【2021年1月20日更新!】鹿児島県のオススメ撮影スポット10選

九州最南端に位置する鹿児島県。本土だけでなく、屋久島・奄美大島・種子島といった島々も含まれており、純白な砂浜から広がる透き通った海や亜熱帯の気候が魅力的です。今回は、トレッキングやマリンアクティビティでも人気の鹿児島県の撮影スポット10選をご紹介します。

鹿児島県の撮影スポットの特徴

アクセス・交通手段

本州の主な交通手段は、レンタカー・バス・電車です。しかし、後に紹介する「新吉永の棚田」のようにバスや電車ではアクセスできなかったり、停留所や駅から数十分歩かなくてはならなかったりと、アクセスの悪い場所もあります。撮影スポットの大半は駐車場が充実し、時間的にも融通がきくことから、移動にはレンタカーがオススメです。

機材選びのコツ

離島に移動したりトレッキングをしたりすることがあるため、移動がしやすい小型・軽量のミラーレス一眼レフカメラがオススメです。夕方~夜間に撮影することもあるので、ボディ内手ブレ補正を搭載した高感度耐性の高い機種を選べば、手持ち撮影でも比較的安定して撮影できます。レンズは、高倍率ズームレンズを用意すると便利。レンズ本数を抑えられる上、風景撮影時に突然動物が現れてもシャッターチャンスを逃すことが少なくなります。

鹿児島県のオススメ撮影スポット10選

①屋久島

自然の壮大さを感じる日本初の世界自然遺産。

屋久島は、総面積が540.48km²の日本で5番目に大きな山岳島です。標高1,936mを誇る九州の最高峰「宮之浦岳」があり、他に標高1,000m以上の山が45以上も連なっています。1993年には、標高500m以上に生息する「屋久杉」を始めとした特殊な自然環境や生態系が評価され、日本で初めての世界自然遺産に登録。特に一番有名である「縄文杉」は、2,170年〜7,200年もの年月をかけ、日本の杉で最も太い胸高周囲16.4mまで成長しています。その生命力あふれる姿は、ぜひカメラに収めたいところ。しかし、縄文杉を見るためには、朝から1日がかりで片道4〜5時間ほどのトレッキングをしなくてはならないため、撮影機材のほか、登山用の装備が必要になります。体力的な負担を考慮すると、撮影機材は可能な限り軽量・コンパクトなものを選ぶのが吉。また、年間降水量は日本の年間平均の2倍にもなるので、防塵防滴仕様のカメラがオススメです。

撮影スポット名 屋久島
住所 鹿児島県熊毛郡屋久島町
アクセス 【高速船の場合】「宮之浦港」まで「鹿児島港」から直行で約1時間45分 「指宿港」か「西之表港」を経由した場合は、約2時間~2時間50分 【フェリーの場合】「宮之浦港」まで「鹿児島港」から直行で約4時間 「谷山港」から「島間港」経由では、計11時間 【飛行機の場合】「屋久島空港」まで「鹿児島空港」から約30分、「福岡空港」から65分、「大阪空港」から約90分
入山料 日帰り入山 1,000円 宿泊入山 2,000円
URL http://yakukan.jp/
駐車場 登山の出発地点である「荒川登山口」周辺にはありません。

②奄美大島

「東洋のガラパゴス」

奄美大島は、総面積712.4km²の日本で2番目の大きさを誇る離島です。鹿児島と沖縄のほぼ中間に位置し、島の大部分が森林という豊かな自然環境が特徴。アマミノクロウサギやアマミトゲネズミといった貴重な固有種や絶滅危惧種が生息し、普段はお目にかかれない動物が撮影可能です。また、日本で2番目に広いマングローブ林や透明度の高い「アマミブルー」と呼ばれる海では、カヌーやダイビングといったアクティビティが楽しめます。マリンアクティビティの際には、ぜひ防水仕様のアクションカメラやハウジング(防水ケース)を用意して、カラフルな魚や珊瑚の美しい世界を写真に収めてください。

撮影スポット名 奄美大島
住所 鹿児島県奄美市
アクセス 【飛行機の場合】「奄美空港」まで各空港から約2~3時間
入場料 なし
URL https://www.amami-tourism.org/
駐車場 あり

