こんにちは、GooPass MAGAZINE編集部です!
2020年10月2日、「ハンターズムーン(Hunter’s Moon=狩猟月)」が観測されました。この時に注目を集めたのが、「ハンターズムーン」という何ともファンタジーな呼称。実は、(原則として)月に一度観測される満月には、それぞれ異なる愛称が付いているんです。つまり、10月の満月のことをハンターズムーンと呼んでおり、11月や12月の満月には、また別の名前が付けられているんです。ちなみに、11月の満月は、「ビーバームーン(Beaver Moon=ビーバー月)」という名称で呼ばれています。
今回の記事では、11月30日に観測されるビーバームーンを綺麗に撮影するための、設定や必要な機材などを紹介します。初めて月の撮影に挑戦する方はもちろん、「ハンターズムーンの撮影に挑戦したけど、上手く撮れなかった…」という方も是非チェックしてみてください!
目次
ビーバームーンとは?
前述の通り、ビーバームーンとは、11月に観測される満月のこと。ちなみに、ビーバームーンという名称は、アメリカ先住民の風習に由来します。毎年11月頃になると、ビーバーが冬を越すための準備として巣作りを始めることから、また、毛皮目的でビーバーに罠を仕掛ける時期が11月頃であることから、ビーバームーンと呼ばれるようになったそうです。
2020年のビーバームーンはいつ?
2020年のビーバームーンは、11月30日(月)です。他の満月に名付けらている呼称や観測日時については下記をご確認ください。
月 | 日 | 時間 | 名称 |
1月 | 1月11日(土) | 4:22 | ウルフムーン(Wolf Moon=狼月) |
2月 | 2月9日(日) | 16:34 | スノームーン(Snow Moon=雪月) |
3月 | 3月10日(火) | 2:48 | ワームムーン(Worm Moon=芋虫月) |
4月 | 4月8日(水) | 11:36 | ピンクムーン(Pink Moon=桃色月) |
5月 | 5月7日(木) | 19:46 | フラワームーン(Flower Moon=花月) |
6月 | 6月6日(土) | 4:13 | ストロベリームーン(Strawberry Moon=苺月) |
7月 | 7月5日(日) | 13:45 | バックムーン(Buck Moon=男鹿月) |
8月 | 8月4日(火) | 0:59 | スタージョンムーン(Sturgeon Moon=チョウザメ月) |
9月 | 9月2日(水) | 14:23 | ハーベストムーン(Harvest Moon=収穫月) |
10月 | 10月2日(金) | 6:06 | ハンターズムーン(Hunter’s Moon=狩猟月) |
10月31日(土) | 23:50 | ブルームーン(Blue Moon=1ヶ月で2度目の満月) | |
11月 | 11月30日(月) | 18:30 | ビーバームーン(Beaver Moon=ビーバー月) |
12月 | 12月30日(水) | 12:29 | コールドムーン(Cold Moon=寒月) |
2019年のビーバームーン
TwitterやInstagramで「#ビーバームーン」とハッシュタグ検索すると、去年の11月に撮影されたビーバームーンを閲覧することができます。
#BeaverMoon2019 over San Francisco tonight 🌕 pic.twitter.com/mB4UB9Smc4
— Nick (@duck_muscle) November 13, 2019
ビーバームーンの撮影に必要なカメラ機材
ビーバームーンの撮影にオススメな交換レンズ
一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラに装着できる交換レンズは、単焦点レンズ・広角レンズ・望遠レンズ・マクロレンズの大きく4つに分類されます。この中で、月の撮影に向いているレンズは、ズバリ望遠レンズです。目安としては、焦点距離が100mm以上あるレンズを選ぶと良いでしょう。
ビーバームーンの撮影にオススメなカメラ本体
上記のレンズを装着できるカメラで、ISOが800以上・画素数が1500万以上のモデルであれば問題はないでしょう。また、レンズの交換ができないコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)であれば、光学ズームとデジタルズームを掛けた数が200以上になるモデルを選ぶようにしてください。
ビーバームーンを撮影するのにオススメな設定
月は満ち欠けによって明るさが異なるため、月齢(満月・半月・三日月など)によって設定を変更する必要があります。ただし、三脚を使わない場合は手ぶれを防ぐため、月齢に関わらず月を撮影する際は、最低でもシャッタースピードを1/200で設定しておきましょう。尚、月齢(満月・半月・三日月)別オススメの設定は下記の通りです。あくまで参考程度の数値ではありますが、本番の満月・ビーバームーンの前に、練習を兼ねて撮影してみてはいかがでしょうか。
月齢 | F値 | シャッタースピード | ISO |
満月 | 8 | 1/800 | 400 |
半月 | 6.3 | 1/200 | 400 |
三日月 | 6.3 | 1/200 | 800 |
ビーバームーンの撮影にオススメなカメラ・レンズキット
Nikon COOLPIX P1000
月面も撮影できる!超高倍率ズームを搭載したネオ一眼
COOLPIX P1000は、レンズ一体型の“ネオ一眼”といわれるジャンルのカメラ。電子ビューファインダーを備え、レンズが交換できないこと以外はミラーレスと似た構造で、使い勝手も変わりません。海外ではこうしたネオ一眼のニーズが高く、COOLPIX P1000も最初は海外で発売されました。
COOLPIX P1000 スペック | |
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センサーサイズ | 1/2.3型 |
画素数/動画サイズ | 1605万画素/4K(30p) |
AF測距点 | ー |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/ー |
測光分割数 | ー |
常用感度 | ISO100~1600 |
シャッター速度 | 1/4000秒〜30秒 |
本体の重さ | 1415g |
その他機能 | レンズ一体型、レンズ内手ぶれ補正、Wi-Fi、Bluetooth |
Nikon 3635万画素フラッグシップ×ポートレート撮影セット
カメラの紹介:Nikon D810A
天体撮影専用のカメラなので、それに特化した機能が備わっている1台です。デジタル一眼レフカメラでは写せないHα線の波長で光る星雲を赤く、そして鮮やかに映し出します。
長時間露光マニュアルモードや、暗い中でも見やすいファインダー内水準器表示も搭載しているので、快適な星空に撮影を楽しめるのもポイント。有効画素数3635万画素、ISOは200〜12800と高感度性能、ノイズの少ないクリアーな撮影ができるカメラです。
D810A | |
