こんにちは、GOOPASS MAGAZINE編集部です!

2023年4月23日、こと座流星群が活動のピークを迎えます。4月22日の深夜から明け方にかけての時間帯が、こと座流星群を観測するチャンスです。

今回の記事では、2023年4月23日の「こと座流星群」を綺麗に撮影するための予備知識や設定、撮影方法を解説します。また、撮影に適したカメラ機材もご紹介。

初めて流星群の撮影に挑戦する方はもちろん、「以前、流星群の撮影に挑戦したけど、上手く撮れなかった…」という方もぜひチェックしてみてください!

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こと座流星群とは?

こと座流星群とは、毎年4月末に出現が期待できる流星群のこと。

夏の大三角をなす「ベガ」が属する「こと座」の1点を放射点※とし、4月16日~4月25日頃まで活動します。

好条件下でも観測できる数は1時間に5~10個程度といわれ、出現数は多くありません。しかし、毎年出現してくれる流星群です。

※流星が放射状に飛び出して見える1点のこと

2023年の「こと座流星群」はいつ?

2023年の「こと座流星群」は、4月23日(日)です。

もっとも活動が活発になる極大時刻は、23日の午前10時頃であるため観測はできません。

しかし、前日の22日深夜~23日の明け方にかけては、月明かりの影響がなく観測条件は良好。

1時間あたり10個前後の流星が見られる可能性は十分にあります。

2023年の「こと座流星群」を観測できる時間帯は?

「こと座流星群」が活発に見られる時間帯は、22日の21時頃~23日の明け方まで。

21時頃にはこと座が北東の空に昇ってきますが、放射点の位置が高くなる夜半以降が観測や撮影にはおすすめです。

2023年の「こと座流星群」を観測できる方角は?

流星群は、流星が放出される放射点を中心に、空の全方向に出現するため、どの方向でも観測は可能です。

しかし、基本的には放射点がある方角、または放射点から90°ほどずらした方角が観測に適しているでしょう。

こと座は21時頃に北東の地平線から昇り、0時頃には天頂付近へ移動します。

北東~南側の空を広く見渡してみてください。

また、こと座流星群の時期には、北東から南の空には夏の天の川や夏の大三角といった華やかな星々が広がります。

撮影する場合は、夏らしい星座と一緒に流星を写すのがおすすめです。

こと座流星群の撮影に必要なカメラ機材

こと座流星群

こと座流星群の撮影におすすめなカメラ

こと座流星群を撮影するなら、高感度耐性のあるフルサイズ機・APS-C機がおすすめです。

マイクロフォーサーズ以上のセンサーであれば鮮明な撮影はできますが、大型のイメージセンサーであるほど光面積が広いため、暗い環境下でも光の情報を多く取り込めます。

また、センサーサイズが同じ場合、画素数が少ない方が1画素あたりの受光面積が大きくなり、暗い環境下でも明るくきめ細やかな描写が可能。

星空の撮影では必ずしも高画素カメラがよいわけではなく、暗所に強い特性の方が重要視されます。

流星群は、長秒露光でISO感度を上げて撮影するのが一般的です。

高感度撮影で発生するノイズ(画面がザラザラして見えるもの)を防ぐために、常用ISO感度の上限が高く、高感度耐性の高い画像処理エンジンを搭載したカメラを選ぶとよいでしょう。

こと座流星群の撮影におすすめな交換レンズ

使用するレンズは、F値の低い明るい広角レンズです。F値で明るさを補うほど、ISO感度の上昇を最低限に抑えて画質を綺麗に保つことができます。

目安としては、焦点距離が35mm判換算で14~30mm、絞り値はF2.8以下のモデル。

単焦点レンズであれば、F2以下が理想です。

ズームレンズは画角調整ができて便利ですが、F2.8以下のレンズがほとんどないため、撮影場所によっては露光不足になる可能性がある点は注意しましょう。

「とにかく流星を写したい」という方は、広い範囲を写せる超広角レンズがおすすめ。しかし、画角が広い分、写った流星は比較的小さくなってしまいます。

逆に24~30mmなどの広角・標準レンズは流星が写りにくい分、画角に入った際には迫力のある画になることも。

画角は自分の好みや、風景を入れる場合には風景とのバランスも考えて選んでみてください。

こと座流星群の撮影におすすめな設定

こと座流星群

撮影モードはマニュアル(M)

星空・流星群は、F値やシャッタースピード、ISO感度などの設定をすべて任意で行なえるマニュアルモード(M)で撮影します。

F値(絞り)