③開聞岳

周辺スポットからでも山頂からでも撮影を楽しめる活火山。

開聞岳(かいもんだけ)は、薩摩半島の最南端に位置する標高924mの活火山で、「薩摩富士」の異名で親しまれています。ゆるやかな登山道で、約5kmの道のりを3時間ほどで登頂可能。老若男女が登ることができ、山頂からは観光地、桜島や屋久島などといった島々を大パノラマで望めます。また、周辺にはJR日本最南端の「西大山駅」、季節の草花や「逆さ薩摩富士」が見られる「池田湖」、国道226号沿いにある「瀬平公園」などの観光スポットがあり、異なる複数の視点からバラエティ豊かな開聞岳を撮影できます。

撮影スポット名 開聞岳
住所 鹿児島県指宿市開聞十町
アクセス 【車の場合】指宿駅から約30分 【電車の場合】JR「開聞駅」から徒歩で約20分 または、JR「指宿駅」からバスで約50分
入場料 なし
URL https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10691/
駐車場 あり

④韓国岳

日本一の火山湖を有する活火山。

韓国岳(からくにだけ)は、約17,000年前の噴火で作られた標高1,700mの活火山です。晴れた日に山頂から朝鮮半島が望めたということから、「韓国の見岳」と呼ばれていたのが名前の由来。そのため、山頂からの眺望は素晴らしく、錦江湾や桜島、開聞岳や高千穂峰を一望できます。直径900m、深さ300mの火口のほか、標高1,239m地点には日本一の火山湖である「大浪池」など、見どころが豊富。さらに、3〜4月には「マンサク」、6月には「ミヤマキリシマツツジ」が開花し、秋には紅葉することから、1年を通してさまざまな風景写真を撮影できます。登山の所要時間は約6時間30分かかるので、撮影機材は軽量・コンパクトなものがオススメです。

撮影スポット名 韓国岳(からくにだけ)
住所 鹿児島県霧島市・えびの市・小林市
アクセス 【車の場合】九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」より「大浪池登山口」まで約45分 九州自動車「道えびのIC」から「えびのエコミュージアムセンター」まで約30分 【バスの場合】JR「霧島西口駅」から約60分
入場料 なし
URL https://www.kagoshima-kankou.com/guide/51690/
駐車場 あり

⑤出水市ツル観察センター

世界有数の鶴の飛来地で野鳥撮影を楽しむ。

出水市ツル観察センターは、毎年11月1日から翌年の3月第2日曜まで開館している鶴の観察施設です。出水市は世界有数の鶴の飛来地で、毎年10月から3月まで1万匹もの鶴がシベリアから越冬。人里近くにこれだけの数が飛来するのは世界的に見ても出水市のみと言われており、出水市ツル観察センターでは鶴が飛来したり優雅に羽を広げたりしている姿を間近で見ることができます。警戒心の強い鶴にはなかなか近づくことができないため、撮影には300mmを超える超望遠レンズを用意しましょう。マイクロフォーサーズなどの小型センサー対応レンズであれば、600-800mmの超望遠レンズでも手持ち撮影が可能なモデルもあるのでオススメです。

撮影スポット名 出水市ツル観察センター
住所 〒899-0435 鹿児島県出水市荘2478-4
アクセス 【車の場合】JR「出水駅」から約20分
入場料 大人 220円 小・中学生 110円
URL https://www.city.kagoshima-izumi.lg.jp/shisetsu/facilities/detail/140
駐車場 あり

⑥新永吉の棚田

江戸時代から続く自然に囲まれた棚田。

新永吉の棚田(しんながよしのたなだ)は、薩摩半島の中央にある池田湖の東北岸にある棚田のこと。大河ドラマ「篤姫」の第1話ロケ地としても有名です。清見城主であった池田信濃守によって石を積んで開拓したと伝えられており、総面積約3.4haに95枚もの水田が広がっています。現在も稲作が行なわれており、4月〜5月にはホタルが生息することもあるようです。晴れている日中の風景はもちろんのこと、特に推奨したい撮影時間帯は夕方。日没前の「マジックアワー」では、赤く染まった太陽が池田湖と棚田を照らし、幻想的な風景を作り上げます。しっかり三脚を立てて長秒露光すれば、ノイズが少ない高画質で、滑らかな水面を表現できるのでオススメです。

撮影スポット名 新永吉の棚田
住所 〒891-0312 鹿児島県指宿市池田
アクセス 九州自動車道「指宿スカイライン谷山IC」から国道226号線経由で約1時間
入場料 なし
URL https://www.kagoshima-kankou.com/guide/51553/
駐車場 なし

