【スタッフコラム】SIGMA fp向けレンズをレビューしてみた 〜第3回:SIGMAの65mm F2 DG DN[ライカL用]〜

こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部の小泉です。

第2回である前回は、PanasonicのLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 S-R2060を借りてレビューしました。

第3回の今回レンタルしたのは、SIGMAの65mm F2 DG DN[ライカL用]。2020年の12月に発売された最新モデルです。

今回のレンズ選びのポイント

ISO400 F10.0 1/250秒

今回は前回のレビューの反省を踏まえ、軽さ・コンパクトに加えて単焦点レンズからチョイスしました。

おさらいになりますが、僕がスナップで使用するレンズを選ぶ際に、注目する点は下記の通りです。

  • 画角
  • サイズ感
  • 描写

画角は人それぞれ好みがあると思いますが、僕はスナップが好きなので、20mm~60mm位が好みです。サイズ感はできるだけ小さいといいなぁ…と思っています。今使っている自作のレンズは、ボディに装着した状態でコートのポケットにすっぽりと収まるサイズなので、サイズ感は今くらいのものがベストではあるのですが(笑)描写は少し絞ったくらいでパリッと写るものが好みです。ボケはあまり気にしていません(もちろん、綺麗に写るに越したことはありませんが)。

今回使用する機材

所有しているカメラボディ

SIGMA fp ボディ

僕が使用しているのはSIGMA fpというボディで、現時点(2021/2/15時点)で世界最軽量のフルサイズミラーレス一眼カメラです。サイズ感は手のひらくらいの大きさで、重さも370gととても軽く、気軽に持ち出せます。

SIGMA fp ボディ
センサーサイズ フルサイズ
画素数/動画サイズ 2460万画素/4K(30fps)
ボディ内手振れ補正 電子式手振れ補正機能有
 常用感度 ISO100~25600
シャッター速度 1/8000~30秒
 本体の重さ 370g

■購入する場合は、178,000円(2020/2/8現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額17,800円でレンタル可能です。

今回借りたレンズ

65mm F2 DG DN [ライカL用]

今回借りたのは、65mm F2 DG DN [ライカL用]です。SIGMAがミレーレス一眼カメラ用の交換レンズとして展開する「Iシリーズ」の1本。「高画質と常用性を両立」をコンセプトに開発されたレンズで、コンパクトでありながらしっかりと作品を創り込める性能を秘めています。明るいF値と、SLDガラスや2枚のグラスモールド非球面レンズによって生み出される最高レベルの描写は美しく、見たものを引き込むでしょうまた、SIGMAらしいデザインも特徴のひとつ。手にした際に感じられる、心地の良い重みと金属独特のひんやりとした冷たさが癖になるレンズです。

65mm F2 DG DN [ライカL用]
対応マウント Lマウント
対応センサーサイズ フルサイズ
手振れ補正 なし
フィルター径 62mm
 本体の重さ 405g

■購入する場合は、79,200円(2020/2/15現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額9,800円でレンタル可能です。

レンズのレビュー

普段使用している状態。この状態で撮影が可能です。

初回にレンタルしたレンズを装着した状態。

前回レンタルしたレンズを装着した状態。

今回レンタルしたレンズを装着した状態。フード込みのサイズは前回のものと同じくらいです。

レンズを実際に使ってみて感じたのは、少しずしっとしますが疲れない重さ。取り回しはとても楽でした。サイズ感は少し大きいかな?とも思いましたが中望遠域の単焦点と考えると納得できます。満足度はかなり高かったのですが、1つだけ気になった点がありました。それは、付属されているマグネット式メタルキャップが外しにくいことです。フードをしてると余計に外しづらく、こまめにキャップの付け外しをしたい方は従来のプラスチックのキャップを使用した方がいいと感じました。ちなみに、マグネット式メタルキャップは「Iシリーズ」として同時期に発売された「24mm F3.5 DG DN」「35mm F2 DG DN」にも付属しています。

画角

普段利用している画角と違うため新鮮で、とても楽しく撮影することができました。少し難しいと感じる時もある画角ですが、さらに写真に深く引き込まれると感じるレンズです。

サイズ感

サイズ感も片手に収まるもので疲れることなく撮影を楽しまめます。ひんやりとしたメタルな感触が好きな僕には、手になじむ使用感はかなりグッドでした。

描写

解像度・コントラストともに文句なしの性能です。さらに開放F値が2.0のレンズなのでしっかりぼかしたりキリっとした描写を楽しんだりと、幅広く楽しめるレンズだと感じました。

撮影した写真

ISO200 F2.2 1/15秒

開放から1/3段絞って撮影したもの。中望遠の画角も相まってしっかりと背景のボケた写真になっています。

ISO400 F2.2 1/1250秒

こちらも同じF値で撮影。鉄塔はしっかりと解像しながら、後ろの空は柔らかい描写になっていてバランスがいいです。

ISO200 F2.0 1/5000秒

暗い部分から明るい部分への階調も美しく描写されています。開放で撮影することで奥に行くにつれ少しボケていき、独特な雰囲気が表現可能です。

ISO400 F2.8 1/30秒

ボケも滑らかです。被写界深度が浅いため花びら以外にピントの合っていない雰囲気のある写真になりました。

ISO200 F8.0 1/1250秒

しっかりと搾り撮影したものです。解像度の高さと滑らかな空の描写が心地良い写り。

ISO200 F4.0 1/4000秒

AFは外すことが多く感じましたが、AF合わせをした後そのままMFでピント合わせができるので、許容できるレベルです。

まとめ

ISO200 F4.0 1/60秒

初回のレンズの評価点は下記の通りです。

評価点:SIGMA 28mm F1.4 DG HSM [ライカL用]
画角 ★★★★★
サイズ感 ★★☆☆☆
描写 ★★★★☆
総合 ★★★★☆

前回の評価は下記の通り。

評価点:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 S-R2060
画角 ★★★★★
サイズ感 ★★★★★
描写 ★★★☆☆
総合 ★★★★☆

今回の評価は下記の通りです。

評価点:65mm F2 DG DN[ライカL用]
画角 ★★★★☆
サイズ感 ★★★★★
描写 ★★★★★
総合 ★★★★★

結論を述べると、全体的に大満足でとても欲しくなりました。唯一の不満は、fpのAFが少し弱いので中望遠になるとピント合わせが大変だった点です(笑)同シリーズの24mmも使ってみたいと感じます!

今回のレンズ、いかがでしたでしょうか?今後の参考にしたいので、もしお時間があれば本記事をシェアしたり、感想をツイートしたりしてもらえるとありがたいです。

次はもう少し画角の違う単焦点のレンズを借りてみようと思います。次回の更新をお楽しみに!