絞りは、レンズの開放F値に設定します。多少絞って撮影する場合でも、ISO感度の上昇を抑えるため、F2.8までに留めておくとよいでしょう。

ISO感度

ISO感度は、ISO3200-6400を基準として、発生するノイズが許容できる感度の値に調整します。

ノイズを減らすためにISO感度を下げすぎると、露光量不足になる場合があるので注意しましょう。

流星群撮影の場合、露光量が不足するとせっかく流れた流星が写らなくなってしまいます。

シャッタスピード

ここまで決めたら、シャッタースピードは試写をして調整してください。多くの場合、15〜25秒ほどが適正露出になります

シャッタースピードを遅くしすぎると、地球の自転の影響で星が動き、線として写ってしまうので要注意。

焦点距離にもよりますが、20秒前後で調整しましょう。

こと座流星群の撮影方法

まず、レンズやカメラ内部の手ブレ補正機能をOFFにします。

手ブレ補正は、手ブレが生じた方向と反対側にレンズを動かすことによって、ブレを打ち消すというもの。

そのため三脚を使用する流星群撮影で使用すると、補正するレンズの動き自体がブレになってしまいます。必ずOFFにしておきましょう。

次に、AF(オートフォーカス)機能をMF(マニュアルフォーカス)に切り替え、手動でピントを合わせます。

星空のような暗所撮影では一部の機材を除いて基本的にAFは効かないので、MFが鉄則。

背面液晶や電子ビューファインダーでフォーカスポイントの拡大機能を使用して、一番明るい星、もしくは中心よりやや端にある明るい星でピントを合わせます。

最近では暗所下でモニター視認性を上げるモードがついているモデルもあるので、積極的に利用しましょう。

一度ピントリングを無限遠に合わせておくと、星が見つけやすくなります。

ピントを合わせたら、MFフォーカスの固定スイッチをONにするか、パーマセルテープなどでフォーカスリングを固定するのがおすすめです。

知らぬ間にピントリングを触ってピンボケしていた……という失敗を防げます。

撮影の準備が整ったら、とにかく連写。流星が出現するタイミングや位置は予測できません。

レリーズ、またはインターバル機能を使用して、間を開けずに撮り続けましょう。

↓↓詳しい撮影方法は下記をCHECK↓↓

こと座流星群の撮影におすすめなカメラ・レンズキット

Canon 風景&星空撮影入門セット EOS 80D + atx-i 11-16mm F2.8 CF [キヤノン用]

トキナーブルーで印象的な流星写真を。

Canon(キヤノン)のAPS-Cセンサーを搭載したEOS 80Dと、TOKINA(トキナー)の広角ズームレンズ「atx-i 11-16mm F2.8 CF」を合わせたGOOPASSオリジナルセットです。

EOS 80Dは2016年に発売された、中級者向けの一眼レフです。約2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載し、常用感度はISO16000を達成しました。

発売日からやや年月の経ったモデルではありますが、星空撮影に必要な性能を満たし、高い高感度耐性でノイズを抑えます。

また、Canonの一眼レフでは珍しく、タッチパネル式のバリアングルモニターが搭載された点も特徴的

カメラを上に向ける星空撮影では、液晶が固定型のモデルでは画面を見る際に中腰にならなくてはいけません。

しかし、バリアングルモニターが搭載されている本機であれば、無理な体勢を取らずとも、簡単に画面が確認できます。

アオリ構図も楽に設定でき、長時間の撮影でも疲れにくい1台です。

合わせる「Tokina atx-i 11-16mm F2.8 CF」は、35mm判換算で約17~25mm相当の、星空撮影で汎用性のある広角レンズ。

トキナーは青色の発色が優れていることで定評があり、星空においても例外ではありません。暗い部分は黒く引き締め、空の部分は青く澄んだメリハリのある作品に仕上がるでしょう

■購入する場合は、59,800(中古)+58,699=118,499円(税込 ※2023/4/10現在 カカクコム調べ)となっているようです。

GOOPASS

Canon 風景&星空撮影入門セット EOS 80D + atx-i 11-16mm F2.8 CF [キヤノン用]

Canon 風景&星空撮影入門セット EOS 8000D + 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD(Model B023)[キヤノン用]

バリアングルモニターでどんな構図もラクラク決められる。

Canonの一眼レフ「EOS 8000D」と、TAMRON(タムロン)の広角ズームレンズ「10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD (Model B023)」を合わせたGOOPASSオリジナルセット。

2015年に発売されたEOS 8000Dは、Canonの入門シリーズKissシリーズよりワンランク上の中級モデルです。ボディは約565gと軽量な部類で、初めて一眼カメラを使用する人でも負担になりにくいはず。

バリアングルのモニターのため、縦構図やアオリ構図など構図のバリエーションが無理なく増やせて、星空の撮影であっても疲れません

合わせるTAMRONの「10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD(B023)」は、APS-C用のレンズで、35mm判換算にすると焦点距離は16~37mm相当。

開放F値が3.5と暗いレンズではあるものの、大口径非球面レンズやLDレンズを採用し、広角レンズで発生しやすいコマ収差や歪曲収差を抑えました。広々とした星空を周辺部までクリアに切り取ります。

■購入する場合は、39,800+36,800=76,600円(中古・税込 ※2023/4/10現在 カカクコム調べ)となっているようです。

GOOPASS

Canon 風景&星空撮影入門セット EOS 8000D + 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD (Model B023) [キヤノン用]

↓↓その他のおすすめカメラは下記をCHECK↓↓

まとめ

2023年の「こと座流星群」。4月23日は、当記事を参考にして「こと座流星群」の撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか。綺麗に撮影できた際は、TwitterやInstagramに「#こと座流星群」「#shootingstar」などのハッシュタグを付けて投稿してくださいね。