【スタッフコラム】SIGMA fp向けレンズをレビューしてみた 〜第1回:SIGMA 28mm F1.4 DG HSM [ライカL用]〜

こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部の小泉です。

僕はSIGMA fpを持っているのですが、レンズを自作した1本以外持っていません(笑)

そこで、GooPassで機材を借りながら、次に購入するレンズを決めていこうと思います!

毎週火曜日に記事公開ですので、お楽しみください!

レンズ選びのポイント

まず、レンズを購入するにあたり、自分が欲しいレンズの条件をざっくりと書き出していきます。

僕がスナップで使用するレンズを購入する際に、注目する点は下記です。

  • 画角
  • サイズ感
  • 描写

画角は人それぞれ好みがあると思いますが、僕はスナップが好きなので、20mm~60mm位が好みです。サイズ感はできるだけ小さいといいなぁ…と思っています。今使っている自作のレンズは、ボディに装着した状態でコートのポケットにすっぽりと収まるサイズなので、サイズ感は今くらいのものがベストではあるのですが(笑)描写は少し絞ったくらいでパリッと写るものが好みです。ボケはあまり気にしていません(もちろん、綺麗に写るに越したことはありませんが)。

今回使用する機材

所有しているカメラボディ

SIGMA fp ボディ

僕が使用しているのはSIGMA fpというボディで、現時点(2021/1/22時点)で世界最軽量のフルサイズミラーレス一眼カメラです。サイズ感は手のひらくらいの大きさで、重さも370gととても軽く、写真を撮りに行く際に気軽に持ち出せます。

SIGMA fp ボディ
センサーサイズ フルサイズ
画素数/動画サイズ 2460万画素/4K(30fps)
ボディ内手振れ補正 電子式手振れ補正機能有
 常用感度 ISO100~25600
シャッター速度 1/8000~30秒
 本体の重さ 370g

■購入する場合は、178,000円(2020/1/25現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額19,580円(税込)でレンタル可能です。

今回借りたレンズ

SIGMA 28mm F1.4 DG HSM [ライカL用]

今回借りたのは、SIGMA 28mm F1.4 DG HSM [ライカL用]です。サイズは少し大きめで、重量も少し重いのですが、画角は僕が好きな少し広角寄り。開放値(開放=F値を一番小さい数字に合わせている状態のこと)がF1.4と明るいレンズです。公式ページで見る限りではディストーション(ディストーション=撮影時に発生する歪みのこと。広角レンズに表れやすい)などもかなり抑えられていて、期待大です。

SIGMA 28mm F1.4 DG HSM [ライカL用]
対応マウント Lマウント
対応センサーサイズ フルサイズ・APS-C
手振れ補正 無し
フィルター径 77mm
 本体の重さ 960g

■購入する場合は、119,801円(2020/1/21現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額15,180円(税込)でレンタル可能です。

レンズのレビュー

上記写真左が普段使用している状態。この状態で撮影が可能です。右側が今回レンタルしたレンズを装着した状態。

レンズを実際に使ってみて感じたのは、まず重たいということです。SIGMA fpが370gなのに対して、レンズは960g。サイズ感もボディの2~3倍ほどあるように感じられます。サイズ感だけを見るとスナップには不向きに感じました。ディストーションはしっかりと抑えられていて、使用するうえで構図が難しくなるほどの歪みもなくとても使いやすいレンズでした。

画角

画角はかなり好みの使いやすい画角です。普段使用しているレンズも約32mmなので、近い画が撮れる上に高画質で満足のいくものでした。

サイズ感

サイズ感は前述のとおり、かなり大きめでした。普段であればボディを支えて撮影するのですが、重心が変わるためレンズをもって撮影するスタイルに。そこはあまり気にならないものの、やはり長時間持つと腕のつかれる重さです。

描写

描写はディストーションがしっかりと抑えられていて、超至近距離で四隅に被写体を入れるなどの極端な構図を選択しない限りは、ほとんど気にしないレベルで使用できます。

撮影した写真

ISO200 F1.4 1/15秒

少し硬いですが、それでもやんわりとしていて美しくボケています。そして、中央の解像感(解像感=画像の細かい部分がきちんと描写されているかどうか)に注目したいのですが、少しわかりにくいので大幅にトリミングしました。

ISO200 F1.4 1/15秒 上の写真を約9分割した真ん中の部分

開放でここまで解像するのは驚異的です。

ISO200 F2.8 1/125秒

少し絞っての撮影。上記の写真だと少しわかりにくいかもしれないですが、F2.8まで絞っただけで葉の葉脈がはっきりと数えられるほどの解像感。

ISO6400 F8.0 1/40秒

ISOを6400まであげているので少しノイズが乗っているものの、しっかりと解像しています。明るい時間に高解像機で撮影したらと…思うとワクワクするレンズです。

ISO320 F1.4 1/40秒

後ボケの固さも気にならないレベルで、ピントが来ている部分の解像感はやはり開放とは思えないほどしっかりとしています。

ISO500 F2.8 1/80秒

パリッとした画ですが、背景はやんわりとボケていてスナップが楽しくなるレンズです。夜の手持ちでも撮影できる明るいレンズは、高感度に強いボディを持っていない人にはうれしいポイントではないでしょうか。開放値F1.4のレンズなので、少し絞ってもしっかりと明るさが確保できるのは大きな利点です。

ISO500 F4.0 1/40秒

F4.0まで絞ってみました。少し傷んだステッカーの質感もしっかりと写しだしています。

まとめ

ISO2000 F4.0 1/50秒

評価点
画角 ★★★★★
サイズ感 ★★☆☆☆
描写 ★★★★☆
総合 ★★★★☆

まとめとしては、レンズの描写や性能には満足でした。しかし、重いのはやはりネックになると感じます。ただ、スナップでも使いたくなるほどの魅力は感じたので購入の候補に挙がりそうです!

今回のレンズ、皆さんから見た感想などいかがでしたでしょうか?感想などを記事のシェアとともにツイートしてみてください!ぜひ参考にしたいです。

次はもう少しコンパクトで軽いレンズを借りてみようと思います。次回の更新をお楽しみに!

おまけ

前回のコラムでも渋谷横丁の写真を載せていたのですが、今回借りたレンズでも渋谷横丁を撮影したので、比較してます。自作レンズの方が焦点距離は遠いのですが、歪みが大きく出ているのがわかるでしょうか。また、解像感も大きく違い、僕はどちらも好みですが性能が大きく違うことが見て取れます。

ISO4000 F10.0 1/80秒 自作レンズで撮影したもの

ISO100 F1.4 1/160秒 SIGMA 28mm F1.4 DG HSM [ライカL用]で撮影したもの