インターネットの普及により、誰もが自分の撮影した写真を、作品として気軽に発表できる時代が訪れています。
その最たる例が、InstagramやTwitterなどのSNSです。インターネットの世界では、プロのカメラマンでなくても、独特の感性で素敵な写真を撮影・投稿している、何万人ものフォロワーを持つフォトグラファーが多数存在します。
近年は「カメラ女子」という言葉が生まれたように、写真を趣味にしている女性が急増中。GooPass MAGAZINE読者の中には、「これから写真を始めたい!」と思っているものの、「どんなカメラを選べば良いか分からない…」と悩んでいる方も多いはず。
そこで今回は、カメラ女子を目指している第一歩として、カメラの種類や撮影方法などを紹介したいと思います。
目次
カメラの種類について
1.一眼レフカメラ
まず紹介するのは、一眼レフカメラ。デジタルカメラの中でも、最もスタンダードな種類のカメラです。
カメラのボディ内に鏡(ミラー)が内蔵されており、レンズから覗いた光景を鏡で反転させ、「ファインダー」というのぞき穴を見ながら撮影します。
ファインダーを使うことによって、レンズから覗いたままの光景を正確に確認することができるので、明るさや色の具合などがそのまま撮影することが可能です。
また、「フルサイズ」や「APS-C」いう大型のイメージセンサーを搭載しているので、高画質で表現性に優れたカメラといえるでしょう。
また広い画角を撮影できる「広角レンズ」や、遠いものを拡大して撮影できる「望遠レンズ」など、様々な種類の交換レンズを装着できる点も特徴といえるでしょう。
あえてデメリットを挙げるのであれば、ボディ内に鏡や大型のイメージセンサーを搭載しているため、これから紹介する2つのモデルに比べて、ボディが大型で重いこと。また、ほとんどがブラックカラーの無骨なフォルムなので、ファッションアイテムにはやや不向きかもしれません。
2.ミラーレス一眼カメラ
続いて紹介するのは、ミラーレス一眼カメラ。現在、Canon(キヤノン)やSONY(ソニー)など、各カメラメーカーが力を入れているカメラです。
ミラーレス(=鏡がない)の通り、先ほど挙げた一眼レフカメラとは異なり、カメラのボディに鏡(ミラー)が内蔵されていません。
そのため、撮影時にはファンダーを覗かずに、被写体を背面のモニターで確認しながら撮影することが可能です。
また、中に鏡が入っていないため、一眼レフカメラに比べてボディがコンパクトで、持ち運びやすい点も優れているといえます。
ただし、イメージセンサーは一眼レフカメラと同じサイズなので、一眼レフと同等の画質を誇っている点も魅力といえるでしょう。
メーカーによって異なりますが、オレンジやホワイトなどカラフルなカラーを採用しているモデルも多く、一眼レフカメラに比べてファッション性が高い点も見逃せません。
価格も一眼レフに比べてリーズナブルなので、初心者にもオススメです。
唯一にして最大のデメリットは、一眼レフカメラに比べてバッテリーの消費が激しいこと。最新モデルでは改善されてきているようですが、旅行やロケなど外出先で撮影する場合は、予備バッテリーを用意することをオススメします。
3.コンパクトデジタルカメラ
3つ目に紹介するのは、コンパクトデジタルカメラ。通称「コンデジ」と呼ばれるカメラです。
一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラに比べて、内蔵されているイメージセンサーが小さいため、その分だけ軽量でコンパクトな、ポケットサイズになっています。
画素数だけでいえば一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラと大きく遜色ないため、SNSに投稿するサイズであれば、問題なく綺麗に撮影することが可能です。
一昔は低価格のライトモデルが主でしたが、スマートフォンの写真撮影機能向上を受けて、ユーザー層が変化。現在ではVlog撮影にも対応した、数万円以上のミドル・ハイエンドクラスが続々とラインナップされています。
デメリットは、レンズ交換ができない点。一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラと異なり、カメラ本体とレンズが一体になっているので、カメラ初心者にとってはメリットに映るかもしれません。
