【2021年最新】レンズ交換式デジタルカメラのシェアを調べてみた

カメラ機材に関するニュースなどで見かける、「レンズ交換式デジタルカメラ」という単語。馴染みのない方も多いのではないでしょうか。今回のGooPass MAGAZINEでは、カメラ業界の知識向上を目的に、レンズ交換式デジタルカメラと、そのシェアについて説明したいと思います。

レンズ交換式デジタルカメラとは?

レンズ交換式デジタルカメラを一言で表すなら、カメラ本体(ボディ)にレンズを装着できるデジタルカメラ。具体的には、デジタル一眼レフカメラと、ミラーレス一眼カメラを合わせた総称を、レンズ交換式デジタルカメラと呼びます。コンパクトデジタルカメラ(通称:コンデジ)のように、カメラ本体にレンズが内蔵されているデジタルカメラは、レンズ交換式デジタルカメラに含まれないのでご注意ください。

レンズ交換式デジタルカメラの市場動向は?

※出典:一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)

高画質な写真が撮影できるカメラが内蔵されたスマートフォンの台頭などを理由に、レンズ交換式デジタルカメラの出荷台数は減少しています。また、それに伴ってレンズ式市場規模も、年々縮小しているのが現状です。出荷台数の内訳を見ると、ミラーレス一眼カメラ・一眼レフカメラ共に前年比を下回っていますが、ミラーレスカメラが前年比95.6%であるのに対して、一眼レフカメラは前年比68.0にまで落ち込んでいます。一眼レフカメラからミラーレス一眼カメラへの移行は今後も顕著に表れるでしょう。

レンズ交換式デジタルカメラのシェアは?

PCや家電製品の販売台数・販売金額などをリサーチしてランキング形式で発表している「BCN AWARD」。BCN AWARD2020によると、交換式デジタルカメラにおける各メーカーのシェア(順位)は以下の通りでした。

デジタルカメラ(一眼レフ)部門)

1位…Canon(シェア:56.3%)

2位…Nikon(シェア:41.1%)

3位…RICOH(シェア:2.4%)

 

一眼レフカメラ部門では、CanonとNikonの2強が全体の約97%を占めています。3位には「PENTAX」で知られるRICOHがランクイン。

デジタルカメラ(ミラーレス一眼)部門

1位…Canon(シェア:30.9%)

2位…SONY(シェア:25.9%)

3位…OLYMPUS(シェア:23.4%)

 

一方ミラーレス部門では、上位3社が凌ぎを削っています。1位のCanonは、一眼レフ部門に続き2冠を受賞。文句なしのレンズ交換式デジタルカメラのシェアNo.1に輝きました。3位のOLYMPUSは、先日カメラ事業の撤退が発表されたばかり。今後の動向に注目が集まります。

レンズ交換式デジタルカメラ売上ランキング(2020年5月)

メーカー別シェアを紹介したところで、次は2020年5月のレンズ交換式デジタルカメラの売上ランキング(BCN調べ)を紹介します。上位10モデル中5台をCanonが占めていることからも、Canonのシェアの高さが伺えます。また、ミラーレス一眼カメラがランキングの大半を占めている点にも注目。一眼レフカメラからミラーレス一眼カメラに乗り換える方だけでなく、最初の一台にミラーレス一眼カメラを選ぶユーザーが増えているのかもしれません。

順位 製品名 メーカー 発売年月
1位 D5600 ダブルズームキット Nikon 2016年11月
2位 EOS Kiss X9i ダブルズームキット Canon 2017年4月
3位 OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット シルバー OLYMPUS 2017年9月
4位 EOS Kiss M ダブルズームキット ブラック Canon 2018年3月
5位 EOS Kiss M ダブルズームキット ホワイト Canon 2018年3月
6位 PEN E-PL9 EZ ダブルズームキット ホワイト OLYMPUS 2018年3月
7位 α6400 ダブルズームレンズキット ブラック SONY 2019年2月
 8位 OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット ブラック OLYMPUS 2017年9月
 9位 EOS Kiss X10 ダブルズームキット ブラック Canon 2019年4月
10位 D3500 ダブルズームキット Nikon 2018年9月

デジタル一眼カメラ月間売れ筋ランキング 集計期間:2020年05月01日~05月31日

まとめ

ここまでお伝えした通り、現時点におけるレンズ交換式デジタルカメラのシェアは、一眼レフ・ミラーレス共にCanonがトップを走っています。一眼レフカメラのシェアはNikon、ミラーレス一眼カメラではSONYがそれぞれ健闘しています。とはいえ、どちらの市場も生産量が減少しているため、しばらくの間はCanonの天下が続くのではないでしょうか。今後のカメラメーカー各社の動きに、今後も注目していきたいと思います。