⑦佐多岬

南国気分を味わえる、亜熱帯植物とサンセットビュー。

佐多岬は、北緯31度線の本州最南端に位置する岬です。片道800mの遊歩道には、ガジュマルやソテツといった亜熱帯地域特有の植物が植生し、植物撮影を楽しみながら展望台を目指せます。道中にある「御崎神社」は、708年建立の由緒ある神社。熱帯植物の中に真っ赤な屋根の神社が現れる一風変わった景色が見れます。展望台に到着すると太平洋の大パノラマが広がり、ゴツゴツとした岩肌と青く透き通った海のコントラストが映える写真が撮影可能。また、周辺には日本最古の灯台の1つである「佐多岬灯台」や開聞岳、種子島、屋久島などを見ることができます。日没に合わせて行けば、まるで海外で撮影したかのような1枚が撮れるのでオススメです。

撮影スポット名 佐多岬
住所 〒893-2604 鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠417
アクセス 【車の場合】「鹿児島空港」から約2時間30分 【フェリーの場合】「鹿児島港」から「桜島港」経由で約3時間 「鴨池港」から「垂水港」経由で約2時間50分 「志布志港」から約2時間 「根占港」から約60分
入場料 なし
URL https://satamisaki.com/p_category/satamisaki
駐車場 あり

⑧百合ヶ浜

写真映え間違いなしの「まぼろしの砂浜」。

百合ヶ浜は、干潮時のみ現れる白い砂浜です。満潮時は海に隠れてしまい、波の影響などによって毎回現れる位置や時間が変化してしまうため、「まぼろしの砂浜」とも呼ばれています。例年の出現時期は、春から夏にかけて起こる大潮の干潮時。エメラルドグリーンの海に純白の砂浜という光景は圧巻です。ボートや水上バイクでアクセスする必要がありますが、ウェディングポートレートの撮影が行なわれることもあります。運が良ければウミガメが姿を見せることもあるようなので、ぜひ探してみてください。撮影には広角~中望遠までカバーしている明るい標準ズームレンズを使用すると、風景撮影からポートレート撮影までできるのでオススメです。

撮影スポット名 百合ヶ浜
住所 鹿児島県大島郡与論町 大金久海岸の沖合い約1.5km
アクセス 「大金久海岸」からグラスボートや水上オートバイ
入場料 なし
URL http://www.yorontou.info/spot/e000014.html
駐車場 「大金久海岸」にあり

⑨荒平天神

満潮時に参道が消える神社。

荒平天神(あらひらてんじん)は、菅原道真公を祀る岩山の上に建立された神社です。満潮時には岩山までつながる砂浜が消えて島のように見えることから「天神島」とも呼ばれています。エメラルドグリーンの海に緑の生い茂った岩山、真っ赤な鳥居という色彩豊かな光景は、Instagramでも映えると話題になりました。もちろんパワースポットとしても人気があり、受験期には多くの学生が訪れます。参拝には急な階段とロープを伝って登る箇所があるので、カメラを傷つけないように注意してください。付近には展望台や海水浴場があり、ドライブがてら撮影もアクティビティも楽しめます。

撮影スポット名 荒平天神(あらひらてんじん)
住所 〒891-2313 鹿児島県鹿屋市天神町4014
アクセス 「垂水フェリーターミナル」から車で約20分
入場料 なし
URL https://www.kagoshima-kankou.com/guide/11761/
駐車場 あり

⑩龍門司坂

苔むした石畳が印象的な「歴史の道百選」の一つ。

龍門司坂は、薩摩藩の街道の一部が当時のまま現存している古道です。物資の輸送や大名行列で利用されていた歴史的な道で、全長1,500mでしたが、現在は486.8mが残っています。大河ドラマ「篤姫」や「西郷どん」のロケ地にもなりました。石畳にはびっしりと苔が植生し、周囲の木々と色が同化するので、画面いっぱいに緑があふれる印象的な写真を撮影できます。近くには日本の滝百選に選ばれている「龍門滝」があるので、同時に訪れてはいかがでしょうか。また、龍門滝を見ながら入浴できる市営の温泉もあるので、撮影後に旅の疲れを癒やすのもオススメです。

撮影スポット名 龍門司坂(たつもんじざか)
住所 〒899-5241 鹿児島県姶良市加治木町木田5088-1
アクセス 【車の場合】九州自動車道「加治木IC」から約5分 鹿児島市から約40分 【電車の場合】JR「日豊本線加治木駅」から徒歩約20分
入場料 なし
URL https://aira-kankou.jp/spot/%e9%be%8d%e9%96%80%e5%8f%b8%e5%9d%82/
駐車場 あり