また、前述の通りイメージセンサーのサイズが小さいので、一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラに比べて、画質で見劣りしてしまいます。細かいディティールや階層(グラデーション)の表現に弱いため、夜景など明暗ハッキリした場所での撮影にも不向きといえるでしょう。
最大の魅力であるコンパクトさを生かして、散歩しながら何気なくパシャパシャ撮影したり、気軽に撮れるスナップ写真などに威力を発揮するカメラといえます。
インスタ映えする料理を撮影する方法
カメラの種類を学んだところで、ここからはカメラを使って「インスタ映え」した写真を撮影するコツを紹介していきます。
1.インスタ映えする料理を撮影する方法
お洒落なカフェやレストランなどで、料理を撮影する際は、内蔵ストロボの使用を控えるようにしてください。
同じ空間で食事を楽しんでいる他のお客さんに迷惑がかかることはもちろんですが、直接料理に内蔵ストロボの強い光を当ててしまうと、不自然な明るさの写真になってしまうからです。もしストロボ撮影ができる状況であれば、外付けのストロボ(クリップオン)のバウンス(反射)か、自然光を利用して撮影しましょう。
基本となる撮影角度は45度がオススメです。真上から撮影すると立体感が無くなり、違和感のある写真になってしまいます。
また、全体を撮影しようすると、隣のテーブルに座っている他のお客様や店員さんなど、料理以外のものまで写り込んでしまう可能性があるので注意が必要です。
美味しそうなシズル感のある料理を撮影するには、料理屋お皿がはみ出すくらい寄り(アップ)で撮影しましょう。
2.インスタ映えする小物を撮影する方法
おしゃれな小物や雑貨を撮影する場合は、背景にも気を配るようにしましょう。
自宅のフローリングに置いてしまうと、生活感が滲み出てしまい、お洒落感が薄まってしまいます。
100円ショップで包装紙を購入したり、ランチョンマットも活用したりしても◎。
写真を見た人に、一目で分かるラグジュアリーさや非日常を感じてもらえるような工夫が重要です。
もちろん構図も重要なポイントの1つ。まずは等間隔にバランス良く並べて、真上から撮影することをオススメします。
それだけでも十分にシンプルで統一感のある写真が撮れるはずです。
慣れてきたら間隔や角度を調整して、オリジナリティのある写真に挑戦してください。
3.インスタ映えする人物を撮影する方法
人物撮影もちょっとしたコツで、見栄えの良い写真にすることができます。
初心者がついやりがちな構図が、写真の真ん中に人物を撮影してしまう「日の丸構図」です。
日の丸構図は、平凡で無機質な印象を与えてしまうので、特別な意図がない限りは避けるようにしてください。
とはいえ、「じゃあどうやって撮れば良いのか分からない…」という初心者の方は、被写体を左右どちらかにずらして撮影してみましょう。
わざとアシンメトリーな構図にすることで写真のデザイン性がグッと上がりますし、リアリティのある写真になります。
また、被写体の人物と会話しながら撮影するのも1つの手です。特に、普段から撮られ慣れていない一般の方は、レンズを向けられるとつい表情が強張ってしまいがち。
会話をすることでレンズから意識を逸らし、自然な表情を写真に収めることが可能です。
少し慣れてきたら、カメラ目線で撮影する際に髪を触ってもらったり、首を左右のどちらかに傾けてもらったりなど、ちょっとしたポージングにも挑戦してみてください。きっと、これまで見たことのない被写体の表情を引き出せるはずです。
まとめ
「好きこそものの上手なれ」という言葉がある通り、まずはカメラや写真撮影を楽しむことが重要です。そして、撮った写真はハッシュタグを付けて、どんどんInstagramやTwitterにアップしてください。自分で撮ったお気に入りの写真に「いいね!」が着いたり、フォロワーが増えたりすると、それだけでモチベーションは上がっていくはず。上記で紹介したコツは、ほんの一部に過ぎません。自分なりの撮影メソッドやスタイルを確立して、インスタ映えをマスターした、素敵なカメラ女子を目指してください。
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