度は、ISO3200-6400を基準として、ノイズの程度が許容できる感度に調整します。ノイズを減らしたいがために、ISO感度を下げすぎると、シャッタースピードが遅くなりすぎてしまうので、注意が必要です。

ここまで決めたら、シャッタースピードは試写をして調整してください。多くの場合、15-25秒ほどが適正露出になるかと思います。高感度が高いモデルでは、ISO感度を上げてシャッタースピードを早くできますが、1回の露光で流星を捉える可能性が低くなるため、オススメできません。逆に、シャッタースピードを遅くしすぎると、地球の自転の影響で星が動き、線として写ってしまいます。よって20秒前後で調整するのが無難です。

レンズの設定をする

レンズでは、まず手ブレ補正機能をOFFにします。手ブレ補正は、補正機構がブレた方向と反対側にレンズを動かすことによって、ブレを打ち消すというもの。長秒露光時に内部でレンズが動いてしまうと、正しく描写されないので、確実に切っておきましょう。

次に、マニュアルフォーカスに切り替えて、ピントを合わせます。オートフォーカスでは、暗い場所で明るくない被写体に対して、正確にピントを合わせられないので、必ずマニュアルフォーカスにしましょう。厳密に合わせるならば、背面液晶や電子ビューファインダーで、フォーカスポイントの拡大機能を使用。一番明るい星にピントを合わせます。初心者の方は、無限遠に合わせておけば、簡単かつ問題なく撮影可能です。ピントを合わせたら、パーマセルテープなどを使用して、フォーカスリングを固定してください。ふいに触って動かしてしまったり、移動時にピントがずれてしまうのを防げます。

ひたすら連写をする

設定が完了したら、あとは流星が出現するタイミングや位置は予測できないので、とにかく連写します。レリーズを使用している場合は、ひたすらシャッターを切るか、プログラミングでシャッターが切れる機能を使用してください。カメラのインターバル撮影機能を使用して、連続撮影を行うという方法もあるので、やりやすい方法を使い分けて撮影しましょう。

比較明合成をする

1回の撮影で何個も流星が飛んでこなかった場合でも、編集ソフトで簡単に編集ができます。同じ位置から撮影した画像の、明るい部分だけを合成できる「比較明合成」という機能を使用してください。1枚の写真に、何本もの流星が写っているように合成できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。流星群撮影は、スナップ撮影や風景撮影といった日常の撮影と比べ、天候・環境・設定など、気にかけなくてはならないポイントが数多くあります。しかし、撮影の難易度が高い分、美しい流星写真が撮れたときの嬉しさも倍増。また撮影に出たくなる魅力があります。ぜひ、この記事を参考にして、納得のいく写真を撮ってくださいね。

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