鹿児島県の撮影にオススメの機材

鹿児島県の撮影では、撮影地間の移動が多く、離島へ移動する可能性があるため、携行性の高い軽量・コンパクトな機種を選ぶようにしましょう。中でもオススメ撮影スポットの屋久島は、朝から1日がかりで山登りをしなくてはならないため、撮影機材のほか、登山道具も必要になります。荷物を小型化するためにも、ミラーレス一眼レフカメラで一式を揃えるのが良いでしょう。

カメラ

小型・軽量のモデルが多いミラーレス一眼レフカメラが最適。描写にこだわりたい方や体力に自信がある方はフルサイズセンサー搭載のハイエンドモデル、持ち運びの気軽さを優先したい方はAPS-Cセンサー以下のエントリーモデル~ミドルレンジモデルをオススメします。

SONY α6500

動物撮影に強い、気軽に持ち運び可能なコンパクトカメラ。

SONY α6500は、APS-Cセンサーを搭載したソニーEマウントのミラーレス一眼レフカメラです。従来のモデルよりイメージセンサー内に配置された画素層を低層化し、フォトダイオードの面積を広くしたことによって、集光効率が向上。これにより高感度においてノイズの少ない高画質を実現しています。また、ボディ内手ブレ補正が搭載されており、シャッタースピード約5段分の強力な補正効果で、暗い場所や夜間の撮影でも安心して撮影可能です。動く被写体に対するオートフォーカス性能が高いのも重要なポイント。撮像面のほぼ全面をカバーする「ファストハイブリッドAF」は、像面位相差AFセンサーとコントラストAFを併用することによって、0.05秒の超高速なピント合わせと正確な追従性を兼ね備えています。登山中に出会った小動物や出水市ツル観察センターで鶴を撮影する際に力を発揮してくれること間違いないでしょう。

  α6500 スペック
マウント ソニーEマウント
センサーサイズ APS-Cセンサー
有効画素数 約2420万画素
質量 約453g

■購入する場合は、153,200円(2020/1/8現在 カカクコム調べ)となっているようです。 ■GooPassなら月額9,800円でレンタル可能です。

レンズ

レンズもカメラと同様に小型・軽量のモデルを選ぶと良いでしょう。持っていく本数を少なくしたり、レンズ交換の手間を最小限に抑えたりするためにも、高倍率ズームレンズを1本持っていくのがオススメです。

SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4

高倍率な焦点距離とボケが楽しめる明るさが両立した小型・軽量レンズ。

Vario-Tessar T* E 16-70mm F4は、APS-Cセンサーに対応したソニーEマウント用の高倍率ズームレンズです。35ミリ判換算24-105mm相当の幅広い焦点域をカバーしており、広角端での風景撮影から望遠端での動物撮影まで、被写体を選ばずに撮影ができます。また、ズーム全域で開放F4の明るさを実現しているので、滑らかなボケ描写を楽しめるほか、シャッタースピードが稼ぎづらい状況でも、ISO感度の上昇を最低限に抑えることが可能。高感度耐性が高い「α6500」との相性はバツグンです。また、長さ75mm、質量308gの小型・軽量さで、移動時に邪魔になりにくく、カメラとの前後バランスもバッチリ。シャッターチャンスを逃さないために、カメラを首から下げて移動したいという方には最適な一本です。

  Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 スペック
マウント ソニーEマウント
センサーサイズ APS-Cセンサー
焦点距離 16-70mm
F値 F4
質量 308g

■購入する場合は、73,800円(2020/1/8現在 カカクコム調べ)となっているようです。 ■GooPassなら月額9,800円でレンタル可能です。

レンズキット

上記のカメラ本体(ボディ)とレンズがセットになった、GooPassオリジナルのレンズキットです。

SONY 手ブレ補正対応ミラーレス&ツァイスの描写が楽しめる標準ズームセット α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4

今回紹介した【カメラ】と【レンズ】を2つ同時に新品で購入する場合、153,200円+73,800円=227,000円かかりますが、この【レンズキット】なら、約94%オフの13,800円で1ヶ月間レンタルすることが可能です。 ※GooPassの『1Weekレンタル』なら月額9,800円で1週間借りることができます。

まとめ

今回は、鹿児島県の撮影スポット10選をご紹介しました。亜熱帯の気候に恵まれた鹿児島県は、本州も離島も自然豊かで魅力的な風景の撮影を楽しめます。また、特有の生態系から、都会や動物園ではなかなかお目にかかれない動物がいるため、動物写真愛好家の方にもオススメです。ぜひ気持ちよくドライブしながら、撮影やマリンアクティビティを楽しんでください。