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タイプ/センサーサイズ | 一眼レフ/フルサイズ |
画素数/動画サイズ | 3635万画素/フルHD(59.94p) |
AF測距点 | 51点 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/約0.7倍 |
常用感度 | ISO200~12800 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
本体の重さ | 880g |
その他機能 | ライブビュー・など |
■購入する場合は、320,291円(2020/4/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
レンズの紹介:35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD (Model A043) [ニコン用]
35〜150mmというめずらしい焦点距離をカバーする、“ポートレートに特化したズームレンズ”という新しいジャンルの製品。タムロンらしい柔らかな描写やボケの美しさが、月面撮影・星空撮影はもちろん、ポートレートにもぴったりと好評です。ポートレート撮影には35mm・50mm・85mm・105mm、スタジオ撮影では150mmのレンズを使うことが多く、それらのレンズを持ち運ぶと重く嵩張りますし、レンズ交換の手間もあります。でもこのレンズであれば、たった1本で対応できます。タムロンが得意とする5段分の強力な手ブレ補正機構もついているので、手持ちで気軽に撮影できるのもよいところ。ズーム全域で45cmまで寄って撮影できるので、表現の幅も広がります。
35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD スペック | |
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シリーズ | Di |
対応カメラ | キヤノンEOS(一眼レフ)、ニコンDシリーズ |
対応センサーサイズ | フルサイズ・APS-C |
最短撮影距離 | 45cm |
重さ | 790g(ニコン用) |
■購入する場合は、80,832円~(2020/4/20現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら、カメラとレンズ合わせて月額23,800円でレンタル可能です。《月額入れ替え放題サービス》
※GooPassの『1Weekレンタル』なら月額9,800円で1週間借りることができます。
SONY 高感度フルサイズミラーレス×便利ズーム映像制作セット α7S II + 24-105mm F4
カメラの紹介:SONY α7S II
高画質な写真と動画、どちらも楽しめるミラーレスカメラです。有効画素数1220万画素、ISOが100〜102400の35mmフルサイズのCMOSセンサーを搭載し、星空・夜景撮影時でもノイズを軽減したなめらかな画質を再現してくれます。4K動画にも対応です。
また暗所撮影時の強い味方、5軸ボディ内手ブレ補正機構で、望遠撮影でありがちな角度ブレも防ぎます。ソニーならではのエフェクト機能で、一味違った作品を楽しめる1台です。
α7S II ILCE-7SM2 ボディ | |
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タイプ/センサーサイズ | ミラーレス/フルサイズ |
画素数/動画サイズ | 1240万画素/4K(30p) |
AF測距点 | 169点 |
ファインダー視野率/倍率 | 約100%/約0.78倍 |
常用感度 | ISO100~102400 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
本体の重さ | 584g |
その他機能 | 防塵・防滴・手ブレ補正機構・5軸手ブレ補正・Wi-Fiなど |
■購入する場合は、226,224円(2020/4/22現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら月額17,800円でレンタル可能です。《月額入れ替え放題サービス》
レンズの紹介:FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G
ソニーαシリーズ、Eマウントの標準ズームレンズです。広角24mmから中望遠105mmまでをカバーするので、これ1本で人物から風景まで幅広く使えます。重さ約663gと持ち運びもしやすいサイズです。先進の光学設計によるレンズは歪曲・像面湾曲をを最小限に抑えることで、画角すみずみまで高い高画質でシャープな描写を実現してくれますよ。
FE 24-105mm F4 G OSS (SEL24105G) | |
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シリーズ | Eマウント |
対応カメラ | ソニーα(ミラーレス) |
対応センサーサイズ | フルサイズ・APS-C |
最短撮影距離 | 0.38m |
重さ | 663g |
■購入する場合は、129,799円(2020/4/28現在 カカクコム調べ)となっているようです。
■GooPassなら、カメラとレンズ合わせて月額23,800円でレンタル可能です。《月額入れ替え放題サービス》
※GooPassの『1Weekレンタル』なら月額13,800円で1週間借りることができます。
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まとめ
2020年に観測できる満月は、ビーバームーンを含めて残り2回。11月30日は、当記事を参考にして是非ビーバームーンの撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか。綺麗に撮影できた際は、TwitterやInstagramに「#beavermoon」「#beavermoon2020」などのハッシュタグを付けて投稿してくださいね。
【月額定額制で借り放題 ~GooPassを利用するメリット~】
レンタル返却期限、なし。
「〜ヶ月以内に返却してください」などのレンタル期限はありません。借りっぱなしでもOK。好きな機材で、好きなだけ撮影できます。最短1ヶ月で返却可能です。
補償制度、あり。
通常利用による故障は自己負担なし。安心してお使いいただきます。
※紛失・盗難の場合は、実費をご負担いただきます。
全機材、クリーニング済み。
すべての機材は、返却後に専門スタッフがクリーニングを実施。もちろん動作確認済みです。※GooPassは完全定額制のカメラレンタルサービスなので、送料や追加料金は発生しません。
30秒プロモーションムービー
一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ・交換レンズ・アクションカメラ・ドローンなど、カメラ機材が月額定額で入れ替え放題のサービス『GooPass』のプロモーションムービーです。