【スタッフコラム】SIGMA fp向けレンズをレビューしてみた 〜第2回:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 S-R2060〜

こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部の小泉です。

第1回である前回は、SIGMA 28mm F1.4 DG HSM [ライカL用]を借りてレビューしました。

第2回の今回レンタルしたのは、SIGMAではないメーカーのLマウントレンズです。

今回のレンズ選びのポイント

約32mm ISO200 F10.0 1/50秒

今回は前回のレビューの反省を踏まえ、軽さ・コンパクトさを意識してチョイスしました。

おさらいになりますが、僕がスナップで使用するレンズを選ぶ際に、注目する点は下記の通りです。

  • 画角
  • サイズ感
  • 描写

画角は人それぞれ好みがあると思いますが、僕はスナップが好きなので、20mm~60mm位が好みです。サイズ感はできるだけ小さいといいなぁ…と思っています。今使っている自作のレンズは、ボディに装着した状態でコートのポケットにすっぽりと収まるサイズなので、サイズ感は今くらいのものがベストではあるのですが(笑)描写は少し絞ったくらいでパリッと写るものが好みです。ボケはあまり気にしていません(もちろん、綺麗に写るに越したことはありませんが)。

今回使用する機材

所有しているカメラボディ

SIGMA fp ボディ

僕が使用しているのはSIGMA fpというボディで、現時点(2021/2/8時点)で世界最軽量のフルサイズミラーレス一眼カメラです。サイズ感は手のひらくらいの大きさで、重さも370gととても軽く、気軽に持ち出せます。

SIGMA fp ボディ
センサーサイズ フルサイズ
画素数/動画サイズ 2460万画素/4K(30fps)
ボディ内手振れ補正 電子式手振れ補正機能有
 常用感度 ISO100~25600
シャッター速度 1/8000~30秒
 本体の重さ 370g

■購入する場合は、178,000円(2020/2/8現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額17,800円でレンタル可能です。

今回借りたレンズ

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 S-R2060

今回借りたのは、LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 S-R2060です。前回の反省を踏まえてコンパクトなものをチョイス。重さは350gと超軽量。前回レンタルしたSIGMA 28mm F1.4 DG HSM [ライカL用]の半分以下です。ズームレンズで、画角は好みの20-60ドンピシャ。F値は3.5-5.6とボケにくい可変式です。僕はあまり気にしませんが、ISO値・シャッタースピードを固定にして撮影していると画角によって明るさが変わってしまうため、プラスポイントではないでしょう。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 S-R2060
対応マウント Lマウント
対応センサーサイズ フルサイズ
手振れ補正 なし
フィルター径 67mm
 本体の重さ 350g

■購入する場合は、73,260円(2020/2/8現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額9,800円でレンタル可能です。

レンズのレビュー

普段使用している状態。この状態で撮影が可能です。

前回レンタルしたレンズを装着した状態。

今回レンタルしたレンズを装着した状態。フードを装着しても前回のレンズよりも小さいです。

レンズを実際に使ってみて感じたのは、軽くて取り回しはとても楽。サイズ感はズームレンズということも考えるとベストでした。しかし、気になった点が2つ。それは、ズームリングの重さと逆光時のゴーストの発生です。ズームリングは少し重く、ボディとレンズが軽い分、余計に気になりました。また、ゴーストは毎回発生するわけではありませんが、あまり綺麗ではなく、どうしても気になってしまいます。

画角

画角はかなり好みでした。広角レンズは好きなので楽しく撮影でき、ズームも便利でとてもいいレンズだと感じます。20mm-60mmの広角~標準域は動画撮影にも向いている画角です。

サイズ感

サイズ感もかなり好印象。片手で簡単に取り回しのきくサイズと重量は、力むことなく撮影を楽しめました。

描写

コントラストは非常に高いレベル。解像感は単焦点レンズほど高くはないものの、スナップで使用するには文句なしのレベルです。しかし、やはり逆光時のゴーストが気になりました。

撮影した写真

20mm ISO100 F3.5 1/1600秒

広角側で撮影してみました。こちらは逆光ですが、遮蔽物(しゃへいぶつ:被写体とレンズの間にあるもの)があるためゴーストは発生していません。コントラストはとても綺麗ですが、ハイライト部分の解像は少し低下しているように感じます。

54mm ISO100 F5.5 1/1000秒

望遠寄りの開放で撮影。あまり開放値が低くないからか、開放でもしっかりと高い解像感が特徴です。

20mm ISO100 F5.6 1/320秒

少し絞っての撮影。逆光によるゴーストが発生しています。発生の仕方が綺麗ではなく、マイナスポイントだと感じました。

60mm ISO1000 F8.0 1/2500秒

F8まで絞っていますが、解像感はあまりパリッとしていないように感じます。ISO値を少し上げているのも原因の一つかもしれませんが……

60mm ISO200 F8.0 1/3200秒

逆光状態でもコントラストは綺麗だと感じました。ハイライト部分からの階調とてもが綺麗です。

20mm ISO200 F3.5 1/125秒

広角側だと最短150mmまで寄って撮影することが可能。そのため、F値は小さくなくともしっかりとボケ感のある撮影もできます。

まとめ

20mm ISO200 F8.0 1/500秒

前回のレンズの評価点は下記の通りです。

評価点:SIGMA 28mm F1.4 DG HSM [ライカL用]
画角 ★★★★★
サイズ感 ★★☆☆☆
描写 ★★★★☆
総合 ★★★★☆

今回の評価は下記の通り。

評価点:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 S-R2060
画角 ★★★★★
サイズ感 ★★★★★
描写 ★★★☆☆
総合 ★★★★☆

結論を述べると、レンズの重量やサイズ感・画角には大満足でした。しかし、描写が惜しいように感じます。今回借りてみて、スナップ撮影にはズームレンズは必要ないかもしれない……と思いました。

今回のレンズ、いかがでしたでしょうか?今後の参考にしたいので、もしお時間があれば本記事をシェアしたり、感想をツイートしたりしてもらえるとありがたいです。

次はもう少しコンパクトで軽い単焦点のレンズを借りてみようと思います。次回の更新をお楽しみに!