愛犬を可愛く写す8つの撮り方(設定・コツも解説)

「ワン友が撮っているような上手な写真が撮りたいけれど、私の写真はどれもイマイチ…」。愛犬の可愛い姿をカメラに収めたいのに、パッとしない写真を量産していませんか?
ワンちゃんを可愛く写すには、いくつかのテクニックが必要です。この記事では、ワンちゃんをより可愛く写すために必要な基本の撮り方を8つご紹介します。
特になにも意識せずに撮影しているだけでは、ワンちゃんの写真はいつまでたっても上達しません。逆にちょっとしたテクニックを使うだけで、写真が見違えるほど上手になります。この記事で紹介するテクニックは、どれも難しいものではありません。ぜひ、この記事を参考に、撮影に再チャレンジしてみてください。
目次
1.ピントはカメラに近い方の目に合わせる
手前(写真左)の目にピントが合っている

奥(写真右)の目にピントが合っている

犬を可愛く写すにはピントを目に合わせることが大切です。しかし、ただ目に合わせるだけでは×。カメラに近い方の目に合わせることが重要です。上記の写真を見比べてみてください。手前の目にピントが合っていると写真に締まりがあり、違和感なく見られるのではないでしょうか?
人間の視線は、初めに被写体を見つけると、次に被写体の目に行きます。そして、左右の目が写っている場合には、手前の目に視線が集中します。そのため、カメラに近い方の目にピントが合っていないと気持ち悪く感じるのです。
写真を見る側の視線の流れ
- 被写体(犬)を探す
- 目を見る
- 複数ある場合は手前に視線が集中
犬の撮影でよく使う望遠レンズや、F値を小さく設定した単焦点レンズは、ピント合わせがシビアです。そのため、少しピントがずれると、手前の目がボケてしまうこともあるので、気をつけましょう。動物瞳AFが搭載されているカメラは、カメラに近い方の目にカメラが自動でピントを合わせてくれるので便利です。
| 動物瞳AF搭載のカメラ | |
| Canon | EOS R5/EOS R6/EOS R3 |
| Sony | α1/α9/α9Ⅱ/α7R IV/α7S III/α7R III/α7 IV/α7 III/α7C/α6600/α6400/α6100/ |
| Nikon | Z 9/Z 7II/Z 7/Z 6II/Z 6/Z 5/Z 50 |
2.犬の目線に合わせてカメラを構える

犬の目線に合わせてカメラを構えましょう。犬の目線に合わせることで、犬の表情をよりハッキリと可愛らしく表現できます。また、ペット目線の新鮮な世界を写すことができ、さまざまな方向や角度からお気に入りの可愛い表情を探すことも可能です。
基本的に犬の目線は地上から数10cmのことがほとんど。そのため、ローポジション(低い位置)、ローアングル(下から見上げる角度)でカメラを構えるのがおすすめです。小型犬であれば、カメラが床や地面についている状態で撮影すると良いでしょう。チルト式やバリアングル式など、角度を自由に変えられる背面液晶モニターを活用するのがおすすめです。

立ったままはもちろん、中腰など犬の目線より高い位置で撮影すると、犬が見上げる角度になり、目つきが悪く見えてしまうので注意しましょう。
3.連写で撮影する

動き回る愛犬の一瞬一瞬を確実にカメラに収めるには、連写がおすすめです。特に走る犬の動きはとても速く、予測も難しいため、一発で撮るのは至難の業。連写で何枚も撮ることで、最低でも1枚は、ピタッと止まった良い表情の写真が撮れるはずです。
また、目では確認できなかった、可愛い表情や面白い顔を、偶然収められていることも。それがまた写真に良い味を出してくれます。連写の設定はカメラの設定から「ドライブモード」で選択できるので、分からない方は以下の記事を見ながら設定してみてください。
4.目にキャッチライトを入れる

キャッチライトとは、犬の瞳に写るキラキラした白い光のことです。キャッチライトを入れると、ワンちゃんの表情が活き活きとして、瞳にすーっと引きこまれるような魅力的な写真が撮れます。
キャッチライトを入れるには、犬を光の方に向かせるか、白いものに反射した光を当てればOK。写真の中で目が行方不明になりがちな黒いワンちゃんは、特に意識してキャッチライトを入れると、目の存在が際立ちます。
5.犬のテンションを下げない工夫をする

どれだけ綺麗な景色の中で撮影しても、主役の犬の表情が暗ければ写真もイマイチな仕上がりになってしまいます。そのため、ワンちゃんのテンションが下がって、暗い表情にならないよう飼い主が工夫しましょう。
おやつやオモチャを使って遊びながら撮影したり、たくさん褒めてあげたりすると良いでしょう。ワンちゃんに「撮影は楽しいもの」だと思ってもらえれば、なお良しです。飼い主もワンちゃんも今後の撮影をお互い楽しく過ごせるよう、飼い主が努力しましょう。
6.曇りか雲の多い晴れた日を狙う

写真を撮るうえで一番大切な要素は「光」です。自然光(太陽の光)で撮影する場合は、天気によって光の強さが大きく異なります。そのため、天気を見極めて撮影することが大切。とはいえ、初心者にはなかなか難しいでしょう。
初心者の方でも失敗せずにワンちゃんを可愛らしく撮れるのが、曇りや雲の多い晴れの日です。曇りや雲の多い日は、光が弱いので、優しく柔らかな印象の写真が撮れます。また、お花畑での撮影にもおすすめです。明るい色の花も白飛びせず、ワンちゃんも綺麗に撮れますよ。
7.逆光(太陽が犬の後ろにある状態)で撮る

逆光とは、太陽光が犬の背後から当たっている状態のこと。逆光の場合は撮影者が太陽と向かい合います。逆光は柔らかい雰囲気で撮影できるのが魅力です。背景はキラキラと輝き、犬にはエッジライト(犬の毛や体に現れる光のふちのこと)ができるので、初心者の方でも簡単に感動的な写真が撮れます。

そんな良いことづくしの逆光撮影ですが、犬の顔に影ができてしまうのが唯一のデメリットです。顔が暗く写ってしまうので、撮影する際は、犬の顔が明るくなるまで露出をプラスに補正しましょう。
8.背景や手前にあるものをボカす

背景をしっかりボカしましょう。背景をボカすことで、犬の存在が主張できるとともに、柔らかい雰囲気が演出できます。背景をボカすには「F値の小さいレンズを使用する」「カメラと犬の距離を近づける」「犬と背景を遠ざける」などの方法があります。これらの方法を活用すると玉ボケと呼ばれる円形のボケもでき、キラキラした華やかな写真になりますよ。

また、手前にあるものをボカして前ボケをプラスするのも良いでしょう。写真〇の部分が前ボケです。白いカモミールがモヤーっとボケていますね。前ボケを入れると、柔らかい雰囲気がさらに追加され、ドリーミーでより可愛い写真が撮れます。前ボケを入れる場合は、前ボケさせたい被写体に、レンズをぐっと近づけるのがポイントです。中途半端に近づけると犬より前ボケが目立ってしまうこともあるので、注意しましょう。
ボケが上手く使えると写真のレベルがいっきにアップするので、ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ

今回は、ワンちゃんをより可愛らしく撮影するためのテクニックをご紹介しました。これらのテクニックを使って撮影すると、今までより格段に可愛い愛犬の写真が簡単に撮れるはずです。また、可愛く撮れると、撮影も今よりずっと楽しくなるはず。かけがえのない愛犬との大切な日々、より良い写真を撮っていきましょう。
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