GooPassのある生活 ~カメラが苦手な女子大学生の場合~/小林 千紘

  ▲焦点距離;35mm 絞り:F1.8 シャッタースピード:1/250 ISO感度:100

新しい世界

「カメラのサブスクサービスを提供している会社があって~...。」ある日先生から出たこの言葉。「カメラのサブスク?!どういうこと?!」お金も知識もない私みたいな大学生には到底手に届かないものと思っていたカメラ。そんなカメラに、急速に私たちの生活に浸透し始めているサブスクがあるなんて。驚きが隠せなかった。

    ▲焦点距離:35mm 絞り:    F1.8 シャッタースピード:1/100 ISO感度:100

カメラを触ること自体大学の授業が初めてで、いい写真を撮りたくてもセンスも磨くチャンスもないし……と嘆いていた私は、カメラに対して苦手意識さえも覚えてしまっていた。この記事は、そんな私がフルサイズのミラーレスカメラと一カ月、生活を共にするお話。

不意の1枚

  ▲焦点距離:35mm 絞り:F2.5 シャッタースピード:1/250 ISO感度:100

いざ段ボールを開けてみると、「うわぁ、このカメラと1カ月過ごすのか」とワクワク。と同時に「センスも腕もない私なんかが使っていいカメラなのか」という緊張感も。しかし、まずはカメラを片手に街に出た。

今回私がお借りしたのは、ボディCannon EOS R6とレンズRF35㎜ F1.8 マクロ IS STM。軽量で都会でのスナップ撮影でも最適なEOS R6と、単焦点特有のボケが美しい35mmである。最初はポートレートを撮るつもりでこのレンズを選んだのだが、試しに撮影したスナップ写真を授業でほめてもらったので、急遽都会のスナップに切り替えた。マクロの単焦点レンズで引きのスナップを撮るという遊びをしてみることにした。

憧れというフィルター

▲焦点距離:35㎜ 絞り:F1.8 シャッタースピード:1/800 ISO感度:100

高い建物も行き交う多くの人も、田舎育ちの私にとっては今でも慣れない光景だ。朝の人気のない街も夕方の雑然とした景色さえもなぜかキラキラして見えてしまう。そんな都会の街への憧れというフィルターがかかった私の目から見える景色。レンズ越しに街を見ていくにつれ、そんな私の目から見える景色を写真で残し、伝えたいと思うようになった。

▲焦点距離;35mm 絞り:F1.8 シャッタースピード:1/160 ISO感度:100

普段自分の目で見ている景色が形として残る感覚はなんだか自然だ。カメラが映す景色は、スマートフォンならわざわざ撮らない景色さえも不思議と撮りたいと思わせてくれるものだった。それに、やっぱり写真に収めるとなると、「いい写真を撮りたい!」という感情が働くので、いつもと違うところに目を向けてしまう。GooPassのある生活にはそんな楽しさがあるのだ。

自分の世界

▲焦点距離;35mm 絞り:F1.8 シャッタースピード:1/250 ISO感度:100

こんな経験が出来たのも、日常にカメラがあったからだ。GooPassのある生活で得たものは、ただ単に写真を撮ることの楽しさだけではない。自分の見ている世界を形に出来る、周りに伝えることが出来る。

かつての私は人に見せられるいい写真を撮らなければいけないと焦りばかり感じていた。しかし、自分なりの世界を写真で表現する可能性に気付いたその時から、いつしか私のカメラへの苦手意識はなくなり、カメラをもって街に出ることが楽しみになっていた。

GooPassと共に過ごした1カ月は、たくさんの気づきで溢れていた。好きに自分でカメラを選んで届いて実際に手に取るワクワク感という「体験」だけではなく、新しい「気づき」をも提供してくれるサービスなのだ。GooPassのある生活は、普段好きなこと以外に目を向けるということをしてこなかった私にとって、新しい自分を見つけるきっかけを与えてくれた。

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